清掃登山報告 鈴鹿山脈・雨乞岳

【実施日】2024年5月26日(日)曇り一時小雨

【参加者】K原(L・報告)、H川(県連)、N野、M内、K澤、A見、T本、T田、M野、K藤、H場、S谷 

     会員12名、一般2名、 計14名

 

 【行程】土山支所 8時 武平トンネル西 9時集合、

 登山口9:10-沢谷峠10:00-クラ谷-11:40七人山のコル-12:15東雨乞岳-12:40雨乞岳山頂13:15

-東雨乞岳13:35-14:10三人山-いっぷく峠-15:50登山口 17:00土山支所(解散) 

行動時間:6時間40分 距離:約8km

【回収ゴミ集計】可燃:2.3Kg、不燃:0.6Kg、びん:4.0Kg 合計:6.9Kg

 

 

【報告】

 昨年と同様に登山道のゴミはごく少なく、東雨乞岳と雨乞岳山頂に古いゴミなどがある程度ありました。お酒の一升瓶など、登山者のものかどうかは不明ですが回収しました。出会った登山者から「清掃登山ですか」といわれ、認識されるようになったと感じました。登山道の一部に昨年には無かった崩れがあったので、準備してもらっていたロープで安全を確保して通過してもらうこともありました。それと心配されたヤマビルは1匹だけザックに付いていましたが、献血をさせられた人はいませんでした。崖道、渡渉、アップダウンも多い行程でしたが、誰も怪我無く山行できたことが一番の成果だったと思います。K原

 

【参加者の感想】

◆家を出たときは晴天で、車中でも3人で水分は足りるかなと話していましたが、いざ登山口に到着すると、雨が降り始め雨衣を着ての出発となりました。雨の影響もあって足元が滑りやすく、登山道も細く、崖のようなところが多く緊張の連続でした。ゴミを拾うより私が落ちてゴミにならないか心配でした。広場や休憩場所でゴミを探していても、それほどゴミが落ちていなくて綺麗な雨乞岳でした。まだ慣れていない私の服装チェックや、ポールの使い方など教えてくださり、安全で楽しい登山が出来ました。

一緒に同行してくださった皆様ありがとうございました。またこの活動に参加して、これからも滋賀の山が美しくあり続けるために継承していきたいと思います。H場

◆山友会に入って清掃登山はまだ2回目。今回の雨乞岳は行ってみたいお山だったので楽しみにしてましたが天気は下り坂、霧雨小雨の中、ゴミ拾いがメインなのに、急登や滑りやすい登山道で歩くのに必死でした。山頂はガスガスで真っ白でしたが、晴れてたらさぞ素晴らしい眺めなんだろうな、

と想像力で見てました。リーダー達の手際よいロープさばきや安全確保の声かけなどで全員無事に下山でき感謝しています。ありがとうございました。T田

◆滋賀岳人の先輩方が長年続けて来られた活動。そんな歴史ある活動に今回初めて参加することが出来ました(雨乞岳)。 街の道路脇と違い、あまり目立ったゴミは有りませんが、目を凝らしてみると所々にゴミが落ちています。特に登山道での休息出来そうな場所周辺、登山者が昼食を食べる山頂

周辺。特に山頂周辺を探してみると、過去に登山者が廃棄したと思われる様なビン類、缶類、プラスチック類と様々。そんな状況を目の当たりにし、同じ岳人として少し残念に思いました。普段自然から恩恵を受けている自身が微力ながらも今回参加し、ゴミは絶対落とさない、自分のゴミはし

っかり持ち帰る意識は、最低限のマナーだと強く感じました。今後も安全に楽しく登山をするために、環境意識も高めたいと改めて思います。                    S谷