個人山行 己高山

 

【日程】2025年2月11日(火)

【参加者】K口(L)、S口、M成、M代(記録)

【山名】 伊吹山系    

【行程】 9:40飯福寺登山口 - 13:00 765m地点 - 15:30 飯福寺登山口(8.2km)

 

 

 

 

 

 【報告と感想】 

 滋賀の最高峰・伊吹山の北西15km程に位置する、山中にも山岳信仰寺院群がかつてあった己高山。神様がいる…神秘的な山へ積雪期に挑むのですが、今回のリーダーの山を選択した理由は、夕刻の某会議に間に合いそうな高速道路出口から程近い山であるからとのことでした。

 草津方面から向かう際、途中で雪が中々に降っている箇所もありましたが、長浜市に入ると晴天の模様。駐車場で雪山装備の準備をし、飯福寺登山口へ。己高山は近隣の名の知れた山程知れ渡っていないため、動物(鹿?)のトレース以外無い中、ラッセルしながら頂上方面を目指しました。

恥ずかしながら、雪山2回目の私はラッセルすることに憧れていましたが、先頭を歩かせてもらい存分に体験することが出来ました。最近入会された方も、メンバーから装備を借りて、リーダーからスノーシュー山行の講習を受けて、各メンバーのスキルアップが図れる山岳会の良さをしみじみ感じました。ちなみにスノーシュー派、ワカン派…色々な角度からの考察が聴けて、大変勉強になりました。

 また、ホイップクリームみたいなふっかふかの雪の中にダイブして人型を作るメンバーを見て、大のおとなが子どもに戻っちゃう瞬間を垣間見られて幸せな気分になれました。

 シュカブラ(風雪紋)は美しく、雪庇の怖さも少し体験しながら、時間は思いのほか早く経っていきました。時計と反対周りでの周回ルートを想定していましたが、標高765mあたりで午後1時となり、日も陰っていたため、温かい昼食を掻き込み下山開始。

 時間制限の中、山頂は踏めなかったですが、最高の雪質の中で貴重な山行が出来ました。帰りは寄り道で、つるやパン(滋賀県が誇るサラダパンのお店)でパンやみそ味ラスク等を調達。ご一緒していただいたメンバーの皆さまに、大感謝!