個人山行 読図山行 歓喜寺城址跡~荒川峠~荒川尾根~歓喜寺城址跡

実施日 2024年9月8(日) 午前中 曇り 午後~晴れ
参加者 M野、M内(報告)

ルート 750歓喜寺スタート~8:20 等高線450尾根 8:54 等高線500の尾根  ~10:55 p865~ 11:23 登山道に合流~

11:40荒川峠-12:10~ 13:04 P700~ 13:38 東側の尾根に入る~14:30 標高300まで下山~15:08 駐車地歓喜寺着地             
                            
   
                        
                            
                          
                            

 

【記録】

この読図ルートは、9/1に初級登山教室で実施予定だったが、台風のため中止になったものである。1日に参加して、翌週個人山行として予定していたが、下見が出来ず、本番の読図山行となった。自信がなかったので、以前から読図に興味のあるMさんと2人で実施した。結果的には、2人で良かった。意見をすり合わせて、納得して、ルートファイティング読図(コンパス・地図・GPS)をフルに活用した山行であった。地図で見る等高線は実際に歩ける道なのかは、現場でないとわからない。そのことは常に頭に入れておく必要があると思っている。

歓喜寺に駐車して、7:50スタート。
北尾根に取り付くために歩き出すも、分かりにくい。方向だけを頼りに尾根を探す。地図ではなく、GPSで現在地を確かめる。
地図の等高線450辺りから、ピークを越え鞍部を超え、標高500の尾根に取り付くが、広い谷筋が西側に広がり緩やかな登りの方が歩きやすいと思ったが、目安の地図記号「雨裂」を確認する為あえて急登を登る。雨裂の確認ができたが、これが「雨裂」かと思った。次の目印{凹地}を確認する為、2つ目の「雨裂」を確認して進行を西へ方向に「凹地」を確認。その後は、歩きやすい道を探すが、厳しいトラバースで南西方向に進み尾根に取り付く。その後、P865の尾根に取り付きやすいところで尾根にのった。尾根通しで進み、登山道に合流して荒川峠に11:40到着。やっと青空が広がってきた。登りは、薄曇りで、汗びっしょりであったが、陽射しはそれほどでもなく助かった。・・
烏谷山にはいかないことにして、P865~荒川尾根~歓喜寺城址へ戻るバリエーションルートで下山することにした。標高620辺りから東の尾根方向に入る。ここでもGPSで現在地を確認しながら。等高線が詰まっていたが、気を付ければ下りられる傾斜であった。100m~200m程の厳しい下降を無事、標高300mまで降りてこられて安心、あとは林道を歩いて戻るだけ。お疲れさまでした。翌日、久しぶりの筋肉痛になった。

 

一口感想
登りは長めのバリエーションだったせいか、荒川峠手前で登山道に合流した時には道が輝いて見えたほどでした。
山中を突き進むなか、植林の作業道、長く続く掘り込まれた道、熊ハギ防止テープ、明示杭など人工的なものを目にすると
少しホッとすると同時に、この辺りまでは人が来ているのだなと感じられて楽しくもありました。

巨石が2ヶ所で出現しましたが、石の矢穴(割る為のクサビを打つ穴)の向きが横を向いてるような石がありました。
奥の石から割られて倒れた状態なのでしょうか。こんな山奥にも人の痕跡が。どうやって運びだすつもりだったのか。
麓の歓喜寺城(跡)との関連はあるのか。気になります。
下りでは転げ落ちそうな急斜面もあり、沢に邪魔されて東に進めずどんどん南下していったりもあり、リスクヘッジの大切さが分かりました。
珍しくふくらはぎがパンパンになりました。
M内さんお疲れさまでした。(M野)

 

後日談

ルート企画のN氏に報告した時の話です。
たまたま9/11にN氏も下見された帰りで、その夜は、座学の日でした。
あのコースは、単調すぎで読図には向かない、急登・急斜面で疲れるだけだったので、次回のバリエーション読図山行では使わないと言われた。

私たち2人の感想も同じで納得した。地図上では、簡単と思ったコースだったが・・・・