【日程】2022年4月23日(土) 曇り時々晴れ
【報告】S口
【場所】京都北山・金毘羅山
【行程】
寂光院駐車場(9:00)~江文神社登山口(9:30)~北尾根(9:50)~クライミング開始(10:10)~北尾根(13:30)・昼食(14:00)~Y懸の頭(14:40)・懸垂下降体験~下山開始(15:30)~江文神社(16:00)~寂光院駐車場(16:55)今日の振り返り・反省(17:20)
1.登山口でクライミングの装備をする。
ハーネスを装着し、左右にカラビナを取り付ける。ノーマルカラビナ2個と60㎝スリングでクイックドローを3セット作り、同様にハーネスに付ける。ヘルメットを被る。身支度を整えて、北尾根の取りつきまで移動。安全面から(落下や引っかかり)、ザックのポケットや外回りには飲み物等入れな、物を取り付けない。
2.北尾根・Y懸の頭を登る。
取りつきで、クライミングシューズに履き替え、ロープを準備する。登っていないときは、スリングを使ってセルフビレイを行い安全を確保する。荷物も落下しないように木の幹などに繋ぐ。
リードの人が先に登り準備ができれば、大声で合図を送り合ってクライミングを開始する。岩に抱きつかず、身体を離して三点支持で登る。登るときは素手で直接岩を触り、ハーケンには指を入れない。
3.Y懸の頭から懸垂降下
ビレイディバイスの取りつけ、バックアップを取って、手袋をして下降開始。体重をロープに預けて身体を伸ばし、右手は身体の横でロープをしっかり握り、左手はロープに添えてスピードを調節する。時々降りる方向を確認する。
4.反省会
下山後、要点を指導してもらったり、感想を述べあった。
〇岩場では自分を守るために、セルフビレイを取ることが大切。
〇クライミングは足で登ること、岩から身体を離してどこが登りやすいかよく見ること。
〇スピードは安全。手際よく動作を覚えていくことが安全につながる。
〇クライミングを体験することで、岩稜帯を歩く時にも恐怖心なく進めたりバランスのとり方を学べたり、登山に役立てることができる。
【感想】
講習内容を読むと、沢山のことをテキパキとこなしたかのようだが、モタモタの一言に尽きる。実は未だ器具・備品の名前や装着の手順等、半分くらいチンプンカンプンだ。その上スピードは安全!と言われても、うろたえるしかない。しかし、いざ岩に触れると征服したくなる。ドキドキワ
クワクが止まらなかった。根気よく時に厳しく指導して下さったのは、登る楽しさと、命を守ることの大切さを伝えてもらったのだと気づく。