【日 時】2023年7月26日(水)~ 7月30日(日)
7/26(水)晴れ
【コースタイム】折立登山口 7:55→三角点10:15→五光岩ベンチ→太郎平小屋13:35→薬師峠キャンプ場14:00
【活動タイム】 6時間05分 距離7.3キロ 上り1059m
7/27(木) 晴れ
【コースタイム】薬師峠キャンプ場4:50→薬師岳山荘7:05→薬師岳9:00→北薬師岳10;45→間山13:15→スゴ乗越小屋
15:10→キャンプ場
【活動タイム】 10時間30分 距離7.6キロ 上り735m
7/28(金)晴れ夕方雷雨
【コースタイム】スゴ乗越小屋キャンプ場4:20→6:15スゴ乗越6:30 →6:55スゴノ頭7:10→9:30越中沢岳10:00→
11:05越中沢岳乗越 →12:35鳶山13:00 →13:50五色が原山荘→14:30五色が原山荘キャンプ場
【活動タイム】9時間30分 距離5.9キロ 上り886m/下り661m
7/29(土)晴れ夕方雨
【コースタイム】五色が原山荘キャンプ場4:55→5:45ザラ峠6:00 →7:45獅子岳8:15 →10:40龍王岳10:50
→11:55一ノ越山荘12:15 →14:00雷鳥沢キャンプ場
【活動タイム】9時間10分 距離7.2キロ 上り732m/下り854m
7/30(日)晴れ
【コースタイム】雷鳥沢キャンプ場6:00→7:00バスターミナル→8:00バス、ケーブル→9:30立山駅→帰路→15:30瀬田
【7月26日(水)晴れ】
「十三重の塔」の慰霊碑のある折立登山口から出発。暫く単調な樹林帯の急登を登り眼下には有峰湖が望めれる。五光岩ベンチ辺りから木道が続き森林限界を迎え展望
も開け高山植物も愛でられ気分が一新されるが単調な緩い登坂と重たい荷物で太郎平小屋まで遠かった。小屋について生で一杯!とはいけず此処から約20分薬師峠
キャンプ場まで下ります。やっと今日の行程は終了~ でご褒美で皆で乾杯(ここで偶然にも岳友会の方々と遭遇。五色が原まで一緒の行動という事)
明日5:00出発でスゴ乗越を目指します。 (記録:K西)
【7月27日(木) 晴れ 】
お天気良さそうです。先ずは薬師岳を目指します。百花繚乱の景色に足が止まる。チングルマが満開。
ザレた登山道を上り切ると頂上にはリニューアルした薬師堂の祠がありこれからの安全を祈願。360度視界良し。北薬師~間山まで延々と続く狭い岩稜の稜線歩きで
その上ザックが重いので滑落しない様に細心の注意!間山にやっとの思いで到着。ここからハイマツの中の急な下りの登山道を乗越小屋を目指しますが、
これまた遠い。足の疲れもありヘロヘロで小屋に着いた時にはもう感激でした。明日も長い一日となるのかなぁ。(記録:K西)
【7月28日(金)晴れ夕方雷雨】
縦走3日目。今日もロングランを予想してテン場を4時20分に出発。疲れもピークに達して来ている。いきなりの急な岩ゴロゴロ道を下り、スゴノ頭目指して登る。
そこで五色が原を午前1時30分に出発したという爽やかな笑顔のトレラン男性に出会う。これから薬師岳を越えて太郎平~薬師沢~雲ノ平まで行くとか。日本アルプス
大縦断レース参加選手じゃないだろうか、どこかで見たような、きりっとした素敵な男性。そんなに長い工程をこんなに涼やかに飛び越えて行けるなんて。私たちは重
たいサックを背負っておっちらこっちら進んでいるというのに。越中沢岳の登りもきつい。でもお天気が良かったので頂上では憧れの剱岳を望むことが出来、昨日の雷
雨で濡れたフライを干す。その後の鳶山のしっかりした登りを終えてやっと緩やかな空間が広がる五色が原に辿り着く。山荘前のベンチでお疲れ様乾杯。
ちょっとゆっくりしていたら、テン場でテントを張った途端に強烈な雷雨。山の夕方は雷雨要注意。同じ頃にに金原チームも到着。暫く雷雨が止むのを待って、
