個人山行 大文字山周辺パワースポット&滝巡り 白玉龍神・椿ヶ峰・中尾城跡・琵琶滝・幻の滝etc

【実施日】2024年6月8日(土) 晴れ 

【メンバー】K原(L)、N西(感想)

【コースタイム】

 

 7:05蹴上駅―日向大神宮―7:40笠狭之御﨑旧蹟―七福思案所―7:55白玉龍神―8:00駒の滝―椿ヶ峰―霊鑑寺―10:15善気山(271m)―10:30月待山(195m)―11:05中尾城跡―紅葉坂―12:00中尾の滝―12:20幻の滝(休憩)12:55―出合い坂―13:15大文字山―14:10毘沙門山(381m)―14:40蔭山(310m)―14:50柳山(251m)―15:00諸羽山(193m)―15:30山科疎水公園

 

距離17.7km 登り1305m 下り1291m

 

 

 

【感想】

 前回に引き続き大文字山周辺の隠れスポットを巡った。筑紫日向の高千穂の神を移して創建された日向大神宮は、手入れの行き届いた歴史を感じる場所である。天の岩戸をくぐりぬけると運が開けると伝えられている。新緑も紅葉もすてきな場所だ。「笠狭之御﨑旧蹟」に寄って、七福思案所の6つの分岐の初めてのルートを歩いてみる。歩き初めは登山道は整備されていたが、途中から倒木が多くなり、跨いだり潜ったりも難しくなってきたので少しルートを変更した。白玉龍神は神聖な場所だ。駒の滝も勢いよく水が流れている。

 書籍に記載されていた「椿ヶ峰」を探すが見当たらない。木にマジックで「楽園」と書かれている場所があったが、展望も望めないがここが椿ヶ峰なのか・・・プレートは見当たらなかった。帰宅後ヤマコレを確認すると、ヤマレコでは若王子寺神社のすぐ近くが椿ヶ峰のようだが、実際のところはわかならい。鹿ケ谷から善気山を目指し、そして東山三十六峰の第十峰にあたる月待山に向かう。素敵な山名だ。銀閣寺から見ると、この山の背後から月が見えることが名前の由来のようだ。地図と地形を確認し、眼鏡坂降り口(ヤマレコでにはそのように書かれている)から中尾城跡に向かう。中尾城跡は何も残っていない。本丸城跡のプレートがあるのみだ。

 日天寺に立ち寄り白川方面に下山する予定であったが、日天寺の屋根が見える場所まで下ったが、どうも日天寺には降りられそうにないので、次の目的地の琵琶滝を探す。水は勢いよく流れてるが、琵琶滝の表示はどこにもない。大きな岩に囲まれた滝壺のような場所がある。(楽器の)琵琶のような形でもある。ここで琵琶奏者が奏でていたのか・・・。水は枯れているがここが琵琶滝か・・。中尾の滝界隈で登山者数名に会った。涼を求めて来られたのか。幻の滝で昼休憩とする。誰もおらず景色を独り占め。出合い坂と六道の辻を経由して大文字山に行くと多くのハイカーでに賑わっていた。

 今日は大文字山から雨社大神を経由して山科の里山、毘沙門山・蔭山・柳山・諸羽山をピークハントして山科疎水公園に下山する。大文字山から雨社大神に向かう途中で、女性2人組の登山者が道迷いをしていた。伺うとGPSも紙地図もコンパスも持っておられない。分岐が多い大文字山なので、下山ルートを説明するのも難しいため、来た道を帰ってもらうことにした。暫くすると、また別の女性2人組が道迷いしていた。先ほどと同じくGPSも紙地図もコンパスも持っておられない。どこに下山するかも決めずに歩いておられた。山科駅方面へ下山することを伝えて一緒に歩くことにした。大文字山なら行けるだろうと思って安易に登られるのだろう。大文字山は縦横無尽に登山道があるため、遭難のリスクが高いことを知ってほしい。お客さんが同行したためリーダーも髄所で地図とGPSを確認している。登山道はとても歩きやすく、土も柔らかいため膝への負担も少ない。小さなアップダウンを繰り返し、毘沙門山・蔭山・柳山・諸羽山をピークハントし予定通り山科疎水公園に下山した。山の中は暑くなく、とても気持ちのいい山歩きであった。