実施日2023年5月28日(日)
参加者 H川(CL.報告)、K原(SL)、M内(県連)、M田、T中h、、Y村、Y岡、F井(記録)、Y田
9名参加
コースタイム ( 天気 曇り )
集合 土山支所8:00 武平峠駐車地8:40
武平峠 8:52⇒沢谷峠9:43⇒沢谷ノ頭 10:07⇒三人山 10:47⇒東雨乞岳 11:36⇒雨乞岳 11:48⇒
東雨乞岳 13:05⇒沢谷峠 14:55⇒茨谷登山口 15:25⇒ 武平峠15:44 16:10武平峠(周辺でのゴミ拾い)
時間 : 6:51 距離 : 7.9㎞
ゴミ計量 可燃3.4kg 不燃 カン 1.0kg びん 3.0kg ペットボトル 0.4kg その他0.65kg 合計 8.45kg
感想
翌日の天気は雨との予報が出ている中。雨にも合わず無事、雨乞岳を登頂できたこと誠に嬉しく思います。
さて、今回の目的は清掃登山ということで山域を美しくするため9名の精鋭で挑みました。
ビニール、ペットボトル、缶、瓶、携帯電話とバッテリー等多彩なごみを収穫できました。
時には、清掃登山という目的を忘れ、わが身の安全を気にしながらの山行となりましたが
皆様の少しでも綺麗にするぞという熱意にほだされ、私も少なからず目的を達成できたのかなと思っております。F井
数日前までは晴れ、前日には曇りという予報の中現地に近づくにつれうっすら黒い雲が山頂付近に見え、どうなるのかと心配しながらスタートした清掃登山。
登るにつれだんだん良くなる空模様に少し安心しながら順調に山頂へ。途中のゴミはほとんど無し。
お昼を済ませみんなお揃いのTシャツを着て集合写真を撮る。とてもかっこよかった(^O^)
そしてメインのゴミ拾いを行うが、さすが人気の山だけあってあっという間にゴミ袋がいっぱいに。
周りの登山者の方々に色々声をかけていただきました。ゴミもそこそこ集まったが、1番の収穫はみなさんの無事な下山です。登山の目標は山頂であったり景色であったり花々であったり皆さんそれぞれですが一番大事な目標は安全登山です。 奇跡的に蛭は一匹も出会いませんでした。 H川
・気付いたこと
登山道ではほとんどゴミはなく目立つのは印のテープでした。山頂付近はいろんな種類のゴミが多くありました。道標や登山道整備についてはわかりやすくしっかりしていました。
・自然保護に関して取り組んだこと
必要以上にゴミを追いかけず登山道以外には出来るだけ立ち入らず自然を壊さぬよう注意した。
実施日 2023年5月27日(土) 快晴
集合 草津駅西口7時 多賀町役場8:00 ゴミ袋受け取り 高室山登山口へ
コース
佐目自然公園・高室山登山口8:35 ⇒p420 9:00 ⇒ p543 9:40 ⇒ 林道出合 10:00
⇒10:40高室山11:20 ⇒ 林道出合 ⇒南後谷降下地点 12:50 ⇒ 登山口 14:00
ゴミ計量 可燃1.5kg 不燃1.2kg カン 1.0kg びん 2.0kgペットボトル 0.2kg
合計 5.4kg
参加者 5名 (一般2名含む)
報告
快晴に恵まれ、涼しいくらいで、静かな山を楽しみながら、清掃登山が出来ました。
高室山山頂では、360度の展望を楽しむことが出来ました。
登山道で、ごみ拾うことはほとんどなかったです。
登山道整備も行き届いき、地元の人に親しまれている山なのでしょう。
林道分岐から林道工事の現場辺りに、作業ゴミ、作業者のゴミが目立ちました。
登山者のマナーは、確実に良くなっています。清掃登山は、ゴミを拾うことが目的で
はなく、登山者は、緑の番人として、自然に目を向ける大切さを知ってもらう役目があ
ると思います。 (M)
【日 時】2023年5月23日(火)~24日(水)
【参加者】T本 他1名
【コースタイム】
(23日)
