~ お城は歴史の舞台、文化財・史跡もいっぱい ~
【日 時】2024年(令和6年)11月6日(水)~7日(木)
【参加者】Y森(CL)、N野、S井、N堀の4人
前々から、いつかは行きたいと思っていたお城、国宝犬山城、同じく国宝の松本城と二百名城の高島城、今回企画して行ってきました。
11月6日(水) 天気 晴れ時々曇り
【距 離】犬山城 約2K 高島城 約1.5K 片倉館他0.5K
【内 容】
犬山城
まず、最初は犬山城から、織田信康(信長の叔父)によって建てられ、江戸時代は家康の重臣だった成瀬家が幕末まで城主だったお城です。木曽川を天然の堀とした小さいが堅固なお城です。交易の要衝として織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が奪い合ったお城だそうで、天守の最上階に登って景色を見ると、木曽川が堂々と流れ交易の中心となりえるお城だということが分かりました。天気も良く景色も抜群でしたが、この日は風が強く、最上階の外には、長居できませんでした。
高島城
次に訪れたのは、二百名城の諏訪湖畔にある高島城、築城者は、日根野高吉(築城の名手)でその後は諏訪氏が治めた城です。諏訪市指定史跡で天守閣(館内は、資料館)、櫓門、隅櫓が復元されています。諏訪湖と河川を利用した水を守りとする難攻不落の水城です。現在は残念ながら、諏訪湖まで開発が進み、少し距離があります。諏訪湖付近は冷え込むのか城内の木々は紅葉のピークを越えていました。お城は、どこのお城もそうですが、写真写りの良いお城でした。この天守からは晴れた日には富士山も見えるそうですが、今日は見えません。残念。
片倉館
高島城の近くに「テルマエ・ロマエ」の映画で有名になった片倉館と大浴場(千人風呂)があるので寄って行こうよというS井さんからの提案で行ってきました。
シルク王「片倉兼太郎」が欧州等の視察で、地域住民への福祉施設が充実しているのに感銘を受け、地元諏訪に従業員や地元住民のために、この施設を建設。2階には200畳の大広間(舞台付き)があり、隣には大浴場(天然温泉)もあり、ここが映画の撮影場所の一つになって人気が出たようです。
私達も温泉に入りました。大浴場は、深いお風呂で底には、砂利が敷き詰められています。この日は、寒かったので温まりました。ほっこりです。それから諏訪から離れ、松本市内まで車で移動し宿泊しました。
11月7日(木) 天気 快晴
【距 離】松本城 約5,3K 奈良井宿他2.5K
【内 容】
松本城
ホテルの駐車場に車を置いたまま、15分歩いて松本城へ。松本城は有名な国宝のお城です。まずは、入場前に内堀越しの松本城の写真を撮り、黒門から入場。すぐ左に堂々とした天守閣が目に入ります。外国の方もたくさん来られています。
築城者ですが、現在の形になったのは、石川数正・康長父子の時代(戦国時代の末)です。お城が黒いのは、毎年塗られる黒漆のためです。お堀はアルプスの湧き水で、市内にも湧水地はたくさんあります。建築後400年以上も経っているのにしっかりと建っているのは整備修理されているからですね。
内部6階、外からは5階に見えます。狭間や石落としもあり戦国時代末期に建ったお城を感じさせます。黒門は、枡形。太鼓門(復元)も枡形になっていました。内部の柱(一部修理)や梁は当時のもの、あまりに太く、つやつやで400年の時を感じました。外の庭の木々は丁度紅葉の見頃を迎えていました。月見櫓は江戸時代に増築された場所で開放的で三方向、月が見えるよう戸が外せるようになっています。江戸時代は平和な日々が続いたのでしょう。外に出て二の丸跡を見学し、西の端に向かい、もう一度、内堀越しの松本城の写真を撮り、見学終了。
奈良井宿
松本まで行ったなら、帰りに奈良井宿に行きませんかとN野さんからの提案で行くことに決定。。
江戸時代、中山道の宿場町として栄えた町です。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残しています。ここで昼食をと思っていましたが売り切れで残念な思いをしました。でも街道の風情は楽しめました。二日間寒い中、良く歩き奈良井宿を最後にウオーキングは終わりました。登山の合間にこのようなウオーキングはホッとするし楽しかったです。同行の皆様ありがとうございました。(記 Y森)