今年は、福井県側の道路が地元民の都合で通行止め。岐阜側から入った。
登山口の駐車場までの道路はかなり狭いが舗装されていて、所々の陥没に注意しながら運転し登山口に到着。
見渡す限りは紅葉の真っ盛り。気温は低いので震えながらストックの使い方をレクチャー。(せっかくのストックを杖代わりではもったいない。ザックに入れておいてはただの重りです。)
紅葉を見上げながら谷筋の道をゆっくり登る。2つ目の滝が見えるころ、道は傾斜を増し、足元の岩場に注意しながら、時には設置されているロープを補助に登る。
夜叉が壁が正面にドーンと。上部の紅葉は終わりかけていた。
夜叉ヶ池から三周ヶ岳への道はハッキリしているが、ブッシュが遮り三周ヶ岳手前の小ピークで引き返すことにした。
夜叉ヶ池に戻り、皆、思い思いの写真を撮り、自然保護パトロールの方に10月20日が池の周辺の紅葉が一番だと教えてもらった。
下山は岩場を慎重に下り、紅葉を楽しみながら、写真を撮りながらワイワイ言いながら登山口に着いた。
一口感想
A隅 3年前の今頃登っているが、年によって日々秋模様は変化していく。文化の日、福井県側からの山行は、逝き和田さんの恒例だったが・・。
岐阜県側から登る夜叉が壁は美しく圧巻雄美で、それを黄紅葉の秋色と滝で癒している。厳しい岩山でしたが、リーダーが、ストックの必要性、持ち方、
使い方を丁寧に穏やかに指導されて進んでいる 様子が印象的でした。特に下りは絶対必要だと。皆さん多くを習得されたと思います。
突き抜ける青空に、感動の声が響き渡っていました。素晴らしい、夜叉が岳のアルバムが出来上がりました。優しく心遣いをしてくれた仲間たちに感謝します。
N堀 顔が反射で黄色に染まるほどの紅葉の世界に浸れて幸せでした。穏やかな落ち葉の山道のあとは、岩場あり、笹漕ぎありで楽しめ、夜叉ケ池に着いたときは
ひんやりした風が吹き、伝説に想いを馳せました。ストックの使い方も指導していただき、とても有意義な山行となりました。ありがとうございました。
Hま 紅葉の夜叉が池に誘って頂きました、絶好のお天気でうきうきして出発です。ストックワークのレクチャーをして頂けるという事で、事前にビデオでチェック
しました。握り方からして間違っている、力を入れるところが違う、等々少し後ろだったので、T中さんのストックの位置が見えにくかったのですが、いろいろ考
えながら歩いていると、自分のぎくしゃくした動きが可笑しくなってきました。(早く自然に使えるようになれば良いのにな~)
景色は最高でした、グラデーションした葉がとても美しい、山肌も少し北アルプスに行った様な 感じがして楽しかった。藪歩きはこれで十分堪能です、何か違う
ところの体力を使った感じがしました。名残惜しく山を下ってきました、変化のある山歩きでした。皆の笑顔で一日が終わりました。
T田 『好天に恵まれた日曜日、紅葉登山を楽しみに車中では遠足気分で話が盛り上がる。途中トイレ休憩で立ち寄った横山岳登山口で外人にどこ行くの?と聞かれ、
夜叉ヶ池行きます、という と、(あーー三周ヶ岳!あそこめっちゃヤブ!めっちゃヤブ!)とすごく強調されました。どんなヤブなんやろ?と、期待しました。
三周ヶ岳手前になると急登が続き、藪が出てきました!外人の言うてたヤブ!一面ヤブ! これかーー!と、思いながらかきわけて歩きます。
私の身長くらいあるヤブもあり顔面こすりながら、後ろの人も見えない、前のリーダーも見失うほどのヤブ! 思わず〇〇さーーん!って、声で進行方向を確認した
くらいでした。もう笑うしかない! この40分ほどで、だいぶ体力を使い切りました。かきわけても跳ね返りのやぶをさらにかき分けて進む ので歩いてもなかなか進
まない感じでした。山頂近くは360度の紅葉黄葉のグラデーション。写真撮ったりキレイやん、キレイやん!って何回も同じ ことを言いながら歩いていきます。
幽玄の滝を見てマイナスイオンを浴びて、鎖あり、ロープあり、岩場あり、ホントに楽しいお山でした。
リーダーにストックの使い方をレクチャーしてもらい、我流で使ってたのが間違ってるのに気づいて次の 日は肩が凝ってました。登りでもストックを使った方がいいこ
とも教えてくださりました。夜叉ヶ池ではガイドの人に池にまつわる伝説やゲンゴロウの話を聞きました。神秘的な池で青空が 水面に映るくらいの透明度!目に焼き付 けてみんなでゆっくりゆっくり下山しました。 アットホームな感じでホントに楽しかったです。
Mり 青空と紅葉と新鮮な空気を身体いっぱいに吸い込みながら参加できました。
講習会では、お借りしたストックを利用させて頂き、田中さんから足の運びとストックの出し方を教わり、初めは使い慣れず、持っているだけでしたが、途中、平地に
なった辺で使ってみると、ぎこちなく、足、ストック。を意識しながらの運びでしたが、間もなく慣れもあり自然とリズムに乗りストック利用できて登山ができま
した。ただ、急な上り下りは片手でストックを持ち斜面に這いつくばりながらの利用でした。これで○なのか?でした。ご指導お願いします。
登山には、ストックが必要なものなのかと意識した講習会でした。下りは、秋の紅葉と青空を振り返りながらの下山でした。予定とおり無事下山できたことも喜んで
おります。ありがとうございました。