石徹白登山口(11:50)・・・雨宿りの岩屋(13:45)・・・神鳩ノ宮避難小屋(14:20)小屋泊
(24日)
神鳩ノ宮避難小屋(05:00)・・・銚子ヶ峰(06:10)[休憩 5分]・・・一ノ峰(07:30)[休憩10分]・・・二ノ峰(08:20)・・・三ノ峰避難小屋(09:30)・・・三ノ峰(09:45)[休憩5分]・・・三ノ峰避難小屋(10:00)[10分休憩]・・・二ノ峰(11:15)・・・一ノ峰(11:45)・・・銚子ヶ峰(12:50)[休憩20分]・・・神鳩ノ宮避難小屋(13:50)[休憩10分)・・・石徹白登山口(15:30)
【報 告】
5月も後半になって暖かい日も多くなってきたので、新緑と花を楽しもうと美濃禅定道の石徹白道で三ノ峰の往復山行に出かけた。
石徹白登山口の駐車場に11時半ごろ着いて準備をして出発。大杉までの急登の階段を登り、樹齢1800年の石徹白大杉の大きさに驚く。さらに足を進めるが、朝まで降っていた雨で登山道は滑りやすい。しばらく行くと尾根道に乗る。新緑の気持ちよいブナ林を抜けていくと急登の「おたけり坂」ここで息が上がる。この坂の終点に「雨宿りの岩屋」があるが、雨宿りできるほどの大きさではなかった。
さらに登山道を進んでいくと、まもなく「神鳩の宮避難小屋」に到着。出発から2時間ほどだが、この日はここに泊まる。他の登山者は誰も居ないので、貸切りで使わせてもらう。まだ新しいきれいな小屋、トイレは携帯トイレ専用でセットが置かれている。小屋の前から東側の斜面を10分ほど下ると水場がある。夕方から寄せ鍋でビールなどを飲み、午後7時頃には就寝。寒気が南下してきているとのことで、ダウンを着込んでシュラフに潜るが途中で暑くなってダウンを脱ぐ。
二日目は4時起床、夕べの鍋にラーメンとアルファ米を放り込んで朝食。シュラフなどをデポして5時に出発。これから登る母御石に朝日が当たりすがすがしい。登山道もほどよく整備されていて気持ちよく歩くことができた。一時間ほどで銚子ヶ峰のピーク。方位盤を見ながら山座同定、遠くに伊吹山も見える。東に御嶽山も見えるが少し雲がかかってアルプスははっきり見えない。そこからピークを3つほど越えて一の峰、さらに下って登るとピークを巻いて二ノ峰を通過、また下って三ノ峰に登り始める。途中いくつか小雪渓を横切るが、三ノ峰の山頂下で大きな雪渓を渡らねばならない。日が高くなってきて雪が緩み始めたので、キックステップで慎重に登る。上の登山道に出るために少々の藪こぎをするなど、予想外に時間がかかってしまった。アイゼンを持って来るべきだったと反省。さらに上の雪原を登って、三ノ峰避難小屋に到着、山頂へ向かう。10分ほどで三ノ峰の山頂、いよいよ白山も全体が見え、ゼブラ状に雪をいただいた目の前の別山が堂々と大きく見える。アルプスの方面は依然として雲に隠れていたが、御嶽山や中央アルプス、恵那山や能郷白山方面、荒島岳や経が岳など奥美濃、越前の山々をきれいに見渡すことができた。
山頂を下って三ノ峰小屋の前でコーヒータイム。雪渓を下るのにまた藪こぎとトラバースで時間がかかった。二ノ峰、一ノ峰、銚子ヶ峰の登り返しがなかなかきつい。しかし、登山道にはショウジョウバカマやミネザクラ・シナノキンバイ(名前の分からない花も多数)などたくさんの花に癒やされた。
銚子ヶ峰でようやく昼食休憩。その後は下り基調の登山道を快適に歩いて神鳩避難小屋に戻り、デポしていた荷物をまとめて下山する。
今回の山行で出会ったのは、石徹白大杉を見に来た二人連れ、三ノ峰の雪渓を登るときに追い越されたソロの女性(どうやら別山まで行った様子。下りにも神鳩小屋の下で追い越された-速い!)、下りに神鳩小屋で会った二人連れの三組だけだった。
夏を目前に控えた美濃禅定道・石徹白道登山はブナの林や笹の稜線、奇岩など変化に富んだ登山道と数多くの花々が楽しい山行だった。
