個人山行 権現山~蓬莱山 

 【実施日】2021.11.23 晴れ・風強し

 【参加者】T永(報告)、M下(会員外)

 【コースタイム】

登山口8:40---9:50アラキ峠10:00---10:55権現山11:05---11:40ホッケ山---12:15小女郎池

12:30---13:20蓬莱山13:25---13:45打見山

【報告】

 下った事はあるのだが、しばらく平からアラキ峠のコ-スを歩いていないので計画した。今の私には少し無理かなとも思ったが、コースタイムの1.5倍で計画し蓬莱山まで行く事にした。ゴンドラの最終が17時と思っていたが、16時30分だったのでギリギリだと思いタクシ-で平に向かった。アラキ峠の入口で下車し峠に向かった。女性二人のパーティが先行していた。しばらく車道を歩き貯水タンクの先で標識に従って山道に入る。少し荒れているがしっかりした道だ。この谷は「ドン谷」と言われているらしい。なかなか急な登りが続く。左側の小さな尾根に出ると山腹を巻きながら道が続く。いい加減疲れたころようやく少し広い峠に着いた。登山口から1時間かかった。この峠に立つのは2014年6月以来だ。風が強く少し下った所で休む。ここから権現山までは急な登りが続く。以前来た時は山頂付近はもっと木が茂っていたと思ったのだが。風が吹き抜けるまばらな木の間を抜けて山頂に立つ。山頂で休んでいたら平のほうから2パ-ティ、霊仙山のほうから2パ-ティ登って来た。賑やかなお喋りを背中に出発。

 ここからは右に琵琶湖を望むプロムナ-ドコ-スだ。風が強く寒いくらいだが日が差すと暖かく感じる。ホッケ山の登りにアゴを出した。展望を楽しむのを口実に一息いれる。ここからは緩やかな稜線歩きとなる。目指す蓬莱山が良く見える。まだまだ遠い。緩やかな下りと登りを何度か繰り返して小女郎峠に着く。ここまで70分かかったが、私の持っている1995年発行の地図ではコ-スタイムは100分になっている。小灌木が茂って歩き難かった頃の時間だ。今は開けて歩き易くなっている。元気な人なら1時間もかからないと思う。小女郎ケ池へ向かう。最初に来た頃に比べ岸辺の土の部分が増えている。この調子でいくと200年くらい後には小女郎湿原になっているかも知れない。

 軽く食事をして蓬莱山へ向かう。琵琶湖の湖面には雲の影が映ってなかなか良い雰囲気だった。いよいよ蓬莱山へ向かっての登りが始まる。急な登りが二つに分かれているので助かる。子供連れのパーティが下って行った。息が切れかかってようやく強風の山頂に立つ。池から50分かかった。コースタイムは30分となっている。これが今の私の実力か。蓬莱山の山頂付近は冬に備えて色んな工事をやっていた。膝が痛み始め、ここからの下りに時間がかかった。打見山への登りもコ-スが変わっていて戸惑った。元気な子供たちの声が響いている。打見山には13時45分に着いた。予定より3時間も早く着いた。タクシ-を使った効果か。5450円支払った甲斐があった。今日がゴンドラの最終日とあって人であふれている。話題の琵琶湖テラスでビールを飲もうと思っていたが、この混雑ではそんな気にもならず早々にゴンドラに乗り込んで下った。