【日時】3月12日(日)
【参加者】K原(車)、K川(会計)、M田、S井、Y田、
S藤(記録)6名
【行程】JR石山駅北口8:30集合=8:50石山寺=
瀬田東IC=彦根IC=10:30多賀町保月登山口=
11:05鍋尻山―12:35保月=地蔵峠―
12:46小鍋尻山―13:07地蔵峠=
河内の風穴=彦根IC=瀬田東IC=
15:30JR石山駅北口前解散
【記録】
天気予報では降水確率40%でしたが、石山駅集合時は晴天。多賀町保月の登山口から登っていく途中にパラっと雨粒が落ちたくらいで、山行日和のお天気
で した。
石山駅から車に乗せてもらうこと2時間、車1台が通るのもやっとの断崖絶壁アリの細い道をくねくねと運転して標高を上げて頂き、登山口保月の駐車場に到
着。そこには数台の車があり、数名の登山者にもすれ違いました。こんな秘境の地に…、やはり福寿草と展望の良さが人気の山のようです。
さて、今日は標高838.2mの鍋尻山も登山口保月の標高600mからの登りなので230mを登るだけの大名登山です。
すると、登山口に1輪の福寿草を見つけ、幸先の良さを予感…。その予感は的中し、歩くほどに群生している福寿草を見つけることが出来ました。なかでも山頂
直下の岩場の群生がひときわ見事でした。
金色の花びらを惜しげなく開いている、一面満開のみずみずしい福寿草を見たのは初めてのことでした。そして写真撮影もしながら35分ほどで山頂に到着。
山頂は20m×15mほどの楕円形の広場で、3組の先客で賑わっていました。そこで少し早い昼食を摂りました。
K原さんのご指導のもと、地図を見ながら遠くの鈴鹿山脈を眺め、現在地の鍋尻山から南の御在所、北の霊山を確認できました。また、樹々の先に赤い新芽が
芽吹いている早春の山々は凛として清々しい気持ちにしてくれます。
そんな鈴鹿の山々を眺めながら下山開始、往路を戻り、地蔵峠まで車で移動。
地蔵峠では、水分とコンパスだけを持って、小鍋尻山へ登ること20分で、展望ゼロの山頂に到着しました。
この山頂は、標識がないと分からないような地味な場所でした。 そしてここで、遊びココロのあるK原さんからお題が出ます。
「ここから5人が横並びになって車まで下山して下さい」お言葉通りに、5名が横列隊になり、全員ささっと方向を確認しつつ一斉に歩き出し、―そして全員無
事に車までゴール。(短い距離で良かったと内心思ったのは私だけ?!)
帰路『河内の風穴』にも立ち寄ってもらいました。石灰岩でできた風穴の内部は広くて奥深く、所々ライトアップがしてあり、足元・頭上に注意しながら歩い
ていると、最深部に梯子で登るところがあってー、誰かが頭を岩にぶつけたかぶつけなかったか?とにかく探検気分満載の洞窟でした。
早春の嬉し楽しい山行を企画して頂き、本当に有難うございました!
(記録:S藤)