【日 時】2023年5月17日~18日
【参加者】K西、K原、Nま、Y口、M田
【コースタイム】
◆17日 6:40JR大津京=9:15中山寺登山口―10:50青葉山(東峰)―11:30西峰―13:30
松尾寺―15:15中山寺登山口着
◆18日 7:40ホテル出発=8:20白髭神社登山口―8:55真奥大滝―9:40由良ヶ岳東峰―
10:35西峰―12:00白髭神社登山口着
【報告】
(17日)草川啓三さんの著書「海をながめる山歩き」に「ツインピークの麗峰」「関西の山で自信をもって推薦するのが若狭の青葉山」と紹介される青葉山と
由良ヶ岳に向かいます。
現地に近づくと車窓から若狭富士と呼ばれる秀麗な青葉山の姿が眺められます。
雲一つない青空のもと中山寺登山口から周回コースの登山開始です。標高は670mあまりなので軽く考えていましたが、途中急登あり、鎖やロープ・梯子の岩登り
ありで、なかなか登りごたえのあるコースでした。見事なブナ林が続き、まさに染まるような新緑の中、双耳峰の東峰から西峰へたどり着くと突然の絶景。
直下に青い海や半島が広がり、素晴らしい眺めに思わず歓声が上がります。周りにはフジやウツギやホウの花など春の花々が咲き乱れていて何とも贅沢な山頂
でした。
誰一人出会うことなく麓の歴史ある松尾寺に降ります。ここから巡礼古道コースを行きますが、途中道がなくなっていたり、獣害対策のネットを何度もくぐり抜けた
りで、やっと元の登山口にたどり着きました。
(18日)
二日目は丹後富士と呼ばれる由良ヶ岳です。白髭神社の登山口からの周回コースで、谷沿いを登っていくと見事な真奥大滝が現れます。この先は急登が続き、
登り詰め たところが由良ヶ岳の東峰です。360度の展望が開け、眼下には由良川の広い河口と青い海、そして河口にかかる京都丹後鉄道の長い橋梁が眺められます。
ちょうど1両だけの列車が通り、ガタゴトと、のどかな通過音を聞き取ることができました。
東峰から西峰までの稜線歩きが何とも心地よいものでした。木々の間から海を眺め、体の中まで染まりそうな青葉と吹き抜ける風、咲き乱れる花々を思う存分に堪能
した稜線歩きでした。西峰からも海の展望が広がり、目の前の栗田半島の先の方には天橋立も見ることができました。
2日間、気持ちのいい五月晴れの中、海を眺める2山を堪能しました。この山行を計画してくださったKさんに感謝です。
下山後は「舞鶴港とれとれセンター」で海鮮丼を美味しく頂きました。
2023年5月5日(金)晴れ
【メンバー】T田(L)、Nま、N西(感想)
【コースタイム】
8:00JR膳所駅―8:55鳴滝不動尊―10:11パノラマ台―10:30音羽山11:15-池の里公園―12:40JR膳所駅
予報が変わり今日もいいお天気だ。そんな日は家にいるのはもったいない。鳴滝不動尊からのルーファイを誘ってもらった。以前、気になっていたコースだ。鳴滝不動尊までの道は新緑と藤がきれいだ。鳴滝不動尊前の川を渡り、龍白大権現と刻まれた岩の前を歩き進み、右手側から取り付ける場所を探す。獣道があり、そこから登れそうだ。斜面に落ちているのは杉の枯れ葉なので滑ることはない。急登というほどでもないので登りやすい。
200m程登ると鞍部がある。新緑の樹々の間から陽が射し込み、明るくて気持ちがいい。近い間隔で新しいピンクテープがついている。このルートにテープをつける必要があるのか。ルーファイにはテープはない方がいいが、いいルートなのでテープがあると一人でも登れそうだ。ただ、これからは草木が生い茂り歩きにくくなりそうだ。途中、幹がめくれている木が目につく。虫にやられたのか、枯れているのか。ただ、幹が剥がれた内側はきれいな横筋模様になっている。成長の過程でできたのか、人工的な作用でそうなったのか気になる。若干のアップダウンのあと、ピーク546に出て一般ルートに合流する。地図上でカーブしている箇所を、実際の地形で見逃さないようにしなければならない。一人だと確実に見逃してしまうだろう。そして私は迷うのだ。
