個人山行 剣山、次郎笈

 

 

【日 時】2024年6月1日(土)

【天気】 晴れ

【参加者】K藤(CL)、N堀(SL)、F井(配車)、M代(記録)

コース】見ノ越駐車場(10:00)‐剣山野営場(11:00)

 ‐頂上ヒュッテ(11:30)‐剣山頂上(11:40)昼食‐次郎笈  

 (12:50)‐次郎笈峠(13:50)‐二度見展望台(14:10)

 ‐見ノ越駐車場(15:10)

 

 

 

 

【報告】今回は、リーダーの晴天時の稜線を求めてのリベンジ登山でもありました。早朝滋賀県を出発し、登山口まで約6時間のドライブ。前半は順調で、最後の1時間半ほどは対向車が来たらあわわ…な細い登山道でした。それでもF井さんの落ち着いた運転で、予定通りの時間に登山開始。前日の雨でお天気は心配でしたが、時間とともに雲も無くなり、絶好の登山日和となりました。

 見ノ越からは、スルスルと上がっていくリフトを横目に見つつ、西島駅へ。一度休憩をとり、西島駅をまいて頂上を目指しました。剣山野営場を通り過ぎる時間帯にはテントはありませんでしたが、近くの三嶺や一ノ森等の山々への縦走を想像させられ、わくわくしました。いくつかの鳥居をくぐって、頂上手前の劒山本宮へ到着。先に到着されている人たちが遠くを見ながら盛り上がっていました。その場におられた神主さんいはく、天候が良いため四国の山々の更に向こうの雲海の上に、大山が見えるとのことでした。目を凝らすと、確かに雲の上に黒い山影が…。ちなみに、御神体である大きな岩の前に本宮があり、中に鏡が置かれていました。他の神社でも鏡を置いていて自分自身を映してお参りするように言われることがあるため、F井さんがその理由を神主さんにたずねると、かがみに我(が)を映すと、『我(が)』が取れて『かみ』が残る…というようなお話をしてくださりました。

 御神体の横の階段を上り、10分ほど進むと剣山山頂へ到着。三角点は石を積み、縄を巻いた中にあり、少し近づきがたい状態でした。ふと横を見ると、目の前に次郎笈へ続く笹原の中の一本道が見えます。前回、リーダーはガスガスの日の登山で、この稜線を見られなかったとのことです。次郎笈までは、一度下ってからの登り返しで、ややしんどい道ですが、周りの素晴らしい景色で疲れが吹っ飛びました。四国の山々に囲まれての昼食。離れがたい気持ちを抑えて下山開始。予定の時刻よりすこし早く見ノ越駐車場へ着きました。

 帰路も長い山道を下っていき、徳島ラーメンでパワーチャージしました。近くても山深くて行きにくい四国の剣山への山行を計画してくれたリーダーや参加された皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(M代)