【日にち】2023年9月2日(土)~3日(日)
【メンバー】4名
【コースタイム】
9月2日(土)
コガラ登山口05:40―福島Bコース・茶臼山分岐05:44―幸ノ川渡渉地点06:27―力水
07:16―木曽駒ヶ岳七合目避難小屋09:12―八合目水場10:26―玉乃窪山荘 11:59―頂上木曽小屋12:27
―木曽駒ヶ岳12:55―木曽駒ヶ岳 頂上山荘泊
9月3日(日)
木曽駒ヶ岳 頂上山荘05:42ー馬ノ背分岐05:54―濃ヶ池分岐07:04―遭難記念碑(聖職の碑)07:25
―将棊頭山07:44―胸突の頭08:41―行者岩08:56―茶臼山09:22―2412m地点09:50―行者水12:13
―正沢川吊り橋12:27―Bコース登山口12:43―福島Bコース・茶臼山分岐12:47ゴール地点
9月2日(土)
冷水キャンプ場でテントを張り前泊。少し上がったコガラ登山口近くに広い駐車場があります。
Bコースを歩きます(Aコースは通行止め)。40分ほど歩くと幸ノ川渡渉点へ到着。事前に水量を確認していましたので、安心して渡渉できました。登山道など情報を得るには管轄の市町村や山小屋に確認します。丁寧に教えて下さいます。
情報通り、力水はほぼ枯れていました。玉乃窪山荘と夏用トイレは心ない登山者のため故障中。そんなヤツは山に来るな!冬用は鍵を締めると中からは開かないみたい。崩落危険地の麦草岳方面へは行かず木曽駒ヶ岳へ。ガス祭りの木曽駒ヶ岳しか知らなかったわたしですが、初大展望に感激!
集合写真を撮りテン場へ。ここのテン場は傾斜もあり岩がゴロゴロして張り難い…
13時過ぎでも、かなりのテントが張られており、4テンを張れるスペースを手分けして探し何とか確保。風もなく快適なので、テントの外で麻婆茄子丼の晩御飯を戴く。シェフはS。アシスタントはYさん。TさんとMさんは早々に寝てしまったのでYさんと、まったりトーク。19時には就寝。いつもながら「こんな早く寝たら夜中に目が覚めてしまう」と思うが朝まで爆睡。夜中にYさんにケリいれてしまってすみません…狙い通りわざとです笑
9月3日(日)
4時起き5時30分発空が赤く染まると、何と!日の出がV。めちゃくちゃよい予感しかない。みんな「こんな日の出見たことないなあ」と撮影に忙しい。
テン場からトラバースし、オールスター勢揃いの稜線へ。歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり。景色が素晴らしすぎて前に進めない。縦走の醍醐味のひとつ。歩いてきた道とこれから歩く道を味わえる。将棊頭山で大休止し、八ヶ岳、北ア、南ア、御嶽、乗鞍など360度の大展望を味わう。…なのに登山者は少ない。わたしはメインルートを歩ききった今は、このようなルートを探し歩いています。この日は「西駒んボッカ大会」がありロードの5キロを経て桂小場ルートで西駒山荘ピストン。1位の人は2時間ちょいで上がってくるとは…しかも背負っているのは避難小屋で使う薪15キロ(or3キロ)。参加費を支払ってボッカするとは…楽しそう笑
大展望とお別れし5合目を過ぎたあたりから、浮石や丸太道、笹で足元も見えにくく慎重に下る。ただひたすら下る。以前、下りでケガをし、ギブス生活していたことがあり、未だに下りはトラウマで怖い。アスレチックな吊り橋を渡りゴール。キャンプ場でお風呂に入り、日義木曽駒高原でご飯を食べ帰路につきました。
【感想】
Ⅿ
以前ロープウェイで来た時の山頂は視界ゼロでしたので、初めて目にする雄大な景観とのギャップが大きすぎて爽快ですらありました。翌日は雲海が広がるなか、しばらくは御嶽山を間近に見ながらの尾根歩き。天候も良く天上の長い稜線は最高でした。4人用テントをきっちり4人で使用したことや、食担(Sさん)して頂いたことも初めてで、楽しかったです。ありがとうございました。
T
木曽駒は何故か初めての山。山頂近くのテン場からの日の出のV字の光最高でした。また、御嶽、北アルプスは乗鞍から穂高、槍はもちろんの事、鹿島からその先の白馬まで。その右には雨飾から妙高、また、八ヶ岳連峰、南アルプスの甲斐駒から南の赤石三山まで大パノラマを満喫しました。以前から木曽駒を木曽から登りたかったのですが今回、Sさんが企画してくれて思いが叶いました。ありがとうございました。
Y
木曽駒への山行に参加させて頂きました。天気もよく、山頂からは360度の大展望で大感激でした。2日目の早朝、木曽駒から将棊頭山までの縦走路も展望バッチリで最高でした。4テンで4人で寝るのが初めての経験だったんですが、夜中にSさんの足が私の顔の上に乗っかってきてその足をどけるのに苦労したのを除いては、意外とよく寝られました。百名山62座目!ありがとうございました。
S
以前から温めていたコガラ登山口〜木曽駒ヶ岳〜将棊頭山の周回。木曽駒ヶ岳からの稜線歩きは登山者も少なく静かな歩きとオールスターの大展望が楽しめる素敵なルートです
今回、ルートはわたしが提案し、参加者で作り上げる山行にしたかったのですが、準備段階から役割分担もスムーズに決まり、「これぞ!山ヤ!」と思わせる積極的な意見に助けられながらの山行となりました。歩きながら…車中で…テントの中で…と楽しい時間を共有できました。参加者のみなさんに感謝致します。