登山道に合流し牛尾山を通過して10:30に音羽山山頂に着くと、10名程度の登山者がいた。晴れているが空は若干霞んでいるため白山は見えなかった。暑くもなく寒くもなく心地よい。たっぷり休憩し鶴の里方面に下山する。途中にあったコシアブラの葉は食べ頃を過ぎて大きくなっていた。高い位置にある葉をどうやって取ろうかと、男性はコシアブラ談議をされていた。今朝、鳴滝不動尊に向かう時に見えた関電の巡視路が気になったので、そこから下山してもらうことにした。鉄塔から鶴の里方面に向かう最短ルートのようだ。階段があるが、枯れ葉に覆われているので滑らないように注意する。周りに木がないのでこれからの季節は暑くなるとのこと。遠目でも白い大きな花が見える。朴の花だ。葉っぱも大きいがお花もとても立派だ。夏の訪れを象徴する花のようだ。
池の里公園に着いた。いいお天気なのに公園には誰もいないので勿体ないような気がする。今日も音羽山を楽しませていただいた。ありがとうございました。
日時:2023年5月3日~4日
場所:北アルプス、常念岳
参加者:T中(CL・車)、Y元(SL)、M野、N堀(会計)、S藤(記録)
行程:
5月3日
一の沢駐車場(標高1,329m)10:50―大滝ベンチ12:50―笠原沢13:50―胸突き八丁―常念乗越(標高2,460m)―常念小屋16:30(小屋泊2名、テント場3名)
5月4日
常念小屋7:00―8:00 常念岳8:30―常念小屋9:30ー下山開始10:35―一の沢登山口13:59―一の沢駐車場14:15
累積標高差:約1,530m
日本列島は高気圧に覆われ、GW 真っ只中の3日4日は晴天に恵まれた。
この度の常念岳山行は夏道&雪道を歩いた。核心は沢の渡渉と小屋直下の夏道とは違う残雪時の直登ルートの、登り下りだった。ここは10 本爪(12 本爪)アイゼン無しには歩けない。
一の沢駐車場(標高1,323m)から「熊出没」と大きく書かれた看板がある常念岳登山道入口を通り、王滝を過ぎ烏帽子沢沿いのなだらかな登山道を行く。標高1,700mあたりから登山道に残雪が見え始めた。笠原沢を過ぎ、どんどん高度を上げて行く。そして胸突き八丁の少し下からアイゼン装着。アイゼンをつけて渡渉する場面もあり、次第に難易度が上がって行く。残雪を上がっていき、標高2,100mも過ぎたころ、より急勾配となる。あと300m、あと200m、…150mと、SLの励ましの声を支えにして登っていった。そして急斜面を登り切って、常念乗越到着。すると槍ケ岳をバックにした常念小屋が目に飛び込んできた。素晴らしい展望!!「あぁ、やっと、ついに…。雪渓きつかったー!」
槍ケ岳を背後にして建つ創業1917年の常念小屋は、堂々とした風格。玄関周りにはまるで『かまくら』の入口みたいな雪が残っていた。テント場は小屋の横手にあり、50 張が張れるそうだ。すでに張ってある数々のテントの色が綺麗だ。
小屋の北側の横通岳もまた美しい。そして小屋をはさんで南側に迫っている山こそが常念岳かと思いきや、そうではなく、常念岳はその山のまだ奥にあるという。
そして山小屋組とテント組はここでお別れ。ではまた明日、よろしくお願いします。
常念小屋の夕食はメインがハンバーグ、野菜たっぷり、みそ汁ご飯お代わり自由でとても美味しかった。(朝食も焼き鮭、卵焼き、ウインナー、高菜の炒め物etc)スタッフは親切丁寧。お部屋は3人(大阪からの山ガール1 名と私達2名)で半身分のシールドが布団ごとに設置してあった。寝具は敷布団の上にシーツが挟んである封筒型シュラフ、その上に厚毛布を乗せる。枕は使い捨てカバー付き、暖かく快適だった。
