【日 時】2023年5月17日~18日
【参加者】K西、K原、Nま、Y口、M田
【コースタイム】
◆17日 6:40JR大津京=9:15中山寺登山口―10:50青葉山(東峰)―11:30西峰―13:30
松尾寺―15:15中山寺登山口着
◆18日 7:40ホテル出発=8:20白髭神社登山口―8:55真奥大滝―9:40由良ヶ岳東峰―
10:35西峰―12:00白髭神社登山口着
【報告】
(17日)草川啓三さんの著書「海をながめる山歩き」に「ツインピークの麗峰」「関西の山で自信をもって推薦するのが若狭の青葉山」と紹介される青葉山と
由良ヶ岳に向かいます。
現地に近づくと車窓から若狭富士と呼ばれる秀麗な青葉山の姿が眺められます。
雲一つない青空のもと中山寺登山口から周回コースの登山開始です。標高は670mあまりなので軽く考えていましたが、途中急登あり、鎖やロープ・梯子の岩登り
ありで、なかなか登りごたえのあるコースでした。見事なブナ林が続き、まさに染まるような新緑の中、双耳峰の東峰から西峰へたどり着くと突然の絶景。
直下に青い海や半島が広がり、素晴らしい眺めに思わず歓声が上がります。周りにはフジやウツギやホウの花など春の花々が咲き乱れていて何とも贅沢な山頂
でした。
誰一人出会うことなく麓の歴史ある松尾寺に降ります。ここから巡礼古道コースを行きますが、途中道がなくなっていたり、獣害対策のネットを何度もくぐり抜けた
りで、やっと元の登山口にたどり着きました。
(18日)
二日目は丹後富士と呼ばれる由良ヶ岳です。白髭神社の登山口からの周回コースで、谷沿いを登っていくと見事な真奥大滝が現れます。この先は急登が続き、
登り詰め たところが由良ヶ岳の東峰です。360度の展望が開け、眼下には由良川の広い河口と青い海、そして河口にかかる京都丹後鉄道の長い橋梁が眺められます。
ちょうど1両だけの列車が通り、ガタゴトと、のどかな通過音を聞き取ることができました。
東峰から西峰までの稜線歩きが何とも心地よいものでした。木々の間から海を眺め、体の中まで染まりそうな青葉と吹き抜ける風、咲き乱れる花々を思う存分に堪能
した稜線歩きでした。西峰からも海の展望が広がり、目の前の栗田半島の先の方には天橋立も見ることができました。
2日間、気持ちのいい五月晴れの中、海を眺める2山を堪能しました。この山行を計画してくださったKさんに感謝です。
下山後は「舞鶴港とれとれセンター」で海鮮丼を美味しく頂きました。