【日にち】2023年9月23日(土)晴れ
【メンバー】N西、他1名
【コースタイム】
7:10愛宕神社二の鳥居―8:20水尾分かれ―8:35黒門―9:00愛宕山三角点―9:50竜ヶ岳―10:30龍の小屋―10:45首無し地蔵―11:40愛宕神社社務所―12:00大杉谷分岐―13:10月臨時登山口―13:20空也滝13:50―14:10愛宕神社清滝登山口
距離19.2km 登り1612m 下り1594m
愛宕山から更に歩きたいと思い竜ヶ岳、龍の小屋、首無し地蔵の周回を計画した。地図では登山道もあるので、時計回りがいいのか、その逆回りがいいのか深く考えずに時計回りで計画した。そしたら、921m竜ヶ岳山頂から670mの龍の小屋まで激下りで、しかも石と木の根っこがめちゃくちゃ滑りやすくて、かなりアドベンチャーなコースであった。
清滝登山口の駐車場は1200円に値上がりしていた。久しぶりに表参道から愛宕山に登る。登山者が通れるようにカットしてあったが、いくつかの箇所で大きな倒木が登山道に倒れていたり、斜面が崩落している箇所があり、以前より荒れている感じがした。
愛宕山で小休止し竜ヶ岳目指す。竜ヶ岳方面の登山道は車も通れるしっかりした道だ。途中、愛宕山山頂に立ち寄った。今まで散々愛宕山に登ってきたが、愛宕山三角点に行くのは初めてだ。多くの人は愛宕神社がゴールなのだろう。愛宕山山頂には誰もいない。比較的新しいピンクテープが等間隔にあり、竜ヶ岳への道はとってもいい雰囲気だが誰も歩いておらずひっそりしている。栗の実がたくさん落ちているので、急に熊さんが現れたらどうしようとちょっと不安になった。
竜ヶ岳山頂には女性が1人おられ安心した。今日は登山者が少ないが、普段は人が歩いているようだ。特に冬場は多いようだ。その女性は竜ヶ岳をピストンするとのことだが、首無し地蔵まで歩けることを確認したので、予定通り首無し地蔵を目指した。竜ヶ岳からは下りになるが、歩き進むとどんどん急坂になっていき、ピンクテープはあるが誰にも会わないし、ほんとにこんな所を下っていくのか不安になってきた。地図読みのエキスパートが一緒だったらそんなことはないが、今日はツレと一緒だったので、一瞬竜ヶ岳に引き返すことも頭をよぎった。そう思っていると、向かいから男性が登ってこられ安心した。暫く急坂が続くので気をつけるようアドバイスをもらった。どんどん下っていくと川の流れる音が聴こえてきて、イワナだろうかアマゴだろうか魚も泳いでいた。龍の小屋が見えて人の声が聴こえてきてきた。15分程歩くと首無し地蔵に着いた。予想外のアドベンチャーコースだった。
愛宕山に戻り大杉谷ルートで下山することにした。九十九折れの単調な下り坂だが、先ほど歩いてきた道に比べるとずいぶんと歩きやすい。月臨時登山口から空也滝に行く途中、手首を押さえている女性に会った。伺うと、滑って手を着いた際に骨折されたようだ。手首は腫れてぶらぶらの状態であった。持っていた新聞紙を副木の代わりにして手拭いで固定した。"新聞紙は副木の代用になる"との山の父の教えが役に立った。てぬぐいも1枚は予備を入れている。女性の早い回復を願います。