【日 時】2023年7月28日(金)~ 7月30日(日)+富山市駅前1泊
【天 気】7/28晴れ夕方曇り 7/29晴れ後夕立 7/30晴れ
【参加者】T田、Nま(記録)
【データ】距離;28.8km、登り:2226m、下り2196m、行動時間:19時間15分(休憩含む)
【コースタイム】7/28 立山家族旅行村14:50到着・テント泊
7/29 5:30テント場出発→称名滝駐車場6:10・・・八郎坂登山口6:30・・・弘法8:45・・・追分・・・10:30・・・立山荘11:15・・・
天狗平山荘13:00・・・室堂14:00・・・雷鳥沢キャンプ場15:00
7/30 3:40出発・・・新室堂乗越4:20・・・2511mピーク5:25・・・奥大日岳6:00・・・七福園8:20・・・中大日岳8:25・・・
大日小屋8:40・・・大日平山荘11:25・・・牛ノ首13:00・・・大日岳登山口14:05・・・称名滝駐車場14:30・・・
ホテル森の風立山で入浴・・・富山市内ビジネスホテル
【7月28日(金)】
自宅を10時出発、立山山麓家族旅行村へ14:50到着。早速、テントを設営、雷雲が北西に発生しており雷雨が心配だったが何事もなく、外でビール・焼酎で祝杯。標高が570m位だが蒸し暑さは無く、ほろ酔い、夜食後翌日の縦走に備え早めに切上げ睡眠。
【7月29日(土)】
6時の称名滝ゲート開門に間に合わせるべく早めに起床、朝食を取り、約2.5ℓの水を準備し、車で称名滝ゲート迄移動、開門を待つ。幸い5:45には開門となり称名滝駐車場トイレ近くの最上部へ駐車できた。6:10準備を整え集中集合場所雷鳥沢キャンプ場を目指し称名川を挟んだ八郎坂登山口から稜線まで登っての周回縦走を開始した。八郎坂は急峻な坂道で、崩落し危険な箇所もあり慎重に弘法を目指す。
弘法・追分・天狗平山荘へと弥陀ケ原湿原を右方に真夏のカンカン照りの陽射しを浴び、立山高原バス道沿いの歩道・木道を徐々に高度を上げて行く。天狗平山荘を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなり、室堂バスターミナルへの上りの遊歩道を歩いている途中に小雨が降り始め雷鳥沢キャンプ場まで濡れた道を慎重に下る。
15時、集中参加の他チームと合流。テントを設営する頃には、雨も止み青空がのぞき、合流した参加メンバーと飲食歓談、楽しい時間を過ごした。
【7月30日(日)】
2時半起床、満天の星空の下、3:40大日三山縦走大日小屋を目指し出発。称名川のせせらぎを聞きながら、足元をヘッドランプで照らし新室堂乗越に向かう。室堂乗越、カガミ谷乗越から明けきらない漆黒の剣岳の眺望が素晴らしく、時折吹く稜線の風はすがすがしく心地よい。奥大日岳手前には雪渓が残っており、剣方面からと思われる軽装の多くの登山者と出遭う。
奥大日岳から中大日岳に続く尾根は一部崩落、ガレ場、浮石、鎖、ハシゴ箇所があり落石、滑落に注意し慎重に歩を進め、ランプの宿大日小屋へ到着、長めの休憩。大日小屋から第一の水場まで約170mの急下降、大日平山荘まで木道混じりの緩やかな道が延々と続き、徐々に体力を奪われ疲労を感じ始める。なぜかすれ違う多くの登山者はトレランスタイルの人達である。
大日平山荘からは大日平湿原の木道を牛ノ首まで徐々に下る。牛ノ首からは急な下り坂で崩落個所もあり、苔生した岩場の連続で腿・脹脛が痛
み始め痙攣寸前さらに足底の痛みとでヘロヘロになりながらやっと大日岳登山道入口に到着。駐車場迄の道沿いにあるレストハウスでのソフトクリーム、コーラは最高だった。
14:30無事縦走を終え疲労困憊で称名滝駐車場へ到着。テント泊した立山家族旅行村付近の温泉「ホテル森の風立山」で3日間の汗を流し、富山市内のビジネスホテルへ向い、チェックインを済ませた後、駅前の行列の出来る回転寿司で打ち上げ、日本海の幸を堪能、最初のビール一口は最高でした。(記録:Nま)