【実施日】 2024年2月10日(土)~11日(日) 2日間ともに快晴
集合場所 乗鞍スノーリゾート(やまぼうし第3駐車場) 午前10時
【メンバー】K口・S口・Ts田・U宮・S古・M内(記録)
他OT4名、京都労山2名、大阪労山2名 米山講師 総勢15名
【行 程】
2/10 やまぼうし駐車場10:00~11:00かもしかゲレンデ上部~講習場所へ移動~12:00講習~イグルー泊
2/11 昨夜のイグルーから少し離れて新しい場所を確保、講習スタート8:00~昼まで各自挑戦
午後から、ビーコンを使って簡単な弱層テスト 2時過ぎには終了して、やまぼうしリフト乗り場で、15:30解散式
感想(S口)
イグルーって何?からスタート。周りからも「寒いときにわざわざ寒いとこ行って何するん?」
と変な人呼ばわり。でも本人は心ズキズキワクワク♪
連休で賑わうスキーゲレンデを横目に森の中へ。イグルスキー米山先生の実演指導が始まった。先生の手によって美しい雪のブロックが次々と切り出され、雪のお家の壁、屋根が形成されていく。先生は冗談も交えて実に楽しそうに手を動かし、ポイントも伝えてくださった。
見学しているうちに寒さも相まって、じっとしていられず早く作りたくてウズウズしてしまう。さて、いよいよ自分でつくる!今夜の自分のねぐらの場所を決めたら、新雪をどけてブロックを切り出す作業。床面積を広げるとブロックも多く必要なうえ、屋根を渡すのも大変になるので、欲張らないように気を付ける。しかし見ると実際やるのとでは大違い、かなり重労働だ。でも、安価な剪定用のこぎりでもスーッと切ることができて気持ちいい。その上自分の敷地を掘下げていくので、効率が良い。少しずつブロックを内側にずらして置き、ドンドン積み上げる。壊さないように恐る恐る屋根を渡したら、一応完成。外に出て隙間を埋める作業。(これやっとかないと夜顔の上に雪が降ることも)自分で建てた家で気分があがる~。
暗くなって、それぞれのイグルーから漏れる光は幻想的で、肩を寄せ合うように作られた15軒もの小さなお宿は愛おしくなるようなかわいい村だ。さらに夜が更け、気温が下がり雪が締まって壁や屋根が安定したのはよかったが、狭小住宅ゆえの課題も。せまくて膝を曲げないと眠れなかったのだ。そして翌日もあと2個イグルーを作る練習をするが、ブロックが雑になって倒壊も経験。次の機会にはもっとクオリティーの高いイグルーを作ってやるぞという気持ちだ。あちこち筋肉痛で疲弊したが、実際やってみないとこのオモロサは伝わらんっ!今度一緒に作りましょう。先生、スタッフの皆様お世話になりました。
感想(M内)
感想を俳句で 「イグルーを、作り楽しむ テント泊」 この意味わかります?
雪洞は、作ったこともあり、その中で寝たこともあるので、イグルーを体験したいと思い参加した。最初は楽しかったが、だんだん難しいことが分かり始め、今夜実際に寝れるのかと不安になる。何とか出来たものの、天井から雪が降ってくる。レスキューシートで覆い。何とか雪をかぶらずに済んだが、隙間が空いている分、冷蔵庫・冷凍庫の中で一晩過ごした感じであった。やっと朝になりほっとする。なんと暖かく日差し、青空である。2つ目、3つ目と挑戦して、マスターするように言われるが、2つ目をできるだけ完成度の高いものにしょうとが頑張るが、結局天井がふさがらない。経験を積むしかないかというのが、結論。
帰ってから思い出すのは、イグルーで寝るのは無理でも、イグルーつくりは楽しい。
体験できる機会を山友会でも作れたらなーと思っている。皆さんに体験してほしいで~す。
下山は、自力でスノーシュー、ワカンで下りなければならない。私を含む遅い組は、弱層テストは、省略させてもらって一足早く下山開始。私たちが2時間かかって下りたところ、スキーヤーは.30分、それ以外のメンバーも1時間足らずで下山。一足早く下山して、皆さんに迷惑をかけずに解散式が出来ました。現地解散。
みなさま、お疲れさまでした。