【日 時】 2023年3月28日
【参加者】 T本、Nま、I野
【コースタイム】
井戸谷登山口(08:45)・・・ササ原下部(09:55)[5分休憩]・・・入道ヶ岳(10:25)[5分休憩]・・・椿大神社奥宮(10:40)・・・イワクラ尾根(11:45)[休憩 25分]・・・水沢峠(12:35)・・・水沢岳(13:00)[休憩 5分]・・・水沢峠(13:30)・・・水沢岳登山口(14:05)・・・宮妻峡駐車場(14:50)
【報 告】
福寿草の開花には遅れたが、春の花の咲く入道ヶ岳と水沢岳までの稜線歩きを計画した。絶好の晴天になり、空気が澄んでいてこぶしや桜、椿や岩ウチワの花などが迎えてくれた。
椿大神社の奥、一番上の井戸谷登山口の駐車場に車を停めて、整備された登山口を登り始める。しばらく谷沿いの道を登っていくと小さな避難小屋にたどり着く。ここで一息ついてさらに谷を詰めると、細かい笹を敷きつめた開けた見晴らしのよい源頭部に出る。さらにしばらく登るとアセビのトンネルを抜け、大きな鳥居のある入道ヶ岳の山頂に到着する。山頂からは鈴鹿・四日市の町並みや伊勢湾など大眺望が望める。北の方には鎌ヶ岳や御在所岳などがくっきりと見えた。
山頂から椿大神社の奥宮を回って、イワクラ尾根を歩く。細く岩混じりの尾根道を急登・急下降を繰り返しながら進んでいくと、磐座らしい大きな岩(重ね岩)なども見られた。ほどなくして県境尾根に合流。そこから鎌ヶ岳方面を目指して進んでいく。途中岩の突き出た小ピークで昼食休憩。日差しは暖かいが、風邪は意外と冷たいので、暖かいカップ麺がおいしい。
その先ザレ場がある930メートルのピークを越えて下っていくと水沢峠。峠~急坂を30分ほど登ると水沢岳(地理院地図では宮越山)。麓の町や伊勢湾がよく見える。また歩いてきた入道ヶ岳と稜線がきれいに見えた。
水沢岳からの下りはザレた急坂を滑らないように気をつけて歩く。水沢峠から宮妻峡へ、足下の悪い沢を40分ほど下ると林道に出る。林道を40分ほど歩いて宮妻峡駐車場へたどり着いた。
ところが、ここでびっくり仰天なことが判明、宮妻峡にデポした車のキーを井戸谷登山口の車の中に忘れてきた。登山口までは車で15分、歩くと2時間ほどかかる。タクシーを呼ぼうと電話をかけるが回す車が無いと言われ、仕方なく歩き始めた。そこにたまたま通りかかったワゴン車の方に登山口まで送っていただけないかお願いすると快くOK。-何とありがたい、大感謝!。おかげでスムーズに帰宅することができた。車をデポして縦走するときは、くれぐれも出発時にデポ車のキーを持ったか確認すべきと痛感!
何はともあれ春の晴天の一日、春霞や黄砂もなくクリアーな景色に癒やされ、たくさんの花を愛でながら楽しく歩くことができた山行だった。