【 実施日】2022年3月25日(金) 晴れ
【参加者】T本、I野(報告)
【コース・タイム】
宮妻峡駐車場(07:50)・・・南尾根稜線(08:30)・・・791ピーク(9:10)[10分休憩]・・・きらら峰(09:45)
[5分休憩]・・・791ピーク(10:20)・・・馬の背尾根分岐(11:00)・・・白ハゲ(11:15)・・・カズラ谷分岐
(11:30)・・・県境縦走路・きらら峰道分岐(12:00)・・・鎌ヶ岳(12:20)[35分休憩]・・・
縦走路・きらら峰道分岐(13:20)・・・カズラ谷分岐(13:35)・・・休憩ベンチ(13:50)[15分休憩]・・・
カズラ滝(14:50)・・・宮妻峡駐車場(15:05)
【報告】
宮妻峡駐車場で待ち合わせし、バリエーションルートで791ピーク(雲母峰西独標)をめざす。登山口は駐車場を出たすぐの所から杉林の山に
入る。下調べによると数メートルおきに赤テープが貼ってあり、道迷いリスクはほぼゼロとのこと。林の中を少し登って、踏跡を見つけテープ
もありひと安心。
尾根筋は、南向きで陽当り良く雪も無いが、急登箇所がやや多い。1時間半程で791ピークに着く。このあたりのルート上にはないが、谷間に雪が
見えはじめる。ここからは穏やかな登りの稜線を歩き、雲母峰(標識には吉良良峰と書いてある)に到着。春らしいカスミのかかる鈴鹿の山々が
展望できる。折り返して791ピークを過ぎてから、やせ尾根や岩尾根を進んで行く。馬の背尾根分岐手前の急登、その後の白ハゲはロープ補助の
ある岩場の急登になっている。白ハゲからは近くなってきた鎌ヶ岳やその向こうの御在所岳の山容がきれいに見える。そこから先は段々と残雪が
増え、トレース跡も踏み抜くと足首まで埋まった。岳峠からの巻き道ルートは吹き溜まりの為に回避し,鎌尾根を越えるルートを進んだ。
縦走路の分岐からはいよいよ鎌ヶ岳が眼前に迫り、鋭鋒の勇姿を見ながら進む。頂上へは右側の岩稜帯を巻くように登る。ガレ場に残雪、岩場の
間をしたたる水に難行するも山頂に到達。巨岩が段差をつけて配置された様な山頂で、それぞれに好みの場所で昼食を食べる。暖かい日差しの
中、御在所岳のロープウェイがゆっくりと登っていくのが見える。
到着していた先客と、登山ルートなどについてしばし歓談。
下山はカズラ谷分岐までは片手でストック、もう片方の手で木の枝や岩を掴み慎重に降りる。カズラ谷分岐からのルートは土どめの木材が打って
ある、整備された階段状の道を下る。途中、ベンチで休憩。目の前に小さなショウジョウバカマの花が咲いていて、いよいよ花の季節が到来した
ことを感じた。さらに下って宮妻峡の清流を渡渉、カズラ滝を通過。最後にアスファルトの道を歩いて駐車場へ。多少の余力を残して帰路に着い
た。