【日 時】2024年1月14日(日)
【天 気】晴天
【参加者】I野(CL)、K藤(SL)、N堀(記録)
【コースタイム】
8:13養老ノ滝駐車場-9:33三方山-9:47笹原峠-10:00小倉山- 10:17 養老山-11:02 小倉山 11:11笹原峠 (昼食30分) -12:23アセビ平-12:30もみじ峠-13:30笙ヶ岳-14:39もみじ峠-15:32養老ノ滝駐車場
【内 容】
前夜、霙混じりの雪が降り天候が懸念されたが、山行当日は青空の美しい天気となった。登山口のある養老ノ滝駐車場には整備されたトイレがあり、売店も少し並んでいる。登り初めは登山靴で歩ける程度の積雪量であったが、三方山手前ぐらいから10センチ弱程になり、軽アイゼン、チェーンスパイク等を装着した。陽が当たる登山道は登山靴で歩けるような箇所も多々あったが、落葉上に雪という状態のため、何枚も葉がアイゼンの爪に刺さり、その上くっつきやすい雪質で、歩いているとすぐに高下駄のようになり、度々ストックで払い落とす必要があった。小倉山山頂には現在位置がよくわかる案内板があり、濃尾平野が眼下に広がり、紺碧の空と相まって清々しい気分になった。冬山登山の醍醐味である。次に目指すのは養老山であるが、分岐の案内板を雪が被って見落とし、さらに踏み跡のある広めの登山道であったため疑うことなくそのまま進んでしまい、養老山頂上を危うく通り過ぎそうになった。が、途中で気づき、来た道とは別の樹林の中の道を方角的には少し戻りつつ登ると山頂に着いた。この辺りから樹々に雪が積もり、樹氷の輝きが美しい。再び笹原峠まで戻り、昼食をとり、事務机と椅子が置かれたアセビ平を後にして西に進む。ここから道が狭くなり、重なる落葉の上に積雪の箇所あり、土が見える箇所もありという条件下でアイゼンを外すことにした。泥と雪にまみれたアイゼンをどうしようかと迷っているとリーダーが新聞紙でくるむと吸水効果があるのでと新聞紙をくださり大変助かった。新聞紙携帯の必要性を再認識した。アマゴ谷を通過し、しばらくすると登山道にはほぼ雪は無くなり、あっても登山靴で十分対応できる量と雪質になった。積雪が多ければ引き返す可能性もあった中、ついに笙ヶ岳山頂に到着。下りは時間の経過と共に雪が解け、歩きやすくなり、林道までが非常に早く感じられた。今回の山行では積雪量が不均一なためアイゼンの着脱の判断が難しかったが、大変良い経験になった。天候に恵まれ、常にポジティブで朗らかに楽しく頂上に導いて下さったお二人のリーダーに感謝いたします。(N堀)