翌日はいよいよ常念岳へ。山頂までと15分くらいの所で、残雪が多くなったのでアイゼンを装着する。山頂は岩がごろごろ積みあがったような感じ。(確かに常念岳の山容は三角推だ。)そしてついに山頂に立つ。
風もなく雲一つない360度の展望。素晴らしすぎるパノラマビュー!!近くには槍穂、蝶が岳、八ヶ岳、遠くには富士山(距離は140キロ離れているという)も結構はっきり見え、南アルプス、奥穂高岳、槍ケ岳、大天井、燕岳、立山も…。あまりの視界の良さに30 分ほどゆっくり滞在する。1時間ほどで常念小屋へ下りる。
10時35分、いよいよ下山開始。再びの残雪の急降下に取り掛かる。残雪を登ってくる人の表情にはしんどすぎて悲壮感が漂っている‥。昨日の自分がだぶる…。そして昨日よりさらに怖い残雪下りを体験することに。なんとか無事に渡渉を終え、14:15 頃一の沢駐車場に帰着する。(S藤記、T中修正)
<一口感想>
【S藤】 常念岳の展望は、素晴らしく、また楽しい仲間に恵まれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
けれど私は、アイゼンを逆につけるという基本的な間違いをしていて、残雪を下るときに2m滑落し、先行のN堀さんにぶつかり、転倒させてしまったのです。N堀さんの前を行くT中CLがストップして 下さり、事なきを得ましたがー。
注意力、集中力、体力、自分の未熟さを思い知りました。もう本当に反省しかありません。
【N堀】 常念岳を登るのは初めてで、しかも残雪期の北アルプスへの山行はどのようなものになるかあまり想像がつかなかった。一ノ沢登山口からしばらくは緩やかな登りで非常に快適。何度か渡 渉があり、急な流れと水しぶきがアルプスの春の到来を感じさせた。雪渓はお借りした10本爪のアイゼンで登ったが、前爪で雪に蹴り入れるようにして進んだ。常念小屋に到達すると北アルプスの 山々は絶景でその場にいるのが不思議なほどであった。
2日目は前日の疲れがあったのか思うように体が前に進まず途中から荷物を置き去りにし、頂上をめざした。山頂は美しく晴れ渡った青い空に白と黒のコントラストがまさに絵画のよう。下りはストックをやや前方につくよう教えて頂き、滑らないよう踏みしめて下りた。残雪時の歩行や荷物の調整など学びの多い山行であった。皆さま、ありがとうございました。
【Y元】 雲一つない、風もないとってもいい天気でした。
山頂からは360度の絶景を眺められました。
残雪のシャバシャバの雪で急な斜面の登り降りがちょっと怖かったですがいい経験になりました。
【M野】 移動中の車から見上げた2857Mの白い頂に立てた事、そして頂上から積雪の山々のパノラマを目の当たりに出来た事は大きな感動でした。
頂上へアタックした際は空荷でしたが、ストックもアイゼンも無しでスタスタと歩く田中さんに驚き、下山時の雪渓では意外と急斜面で距離も長かったことに驚きました。ザックが重く、皆から遅れ気味のペースだったので、もっと体力を強化しないと次回は来れないなと思いましたが、雪山歩きが存分に楽しめた快晴の2日間でした。
【T中】 5月6~7日の天候が悪かったので急遽3~4日に変更。参加出来なかった方。ごめんなさい。
連休初日、滋賀を出たのが少し遅く中央道で渋滞に巻き込まれ、予想より1時間遅れて一ノ沢駐車場を11:00出発。登山口で、遅い出発を注意された。
残雪は中々現れず、沢を渡ったところから雪が現れアイゼンを付けた。胸突き八丁から夏道ではなく残雪の谷筋の直登ルートをストックとアイゼンで慎重に登る。途中、安全な場所で休憩後、後少しでバテそうなころ稜線が見えて斜度が緩やかになり稜線に到着。槍ヶ岳が目に飛び込んできた。小屋で受け付け後、テントで一杯だったが、残ったスペースを整地してテントを張る。
