個人山行 養老山周回
【日 時】2022年12月19日(月) 晴れ
【参加者】 T本、I野
【コースタイム】
養老の滝駐車場(7:00)・・・白山見台(8:15)[5分休憩]・・・表山(8:50)[10分休憩]・・・もみじ峠(10:10)・・・旧牧場(10:25)・・・笹原峠(11:10)[20分休憩]・・・小倉山(11:45)・・・養老山(12:05)・・・笹原峠(12:30)[5分休憩]・・・三方山(12:55)・・・駐車場(13:35)
【報 告】
東北・北陸地方での豪雪の便りが届く中、プチ雪山山行をと養老山の周回を計画した。
朝7時頃養老の滝の上の駐車場に到着。正面の濃尾平野からのご来光を眺めて、誰も停まっていない駐車場の入口の小屋に登山届を置き、スタートした。
林道を少し下って、表山への登山口から尾根伝いの登山道を登る。林の中に朝日が差し込んで気持ちのよい急登の登山道。1時間ほど登ると少し見晴らしもよくなってきて、右手の北東方向に美濃方面の山々、南側に今日登る予定の養老山などが見える(養老山は独立峰ではないので、どれがどの山かよく分からないのだが)。休憩をはさんで、しばらく登ると登山道に雪が出てくる。そのまま登れるので、滑り止めは着けずに表山山頂に到着。山頂はあまり眺望がなく、雪が20㎝ほど積もっていて、ここで10分ほど休憩してチェーンスパイクを着ける。
当初の計画では、ここから北西方向の裏山に進み笙ガ岳に登らなくてはならないのだが、積もった雪にトレースもなく、赤テープを見つけたのでそちらの方向へ進んだ。しばらくして「どうも方向が違う」と気づいたので、本来の裏山への登山道へショートカットで向かおうとしたが、かなり時間がかかりそうなので断念。養老山へ向かう「もみじ峠」へとたどり着く。
少し南に歩くと旧牧場の広場。こんな所に牧場があったのかと話しながら、雪が踏み固められて凍ったアップダウンの登山道を進んでいく。11時頃ベンチのある笹原峠に到着、ここで昼食にする。上空にはちぎれた雪雲が強風に流されていくが、峠での風はそれほど強くはなく、ゆっくりと休憩することができた。
笠原峠から小倉山をめざす。ところどころ階段がつけられているが、段差が高く足にこたえる。小倉山はとても展望の良い山で、散策する園路や四阿などもある。そこから15分ほどで養老山の山頂。手前やその先にも小ピークがあって、養老山頂は一等三角点が設けられているけど結構地味。記念写真を撮って下山へ。
雪が降り積もった木々の中を麓の濃尾平野を眺めながら楽しく歩いた。笹原峠まで戻り、養老の滝に降りる三方山方面への下山道を進む。5分ほどで三方山分岐、ここでチェーンスパイクを外し、三方山に立ち寄って下山。落ち葉が降り積もったかなりの急坂を注意深く下りていく。よく整備された登山道で意外と早く駐車場まで戻ることができた。
駐車場のおじさんが、「笙ガ岳に登ってきたの?初めての人は、ほとんど登れないよ」と話してくれたので、表山でのルーファイはなかなか難しいのだと納得。「次回にリベンジします」と答えた。冬山へ入りかけた歩いても眺めても楽しい養老山の周回山行だった。
下山後は近くの養老温泉に入って疲れを癒やし、名物養老サイダー復刻版を飲んで帰路についた。