【日 時】2023年(令和5年)4月6日(木)
【天 気】曇り
【参加者】Y森(CL記録),Y田比,S井,O本,H井,Y村、A隅,K澤(途中リタイア),の8人
【データ】距離10.9K 累積標高差約500m 行動時間約5時間30分
【コースタイム】
8:32最玄寺バス停発 (261m)→8:42六ケ井堰(264m)→8:54熊野神社(参拝とトイレ280m)9:05→光厳古道→9:42山国御陵前(278m) →9:58常照皇寺の桜鑑賞(320m)10:51→10:59山国御陵前→11:50中野橋近くで昼食(286m)12:20 →12:30掛尾峠取り付き(295m) →12:47掛尾峠(398m) →13:04掛尾峠からR477に下りる(300m)→13:40宮坂峠(345m)越13:46→14:00宮、春日神社着(327m)
【内 容】
~ 桜満開の地に京北の良さを知る ~
今日の天気は曇り、昨日までは雨の予報でしたが、何とか雨に降られずに歩けそうです。京都トレイルの京北地区は、京都トレイルの飛び地かと思っていましたが、今回、思わぬ発見がありました。JRバスの終点「周山」が近づいてくると桜がどこも満開で美しい。ふるさとバスに乗って最玄寺バス停に着くまでも車窓からは桜が見事。また、歩き出してもまだまだ、満開の桜が広がり、なんとも京北の春は綺麗です。これがここの春なんだと思いました。京都市内の桜が終わる頃に満開になるようです。
さて最玄寺バス停を出発し、まずは、上桂川沿いを歩き、六ケ井堰(流域の集落に灌漑用水を提供)を道路から見学。そして小さな社ですが、村守り神、熊野神社に参拝。そして光厳古道に入る直前に大きな満開の桜があったので、そこで記念撮影。このような桜があちこちにあります。光厳古道の途中から河原を歩きます。少しぬかるんでいる所もあり、蛭が出そうな感じです。そしたら、やっぱり私たちにも付いていました。初蛭です。4月初めでもう蛭出るんですね。
そして、まもなく山国御陵前に到着。本来は次回のコースですが、今、常照皇寺の桜が満開なので見に行きます。3種類の桜があり、光厳天皇・光明天皇お手植えの国の天然記物「九重桜」。岩倉具視が御所紫宸殿より移植した「左近の桜」この二つは満開から散り始め。後水尾天皇命名の一重と八重が一枝に咲くという「御車返しの桜」はまもなく満開でした。3種が満開になることはないそうです。見事な桜で、志納金500円の価値はありました。約1時間の桜鑑賞でしたが、今日来られて良かった~。
さて歩きだし標識がないと探していると選挙のポスターの後ろに隠れてました。また、ルートと思い込み、河原の土手を歩くが違った(往復600m無駄足)、標識を全員でよく見ましょう(-_-;) 色々ありましたが、なんとか進み、中野橋に出たのでお昼としました。(-_-;) あと残り2/5頑張りましょう。
R477を歩いていると、左に標識がありました。まさか、ここから掛尾峠超え?少し登るとガイドブックの写真と同じ場所に山ツツジが咲いていて、ここだ。ここのツツジだと。みんなで楽しく騒ぎました。
この峠超えの標識もしっかり見ないといけません。点線、実線がどちらに向いているかよく確かめないと違うところに行ってしまいます。峠を越えたら、黒田発電所が川向こうにありました。道路を歩いていると公園の水仙や家々に植えられた桜等が綺麗で目立ちます。最後の登り宮坂峠を越えます。トンネルを縦に迂回して峠を越えればもう今日の終点、宮に到着。
早速、春日神社の黒田百年桜を見に行きます。京都市では、最も遅く咲く桜と言われていますが、今年は早くも咲きだし、二分咲きぐらいになっていました。満開だとまるで手毬のように大きな桜だそうですです。「黒田百年桜」は、ヤマザクラの突然変異種で樹齢は300余年ともいわれます。10~12枚の八重の中に一重が混じる珍種で、「京の桜守」として知られる造園業の佐野藤右衛門親子が30年に及ぶ執念により苗づくりに成功。15代目佐野藤右衛門氏が「黒田百年」と名付けたという桜です。バスの時間までまだ1時間以上ありバス停前のオーライ黒田屋でお土産を買い、アイスを食べたりしてゆっくりできました。京北の桜、とても綺麗でした。(記 Y森)