翌朝、快晴にも関わらずゆっくりお湯を沸かしている間に陽が昇ってしまった。M野さんの御来光の写真を見て改めて後悔。
朝食後、常念山頂へ。山頂は快晴無風。槍穂高の残雪をまとった景色をいつまでも飽きずに見ていた。
2023年5月3日(水・祝)N西、他1名
【コースタイム】
己高庵駐車場07:50
8:00登山口―08:35己高山登山口―仏供谷登山口―09:15六地蔵―仏供谷分岐―展望台ー10:00鶏足寺跡―10:25己高山10:45―11:45高尾寺分岐―12:20飯福寺登山口
紅葉で有名な鶏足寺は新緑も最高にきれいだった。紅葉の時期には満車になる駐車場も、今日は1台の車もなかった。山に入る前から、青空と澄んだ空気と新緑が目の前に広がり、きれいな景色に感動した。山に入るとわかりやすい案内板と、見どころが書かれた表示があり、整備していただいてることが伝わってきた。勢いよく流れる川には何やら希少生物が生息しているとの案内があった。イラストを見ると、ナマズかオオサンショウウオのような感じする。オオサンショウウオと言えば天然記念物ではないか。そんな貴重な生物がこの川に生息しているのかと不思議に思いながら歩いていく。
分岐の案内板を確認したのに、石田三成が身を潜めていた場所がよほど気になったのか、なぜかオトチの岩窟方面に向かってしまった。少し歩いて違うことに気づき引き返した。次回訪れてみたい。己高山登山口からは緩やかに登っていく。新緑が美しすぎて何度も感動する。すぐにこの山のファンになり、できることならこの山を買いたいくらいの気持ちになった。今までに登った里山で一番好きな山かもしれないと思うくらい雰囲気がいい。途中の展望スポットからはキラキラ輝く琵琶湖と山本山、竹生島が見える。風が心地よくとても気持ちがいい。
暫く歩くと、何ともありがたい六地蔵様がおられる。風化で表面はなめらかだ。穏やかなお顔に癒される。馬止め岩は表示があったのでわかったが、牛止め岩は気づかずに通過してしまったようだ。馬と牛が登れるのはここまでという意味の岩とのこと。鶏足寺跡に入ると雰囲気が一変し、それまでとは違う空気感で、一帯からはエネルギーが感じられた。特に御神木からのパワーが素晴らしかった。石庭跡を思わせる石の近くには、可愛いクリンソウが咲いていた。鶏足寺なだけに大きな声で鳴いているのは鶏?にわとりなんているはずがなく、鳴き声の正体はアズマヒキガエルだった。鶏足寺跡には水が流れており、そこに生息しているようだ。
鶏足寺跡から30分程度で山頂に着いた。山頂にはしめ縄がかかった御神岩があり、お米と水がお供えされていた。射し込む陽ざしが明るくてとても気持ちがいい。山頂までの登山道は整備されて、一定間隔にピンクテープもあるのでわかりやすい。
少し休憩し鶏足寺方面に下山する。登山道は枯れ葉の絨毯で、あまり歩かれていないようで土も柔らかい。分岐箇所には必ず表示があるのでありがたい。ただ、“飯福寺方面”と書いてあるが、飯福寺が鶏足寺のことだと理解できたのは下山してからだった(^^;)下山はずっと緩やかな下り坂が続く。登山道の枯れ葉からごそごそ音がするのはヘビだろう。冬眠から覚めたヘビが日向ぼっこしているのだろう。
飯福寺登山口でO山氏に会った。己高山を管理・整備されている方とのこと。案内板、ピンクテープ、ロープの取りつけ、倒木の整備、クリンソウのお世話までしてくださっている。遭難の連絡を受けた時は、暗い中でも捜索活動をしてくださっているとのこと。本当にありがたい。黄金の仏像を発見された時のことなど、貴重な話も聞かせていただいた。すっかりこの山のファンになった私は、O山氏にその気持ちを伝えれることができてよかった。そして、なんとO山氏はオオサンショウウオを守る会の方でもあった。この川に生息しているのは、ナマズではなく天然記念物のオオサンショウウオのようだ。湖北の素晴らしい山を守っていただいている方々に感謝します。安全に楽しく登山ができるのは、このように山を守ってくださっている方々のお陰です。山の神様がめぐり合わせてくれたのだと思います。ありがとうございました。
