【実施日】2023年11月18日 曇り一時雹
【参加者】T永(L・報告)、Y森、M田、T中千
【コースタイム】
水口10:50―11:30古城山12:00―水口城址―歴史博物館―14:25水口城南
【報 告】
水口駅に集合し登山口に向かう。水口病院の先が登山口です。登り口にある案内板を見る。1585年に羽柴秀吉が中村一氏に命じて築かせたものです。水口岡山城と言い高島市の大溝城の古材も使われたそうです。関が原の合戦では西軍について敗れたため、東軍に攻められて炎上、落城しました。江戸時代になり、新しい水口城築城のさいに、石材などが転用されました。
登り始めるのに手間取りました。出発しましょう。少し行き右にある石段から登り始めます。すぐに「菅〇〇〇氏顕彰碑」があります。鉄道建設に功績のあった方らしいです。ここから階段を少し登ると車道に出て、その先にある広場の手前から山道に入ります。またまた大きな石碑にでます。なんの石碑かわかりませんでした。少し急な登りをすませ、平坦な道を進み短い登りで切り株の形をしたトイレにでます。ここまで車道が来ていました。舗装された道を登ると物見櫓のような展望台があり眼下を一望できます。展望を楽しんだら少し登り本丸の石垣跡を見学して東屋のある山頂に着きました。
食事の前に付近を見学、立派な案内板や小さな社などありました。二の丸、三の丸の見学は止めて食事にする。早めに帰りたい人もいたので、大池寺の見学は止めることにして登山口に戻る。街中をからくり時計へ向かう。線路を渡り左の道へ入り、しばらく行き石橋駅の手前で線路を渡るとすぐにからくり時計があった。曳山の形をしていて中にからくりが仕込んであります。一日4回、9時、12時、15時、18時に動くそうです。我々が着いた時にはすでに動いた後だった。
ここで勘違いをして、水口城址に向かうつもりが水口神社のほうに行ってしまった。甲賀病院に横を通って水口神社の手前で気づいて、もう一度線路を渡って水口城址に向かった。途中から霰混じりのミゾレとなった。わかり難い街中で何度か行き止まりに出たが無事に水口城址に着くことができた。城門のある橋は老朽化で通れず、水口高校のグランドのほうから遠回りして受付にでた。この城は将軍が上洛のさいに宿泊のために造ったものです。中には甲冑や鉄砲、当時の書簡などが展示されている。築城当時の復元模型もあった。ビデオなども鑑賞できる。次は歴史民俗資料館です。来た道を戻り、水路の先で左に曲がり、城南駅の前を通って線路を渡り少し行った図書館の隣に資料館があります。ここには水口曳山祭りで使われる曳山が展示されています。それ以外にも滋賀県各地の曳山祭りを紹介するコ-ナ-もありました。古い農機具や年貢の記録など記された古文書なども展示されていました。なかなかすべては紹介しきれないのでここまでにします。ここで解散とする。とにかく寒い一日でした。参加してくれた皆様ありがとうございました。