【日にち】2025年1月18日(土)快晴
【メンバー】T田(L)、Nま、S藤、N西(感想)、他2名
【コースタイム】
7:50蓬莱駅-12:00ホッケ山12:50-15:40蓬莱駅
距離13.1km 標高差1016m
【感想】
雲一つない青空。雪山ハイキング日和だ。蓬莱駅で装備を準備し、ホッケ山雪庇(せっぴ)鑑賞に向けて出発。林道を歩いて登山道に入ると、樹々には昨晩降った雪が積もっている。青空と雪のコントラストがとてもきれいで、この景色だけでテンションが上がる。枯れ葉と枝に注意しながら歩く。標高500mを過ぎたあたりからの約180m程の直登には苦戦した。斜面は枯れ葉で滑りやすく、枯れ木と生きた木を見極めて、それに掴みながら登っていく。このルートは夏場は藪で歩けないとのこと。この時期でも木の枝をかき分けて登っていく所もあり、ザックに外付けしているスノーシューが枝にひっかかる。直登を登り切ってやれやれ。展望スポットで一本立てる。琵琶湖の向こう側には雪冠の霊仙山、伊吹山、御池岳見えてとってもきれいだ。
エネルギーチャージして再びホッケ山に向かって登っていく。積雪は15cmほどだろか。パウダースノーがキュッキュッといい音を聴かせてくれる。スギの樹々も雪冠でクリスマスツツリーのようだ。段々積雪量も多くなってきて、ワカンとスノーシューを装着して雪山ハイクを楽しむ。順番にラッセルしながら進む。青空の下でのスノーシューハイクがとっても気持ちいいと楽しんでいたら、倒木が・・・。跨いで潜ってを何回か繰り返し稜線に出ると、ホッケ山のいい雪庇が期待できそうないい風景が広がった。琵琶湖の向こう側には、中央アルプスまできれいに見える。最高の雪山ハイキング日和だ。ここまでくると、他のハイカーにも出会った。
ホッケ山の雪庇が望めるスポットでベンチに座ってゆっくりお昼休憩。陽射しが暖かくとっても気持ちがいい。今日は霧氷は見られなかったが、条件が揃えば雪庇と霧氷が楽しめるスポットようだ。風景を名残惜しみながら下山準備をして、登ってきた道を引き返す。多くのハイカーが登ってきて登山道はしっかり踏み固められているが、途中からは私たちが歩いたトレースだけになった。スイスイ下っていく。登りでスノーシューを装着したところで、今度はアイゼンに履き替える。直登したところを安全に下るためだ。登りも苦戦したが下りは更に注意が必要だ。体重をかける前に生きている木か死んだ木を確認しながら捕まる。音羽山バリ山行がいい経験になっていると感じる。無事に急下降して一本立てて、最後まで気を緩めずに歩く。途中、林道添いの水場で靴を洗い蓬莱駅に戻ってきた。「ホッケ山に雪庇を見に行こう!」ミッション達成。ありがとうございました。