★鶏足寺の名前の由来
延暦寺を開いた伝教大師最澄が、あるとき、行基菩薩の聖跡を慕って、このあたりまで来られたおり、不思議な鳥の声とその足あとに導かれて進むうち、すっかり朽ち果てていたお寺の跡に十一面観音のお像を見つけられたことが、鶏足寺の名の由来らしいですよ。
【日 時】2023年(令和5年)5月2日(火) 【天気】晴れ、風やや強し
【参加者】Y森(CL記録) K川 S井 Y村の4人
【データ】距離9,2K 累積標高差1,080m 行動時間6時間30分
【コースタイム】
7:30イン谷バス停P(253m)発→8:13ノタノホリ(441m) →10:12堂満岳山頂(1,057m)10:20→11:05金糞
峠(879m) →11:44前山山頂(999m) →11:50北比良峠(970m)昼食12:20→13:05カモシカ台
(689m)13:10→13:48大山口(402m) →14:00イン谷P着
【内容】
~シャクナゲ満載の堂満岳、ピンクが青空に映える ~
4月下旬、いろんな方のHPを見ていると今年の堂満岳のシャクナゲは、割と良さそうに思えました。先日、石川県の富士写ケ岳のシャクナゲを見てきたばかりです
が、やっぱり地元滋賀県のシャクナゲも見ておきたくて今回も急でしたが、5月2日(火)に見に行くことにしました。K原さんも単独で行かれるようなので心強いです。
天気予報で、この日にした甲斐があり、天気ばっちり良い天気です。でも少し風がありそうですが、気温は低め湿度も低めです。まずは駐車場より少し下ります。
小さな川を渡って別荘の中を抜けて山に取り付きました。急斜面をどんどん登り、ノタノホリでは、モリアオガエルの卵を探しましたが、
さすがにまだ、早いらしく何もありませんでした。登るにつれ、ヤマツツジ,スミレ,イワカガミ,イワウチワ,シロヤシオ等が、咲いていて、標高830mを超えると
シャクナゲの花が出てきました。少し遅いかと思いましたがこの先、蕾のシャクナゲや濃いピンクのシャクナゲが出てきて、まだまだ楽しめそうでした。
富士写ケ岳でもそうでしたが今年は咲いている期間が長そうです。山頂まで綺麗なシャクナゲが続き、でも堂満山頂は日当たり良いのかピークは過ぎていました。
休憩後、周回します。金糞峠までは、両側にシャクナゲが咲き、十分楽しめます。金糞峠で休憩したものの、風が強くて寒いので、早々に出発。ここから北比良峠
まで咲いているシャクナゲには、いっぱい花がついているものもあれば、花芽がない木も多く当り年とは言えない状況でした。でも道の両側にいつまでも咲いていて
綺麗でした。さて前山に着くと、ここにあった建物は撤去され、その跡に松の幼木が植えられ、ネット保護されている姿が強風で揺れ、まるでチンアナゴのようで
大笑いでした。
北比良峠について昼食にしましたが、風が強くて、カップラーメンも転覆。我慢の昼食タイムでした。あとは北比良峠からダケ道を通り下山し、イン谷口PからK原
さんの車に乗せて頂きイン谷バス停Pに到着。若干短縮できました。ありがとうございました。今年の堂満岳のシャクナゲは、ここ数年では良い方だと思います。
見納めのシャクナゲ鑑賞山行でした。満足です。 (記 Y森)
2023年5月1日(月) Y岡、K口
【コースタイム】
8:05 JR甲南山手駅-8:20渦森橋バス停-8:45石切道登山口-9:10西滝ヶ谷方面分岐-11:10水晶大滝-11:40極楽渓分岐-12:05六甲ガーデンテラス(昼食)-12:55西おたふく山-13:35住吉道分岐-14:10雨ヶ峠-14:50風吹岩-15:15ゲートロック(クライミング練習)-17:20 JR芦屋駅
