【 日 時】2022年11月20日(日) 【天 気】曇り
【参加者】Y森(CL),A隅(SL),N堀(記録)以上担当 T中ち,H井,K西,Y村,S口,Y口,T田,Nま,
T中ひの12人
【データ】距離 7.5K 累積標高差(登り)約550m 行動時間 約4時間半
【コースタイム】
10:05鞍馬駅-10:10仁王門-10:20由岐神社10:25-10:56 鞍馬寺本殿金堂(昼食)11:37 -12:00峠,義経背くらべ石-12:22義経堂- 12:51貴船神社総本宮13:05-13:31奥社13:45-14:10 貴船バス停-14:30 貴船口駅
【行 動】
最後まで心配していた天気はどうにか曇り空。それを吹き飛ばすかのように叡電きらら号で紅葉のトンネルを走り抜けていく。市原辺りからは速度を落とし、
天井まである窓いっぱいに美しい色彩が広がった。鞍馬駅に到着するとまず大天狗がお出迎え。そこでまず集合写真を撮影し、門前の店を横目に見ながら少し
坂道を歩くと、紅葉を背景にそびえる仁王門がどっしりと姿を現した。仁王門から本殿金堂までほぼ階段で、左右に見事な紅葉が続く。
紅葉のみならず、鞍馬の火祭で有名な由岐神社には樹齢800年の大杉社があり、皆スピリチュアルなパワーを授かった。途中、樹林で翳った場所に源義経の供養
塔があり、鞍馬寺と彼の運命に想いを馳せた。転法輪堂では深く燃えるような苔と紅葉の競演に思わず見とれてしまう。本殿金堂前のパワースポットでは今以上にパワーアップを願い写真撮影。紅葉を愛でながら昼食。時折風で舞い落ちる紅葉はいかにも風情があった。その後奥の院へすすみ、奥州へ下る牛若丸が名残りを惜しみ背丈を比べた背比べ石や義経が兵法の修行を行ったと伝えられている木の根道を通り、奥の院魔王殿へ。太古、護法魔王尊が降臨したとされるが、周囲は薄暗くなんとなく摩訶不思議な雰囲気が漂う。そこから西門までは濡れた木製と石の階段が続くため細心の注意を払って下り、西門を過ぎ貴船へ。鞍馬山に比べやはり観光客は多く、雨の懸念からまず一番近い総本宮、中宮、奥宮へと進んだ。それぞれの宮でお参りをし、御神木の桂や相生の杉に心洗われ、和歌の世界にも浸った後、紅葉の中貴船口駅をめざした。鞍馬山、貴船共、自然の景観と人々の想いが込められた寺社の絶妙なバランスに感嘆させられる。
また集合写真撮影時に遠くから自ら手を挙げ協力してくださった人に心暖められた。何日も前から天気図を読み英断されたY森さん、終始明るく皆を先導してくださったA隅さん、そして足元が濡れて不安定な中、和やかに無事下山してくださった皆様に感謝したいと思います。(N堀)