個人山行 大長山と赤兎山往復山行

【日 時】 2023年9月14日(木)

 

【参加者】 Ts本、K原、Mr、A隅、Nm、N西、S口、M内、K川

 

【行 程】

赤兎山登山口(08:20)・・・小原峠(09:05)[休憩 5分]・・・苅安山(09:35)・・・大長山(10:40)[休憩 20分]・・・苅安山(12:00)・・・小原峠(12:30)[休憩 5分]・・・赤兎山(13:25)[休憩 15分]・・・小原峠(14:20)・・・赤兎山登山口(15:00)

 【報 告】

 9月になっても暑い日が続くが、初秋の山歩きを楽しもうと福井県の大長山と赤兎山を往復してきた。平日の木曜日なので、同行する人も少ない静かな山行を想像していたが、意外にも9名の参加で賑やかな山行となった。

 小原林道の入口ゲートで協力金を払って登山口駐車場まで10㎞ほど走り車を停める。平日とあって他の車はなかった。簡易トイレも設置されていて、出発の準備をしていると別の車が駐車場へ。出会った人は山友会の元会員のMさん。K原さんも珍しい場所での再会を喜んでいた。身支度を調えて20分遅れで出発。

 登山口は標高1200メートルほど。曇り空で少し風も吹いてきて涼しく歩くことができた。登山道も良く整備されていて歩きやすかった。しばらく登ると小原峠、ここで左手に大長山と右手に赤兎山の分岐。まっすぐ進むと白山登山口への林道につながる。5分ほど休憩してまず大長山へ向かう。途中苅安山への登り、奥大長谷頭への登りなど急登があり、アップダウンを繰り返して大長山山頂へと到着。雲が周りの山の山頂を覆っていて、展望はあまりないが、時々下の町が見えたり、少し遠い山の稜線が見えたりする。登山道では、アキノキリンソウの黄色い花やリンドウの紫の花がたくさん咲いていて、他の花が少ない中でも目を楽しませてくれた。

 山頂を少し過ぎた「絶景ポイント」で昼食休憩と記念写真。登りで暑くなった体に涼しい山の風を受けながら、赤兎山をめざす。大長山の下りは滑りやすい急坂もあって、コケたり滑ったりしないように慎重に歩く。

 折り返し点の小原峠に近づくと雨が降り始め、時折強くなったりする。赤兎山へ向かうか下山するか。ここまで来たら山頂へ行きたいという声が多くザックカバーをしたり雨具を着たりして赤兎山に向かう。しばらくして雨はあがって、振り向くと先ほどまで登っていた大長山もきれいに見えた。山頂で休憩と記念写真。うさぎ年の干支山行の続きということで兎ポーズでの写真となった。

 時間や天候の都合もあって、避難小屋までの行程はカット、下山を始めると再び雨が降ってきて、今度はかなり強くなってきた。赤兎山の登山道は古い登山道が雨で洗われて荒れているので通行止め。新しく迂回路が作られているが、笹の生えているところに作られていて周りの泥と合わさって滑りやすい。登りも下りも前後の人と間隔を開けながら歩いたため、予定よりも時間がかかった。

 雨に濡れながら15時頃登山口に到着。駐車場で荷物を整理して林道の入口ゲートでもらった割引券を使って勝山温泉「水芭蕉」で入浴し、さっぱりして帰路についた。

 下界はまだまだきびしい残暑・猛暑の時期でしたが、涼しく楽しい山あるきを味わうことができた山行だった。

 

(感想)大長山・赤兎山は、私の干支の兎が入ってる山で以前から登ってみたいなと思っていたので今回希望が叶って嬉しかったです。参加メンバーはベテランぞろいで緊張しましたが、リーダのTs本さんのご配慮とSL K原さんのお蔭で無事に下山できました。後半の下山時間帯では雨に濡れましたが、勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流しさっぱりし楽しい山行きでした。ありがとうございました。Mr