多々ある六甲山の登山コースにも破線ルートがあったので行ってみたいと思い、クライミングの練習も兼ねて好晴の六甲へ足を運んだ。
基本、沢沿いを進むルートなので、水量と地盤のぬかるみが気になっていた。序盤は意外と歩きやすくて鼻歌が自然と出てきた。沢を歩くと靴に水が入ってきたが、別にもうどうでもよくなった。棘がある藪を通る時に木に掴まろうとしたら、木が根こそぎ倒れてきて、私も木と一緒に後ろに倒れたが、棘の藪クッションに救われた。・・・が、棘がまんべんなく背中を襲い、さながら昭和の罰ゲームのようだった。足元が滑り易い急なトラバースだったり急峻なロープ場、何回堰堤を巻いたか忘れたほど。 7、8メートルはある水晶大滝横を直登、とてもおもしろかった。
昼食後は、地獄谷の取り付き近くにあるゲートロックにてクライミングの練習。K口さんに丁寧に指導を受けるも、不器用さと恐怖心で時間ばかりが過ぎていき、結局は登り1回、懸垂下降1回で終了。初めての懸垂下降はミリ単位で降りているかのような『牛下降』でした。
撤収時にちょうど雨が降り出し、逃げるように六甲山を後にした。
【日 時】2023年5月1日(月) 【天気】晴れのち曇り
【参加者】T本、I野
【コースタイム】
宝慶寺いこいの森(08:00)・・・名松新道登山口(08:25)・・・仁王の松(09:00)[5分休憩]・・・前山(09:40)[10分休憩]・・・銀杏峯(10:50)[30分休憩]・・・前山(12:00)[10分休憩]・・・仁王の松(12:35)[5分休憩]・・・名松新道登山口(13:00)・・・宝慶寺いこいの森(13:15)
【日 時】2023年5月1日(月) 【天気】晴れのち曇り
【参加者】T本、I野
【コースタイム】
宝慶寺いこいの森(08:00)・・・名松新道登山口(08:25)・・・仁王の松(09:00)[5分休憩]・・・前山(09:40)[10分休憩]・・・銀杏峯(10:50)[30分休憩]・・・前山(12:00)[10分休憩]・・・仁王の松(12:35)[5分休憩]・・・名松新道登山口(13:00)・・・宝慶寺いこいの森(13:15)
【報 告】
新緑の映える季節、越美山地の銀杏峯に登った。宝慶寺いこいの森登山口の駐車場へ車を停める。いこいの森は閉鎖中でトイレも使えない。登山口からの急登を登り始めてしばらくすると林道に出て、すぐに名松新道登山口。そこから5分も登ると黒いホースから水が噴き出している「水場」。おいしい水にのどを潤してから登山道をさらに進む。登山道はきれいに整備されていて登りやすい。水場から30分ほど登ると名松新道由来の「見返りの松」続いて「仁王の松」にたどり着く。太くて立派な松が雪の重さによってか、大きな枝が折れているのが痛々しい。
新緑のブナ林を抜けて行くと前山に到着。振り返って北東の方を見ると白山とその周辺の山々、近くに荒島岳も望むことができる。
前山を少し下り、山頂方面をめざす。登山道にはカタクリの花やショウジョウバカマ、キクザキイチゲなどの花が目を楽しませてくれる。高度を上げると数カ所に雪が残っていて、ぬかるんでいるところもあったが、問題なく通過できた。
出発から3時間弱で銀杏峯山頂に到着。お地蔵さんの祠があり、山行の無事を祈願。山頂からは南の方の能郷白山・冠山方面(山座同定はできなかったが)や西隣の部子山、東の荒島岳、雪をかぶった白山など360度のパノラマ。ここで昼食をとって眺めを楽しんだ。
午後から天気が崩れる予報の中、往路を下山し13時過ぎに登山口に着いた。下山後は大野市の「あっ宝んど」で入浴して帰路に就いた。2時過ぎから麓でも雨がぱらつく天気になり、早々の下山で正解だった。