個人山行 秋晴れの湖南アルプス 笹間が岳・矢筈ヶ岳・太神山

【日にち】9月23日(月・祝) 晴れ N西、他1名

【コースタイム】

 6:35富川道登山口駐車場―御仏河原―7:50笹間ヶ岳―8:20大谷河原―9:15矢筈ヶ岳9:35―10:20太神山不動寺―11:00泣不動―地蔵堂―迎不動―11:40富川道登山口駐車場

距離15.6km 標高差796m

  昨日からいっきに秋の気候になり、やっと涼しくなった。太神山不動寺入口にある2人の石像に会いたくて、湖南アルプスをハイキングしてきた。6時30分に富川道登山口駐車場に着くと、既に1台駐車していた。登山口にはわかりやすい表示がある。御仏河原の登山道は昨日の雨で少し濡れていたが、これから差し込む陽射しですぐに乾くだろう。大きく生い茂るシダの間を歩いていく。随所にピンクテープと案内表示があり、とても整備されている。大きな池があり魚も生息していそうだ。日差しが湖面に反射してとてもきれいだ。途中、花崗岩質で滑りやすい箇所もあるので少し注意が必要だ。危なそうなところにはトラテープも取り付けてあるのでありがたい。

 

 1時間ちょっとで笹間ヶ岳に到着。標高432mで三上山と同じだ。大きな岩があり山頂は岩の上のようだ。岩を登るために鎖と梯子が取り付けてある。岩に登ると目の前に展望が広がりとてもいい眺めだ。暫し瞑想する。地元のハイカーらしき男性が1名登ってこられた。大谷河原を過ぎて、矢筈ヶ岳分岐まで戻って、矢筈ヶ岳を目指す。とても歩きやすい登山道で、木陰で陽射しも遮られ涼しくて気持ちがいい。earth-ingできる登山道だ。アップダウンもなく出合峠までは30分程度で行けた。出合峠には手書きの案内表示がある。山頂までいっきに60m程登ると矢筈ヶ岳山頂に到着。山頂は木に囲まれていて展望はなかったが、風がとおりとても気持ちが良かった。地元のハイカーらしき男性が1名歩いてこられた。

 

 出合峠から太神山方面に向かって歩く。整備されたわかりやすい登山道を1時間ほど歩くと、太神山不動寺入口で2人の石像が迎えてくれる。なんともいえないお顔に癒される。昨今の大雨の影響か、不動尊へと続く階段は、崩れかかっているところが多い。不動尊は9月下旬の1週間だけ御開帳であった。明日行われる護摩焚き準備もされていた。本堂は修理工事中で、建物全体が覆われていた。中に入ることはできるが暗くてよく見えない。昭和43年に実施された前回の屋根葺き替え修理から50年が経過したため、令和3年から保存修理事業をされているようだ。敷地条件から工事の資材をトラックで運べないため、モノレールで運ばれていた。泣不動、地蔵堂を経由して下山した。堂山まで行くつもりであったが、昼を回りそうであったので今回はパスした。下山する頃には駐車場もいっぱいになっていた。