個人山行 浅間山が見える春の黒斑山へ

日にち 2025年年3月30日
メンバー T.田 他一名
コースタイム   
6.00高峰高原ビジターセンター着~6.30車坂峠~8.30槍が鞘~8.50トーミの頭~9.00黒斑山~10.00蛇骨岳~10.40黒斑山
~11.00槍が鞘~11.50高峰高原ビジターセンター

 

 

 

 

 

記録と感想

 

まだ雪の残るこの時期、長野と群馬の県境にあるガトーショコラのような浅間山を見ようと黒斑山へ大津から400キロ、早朝5時に高峰高原ビジターセンター駐車場に到着、この時間は外のトイレは閉まってるのでホテルのトイレを借りる、10本爪のアイゼンを装着するが久しぶりなので時間がかかり笑、出発は6時。気温は➖6°、ヘッドランプはつけなくていい明るさだが薄曇り、風はないが空気は冷たかった、寒がりなのでかなり着込んでからの表コースからスタート、踏み跡があるのでわかりやすいが踏み抜き穴もたくさんあるのでよく見て歩く、新雪はさらさらして太陽に当たるとキラキラ光っていた、徐々に空が明るくなると周りの景色も変わってくる、雪景色が360°見渡せたが今回はご来光は見えなかった、最初の目指すピークは槍が鞘、実は『やりがさや』と読めなかった笑、ここからは浅間山から煙が出てるのがよく見える、焦茶色の山肌に白い雪が粉砂糖のように見えるからガトーショコラだと、うまく表現されたものだと思った、まだ早い時間帯なので山頂には人はいなかった、登山道はまあまあ急登もあるが踏み跡があるので迷わないが踏み抜き穴が本当にたくさんあった、動物の足跡もいくつか見つけた、次のピークは『トーミの頭』2309m、標識があるが岩がゴツゴツしてすぐ崖になっている、とにかくここは風が強く寒くて次のピークの黒斑山山頂へ急ぐ、黒斑山の標識は半分以上雪で埋まっていた、ここまで来るといつのまにか人が増えてた笑、ガトーショコラな浅間山を見ながらガトーショコラではなくチョコのフィナンシェを食べる、ほかの人たちもお菓子を食べていた、そしてここからが正念場、次のピークまでの稜線歩きが私には難関だ。細い尾根歩きは右は切り立った崖、左は踏み抜き穴が多く風を受けると体が揺れるので緊張が続く、稜線を抜けると樹氷の樹林帯へ、ここは真っ白な神秘的な空間。そしてここを抜けるとまたあの同じようなデンジャラスゾーン(泣)、やっと四つめのピークは今年の干支がつく蛇骨岳2366m、ここから見る浅間山はもっと間近に感じた、この先に仙人岳、鋸岳と続くが下山の体力と雪の岩を乗り越える勇気がないからここでピストンして下山、トーミの頭から分岐で中コースからの下山、ここから登ってくる人もいた、下りの凍ったところはアイゼンでも不安なくらいだ、ゆっくり慎重に確かめながら歩く、とにかく雪の浅間山は素晴らしくずっと見ていられる山。煙が出てるってことは山も生きてるんだと思った、もちろん登山はできないが登山道は肉眼でも見えた、このあとは温泉につかり売店で山バッチも購入、あ、今回は足はつらなかった(笑)
今回も天気にも恵まれ遠征日帰り登山は大成功!