【日 程】 2023年11月8日(木) ~ 9日 (金)
【参加者】 K原(CL・配車) T本 K川(SL、食担、記録)、S口(会計)、
【行程・天気】
■11月8日 晴れ
8:00イン谷口出発~9:05かもしか台~10:15北比良峠~10:25八雲ヶ原~
11:15コヤマノ岳
<昼食・テント設営(2人テント1、ソロテント2)>
■11/9(木) 曇り 霧
4:00起床<朝食・整頓・準備>~5:35テン場出発~6:15武奈ヶ岳
~細川越え~7:10釣瓶岳~8:10武奈ヶ岳~8:40コヤマノ岳テン場着
<テント撤収>~9:40テン場発~10:20北比良峠~11:05かもしか台
~11:50大山口~12:03:30イン谷口到着
【報告】
立冬なのにポカポカ暖かい小春日和の平日にまったりゆったり紅葉テント泊山行に4人で行って来ました。
私達滋賀山友会のフィールドワーク地、比良山イン谷口から登ります。
ちょっとその前にお手洗い😅おっとお手洗いが飛んでもない事になっとるぞ。ここではちょっと表現出来ない状態。
12/2に予定している新人歓迎会がイン谷口集合なのでこれは困るぞ。取り敢えず、明日下山してから対処しようと言う事
で、出発。秋の日差しと言うよりは、夏の終わりの様な陽気で薄着で充分、汗もかく💦今年の紅葉は夏の暑さの影響で、先
に葉が落ちてしまったり枯れてしまったりで、ちょっと残念だ。でもウチワカエデやシロモジ、クロモジの赤や黄色の紅葉が
光に当たってキラキラ輝いて綺麗だ。七竈は赤い実だけ残ってる。
8:00に出発して、北比良峠、コヤマノ岳テン場には11:15 着。テントを設営してコヤマノ岳へ向かう沢沿いへ水を汲みに行く
近くで充分綺麗な水をゲット出来て便利だ。
T本さんが、350mlのビールを6缶も運んで下さって早速、やっぱり此処は乾杯🍻 寒くもなく、気持ちの良い陽だまりで
ゆったりまったりまどろむ時間が流れる。もう今日は山に登らないので、夕食まで、飲む人は飲む。飲まない人は、寝転んで
本を読む。近場だから出来る贅沢山行。秋だから虫もいないし、この時期の比良山テント泊は、ヒットだ。もう少し早い方
が、綺麗な紅葉に出会えたかも知れないが、短い秋を楽しむ最高の日和だった。
沖ノ島もポッカリ浮かび、琵琶湖と滋賀の山並みを堪能する。
もう何もする事も無いので早目の夕食とする。今回はラタトウユ(夏野菜の煮込み)、和風チリコンカン、バジルスパゲッィ、
ザックリ切ったキャベツとキュウリ、フランスパン、クリームチーズ🫕そして、やっぱりワイン🍷
全部簡単に出来る物ばかり。ホットワインに合う。勝手に満足。デザートは温ったかいおぜんざい🥰
夕焼けが遥か彼方の山々と琵琶湖を包んで行く。オレンジ色の雲がパープルピンクに変わり、そしてパープルに、
コバルトブルーに変わり、ダークパープルになってやがて日が暮れる。
この日この時この場所でしか出会えなかった最高の夕焼け。
6時には食べ終わって、T本さんはもう就寝。早っ😍残りの3人は満点の星空を眺め暫しうっとり。
オリオン座もしっかり見える。女子二人は、ちょこっとテントで秘密のよもやな話。
翌日 打って変わって霧深い朝。暗がりの中、朝食を取って5:35武奈ヶ岳へ出発。私の予定では武奈へ向かう途中で日の出に
出会うはずだったが、今日は霧の中。しかも強風。早々に武奈を後に釣瓶岳へ向かう。出会った人は一人。八雲でテント泊を
してたとか。樹々はすっかり葉も落ちて冬模様。眺望も望め無いのでそのまま引き返して、テント撤収。コーヒーandチョコ
レートタイム🍫。ダケ道を下りて行く。落ち葉が引き詰められて歩きやすく、そして綺麗に整備された道。後、何回この道を
登り降り出来るだろう。イン谷口の駐車場には、12時過ぎに着いた。
さぁいよいよ今回のメインイベント。トイレmisson にかかる。沢の水をペットボトルには汲んで作業するが、impossible 。
これは仕方ない。県か市に連絡してなんとかして貰おう。折角の人気の山、近郊からも多くの登山者が訪れる比良山。
しっかりトイレ管理をして貰わないと滋賀の恥だ。他府県はもっと山を大事にしている。
自然に恵まれた滋賀だからこそ、もっと自然を大事にしていきたい!三日月知事に直談判したいぐらいの気分だ。
最後のmissonはimpossible に終わって残念だったが、比良トピアでゆっくり温まって美味しいお昼を食べて3時過ぎには自宅
に着いて洗濯、テントも干して、靴も洗っても充分時間がある。偶にはこんなゆっくりテント泊も如何ですか?
参加して下さった皆様 ありがとうございました。楽しゅうございました。
※比良テント泊山行一口感想
■K原「一期一会の残照」
昨年に続き近場のテント泊だった。出発から3時間ほどで到着し、ゆっくりと時間を過ごすことができた。新しい水場を探し
に行け、ちょうどいい場所を見つけることができた。早い夕食はK川さんのお手料理。普通のテント泊では望むべくもない豪
華なお料理に舌鼓を打った。お天気も良く、夕陽の反対の東の空の水平線にあたるところがオレンジ色に染まるのが見えた。
山並みところは灰色、空が始まるところは暗いオレンジ色、高くなるにつれ明るいオレンジ色から黄色くなり、さらに水色か
ら青色へみごとなグラデーションが見られた。そのグラデーションの中に伊吹山のシルエットが浮かび、暗くなりはじめた琵
琶湖にも竹生島の影が浮かんでいた。この場所、この日、この時刻だけの一期一会の残照だった。
■T本
お疲れさまでした。初冬の比良の懐で楽しいテン泊と美味しいヤマメシを堪能させていただきました。
皆さんありがとうございました。
■S口
本当に楽しませてもらいました。美味しい山行でした!テントも入れてもらってありがとうございます。
たいへんお世話になりまた。またよろしくです。