K原チームとテントでプチ集中。その後、岳友会のK村さん、T郷さんを交えて山交流。和やかに山の時間は過ぎていきます。(記録:K川)
【7月29日(土)晴れ夕方雨】
いよいよ、雷鳥平へ向けてロングラン縦走の最終ハイライト日。昨日の雷雨の為、ドロドロに汚れたテント、フライを拭いて予定より遅れて出発。もう疲れは限界で
足が上がらない。いつも後方をとぼとぼ歩いていた私が、今日は坪田リーダーの後に歩かせて頂く。これ以上遅く歩けないよと言う程の牛歩で歩く。
この牛歩が疲れていても一歩一歩前に進む事が出来る最高の有効手段だった。よれよれで足元の百花繚乱のお花たちにも癒される余裕も無くなっている。
花たちは、北アルプスの稜線に咲き誇り、その山容に鮮やかな色どりを添えて私たちを迎えてくれる。この景色を見るために、山の樹々たちの声と香りに包まれるため
に、この空間の中に身をおきたいために、こんなにしんどい想いをしてさえも山に登るのかなぁ。
古人も登ったザラ峠からの獅子岳、一気の急登。ジグザグ走行。鬼岳、龍王岳をトラバースしながらやっと一の越分岐に辿り着く。もうここまで来たら後一歩、雷鳥平
テン場までルート時間で1時間30分とある。わぁーい、やれやれと思いきや、ルート時間は嘘つきです。一の越小屋を下りて雷鳥平へ向かう道は岩ゴロゴロ、足場悪く
とても遠い。分岐から2時間30分近くかかってしまう。生ビール付きのお風呂に入ってさっぱりして、和やかな2023夏山集中に合流。6グループ28名の参加。雷雨にも
遭わずにそれぞれの懐かしい交流。その後、田中博子さんとプチ集中で今回のロングラン縦走の健闘を称え合う。(記録:K川)
【7月30日(日)晴れ】
ハイキング部の皆さんが大日岳へ向かわれるのを見送りながら、一番乗りでバスに乗るため、朝食は取らず、さっさとテン場を後にする。高速も渋滞なく、順調に大津
に夕方には着いて洗濯もその日の内に完了。最初で最後になるだろう4泊5日のロングランテント泊縦走。お天気にも恵まれ最高でした。
T田リーダー始め、参加メンバーに感謝の気持ちで一杯です。しんどかったけど楽しかった。
でも次回は2泊ぐらいにしておこうとつくづく思います。(記録:K川)
今回のミッション:荷物の軽量化。これに伴て各自軽量化を図る。私は、ザックカバーまでも外したらメンバーに流石にそれはあかんと全員からブーイング。
食料も軽量。乾燥野菜を駆使したメニュー。
1日目:キムチ鍋:乾燥野菜(キャベツ、ニンジン、大根ネギなど、乾燥揚げ、ベーコン)、棒ラーメン。
2日目:ペペロンチーノ(キャベツ(乾燥野菜)、シーチキン)切り干し大根とコンビーフ炒め。
3日目:麻婆春雨、高野豆腐と干し椎茸とお揚げさんの炊いたん。(高野豆腐はお腹持ちが良いという)
4日目:ペペロンチーノ、ビーフシチュー(アマノフーズ)
朝は、それぞれ、ラーメン、コーヒー、お味噌汁、おにぎりなどたっぷりの水分、炭水化物が取れるメニュー。
ジャンボテント:5人が十分ゆっくり寝ることが出来て、荷物も余裕で収納できる。山のお客様を迎えても円座を組んで楽しいおしゃべりも可能。しかし、最近はソロテントの人が多く、重いジャンボテントを担いで山を縦走する人は少なくなっている。確かにソロテントは、軽量化されてマイセルフの自由空間を満喫出来て快適だ。どちらも良いけど、薬師峠のテン場では、このようなジャンボテントは、今年初めてだと褒められたとか。やはり、テント泊の醍醐味は、テント内での賑やかな交流ではないかと。五色が原のテン場でも希少だと。でもこのテントを担いでロングラン縦走して、帰ってからのテントのケアが出来る人は、そんなにいないのではないだろうか。
貴重なリーダーのT田さんに改めて感謝します。