【日時】2021年9月13(月) 天候:晴れ
【参加者】T本
【行程】
北沢峠(05:15)・・・長衛小屋(05:25)・・・仙水小屋(06:05)・・・
仙水峠(06:40)[休憩 10分]・・・駒津峰(08:25)[休憩 25分]・・・
巻き道分岐(09:20)・・・甲斐駒ヶ岳山頂(10:25)[休憩 65分]・・・
摩利支天(12:05)・・・駒津峰(13:00)[休憩 10分]・・・
双児山(13:55)[休憩 15分]・・・北沢峠(15:30)
【記録】
少し涼しくなってきた秋の甲斐駒ヶ岳へ登ってきました。
林道バスの時間に余裕がないので北沢峠のこもれび山荘に前泊をして山行することに。
朝、明るくなり始めた頃に出発。仙水小屋までは道が荒れていてコースタイムより
時間がかかりました。樹林帯を抜けるとゴーロ帯の中を歩き仙水峠へ。
この周辺のゴーロ岩の風景は独特でそれも美しいものです。
仙水峠からはオベリスクが特徴の鳳凰三山が望むことができ、
甲斐駒や摩利支天もすぐそこに見えて気持ちも高まります。
そこから駒津峰までの登りは少し長く感じたが、高度を上げるごとに富士山が見えてきたり、
北岳や間ノ岳などが大きく見えてくるなど展望の変化も楽しむことができました。
駒津峰に到着すると北アルプスから中央アルプス、白山、仙丈ヶ岳から北岳・間ノ岳・鳳凰三山、
富士山など遮るもののない絶景が広がっていて、
写真を撮ったり山座同定したり、25分もの長い休憩となりました。
駒津峰から巻き道分岐までは岩場の下りが続くので慎重に。
巻き道コースはザレた砂道で滑って登りづらいのですが、逆に下りは楽に進めました。
山頂に到着すると、風も穏やかで雲もほとんどなく、
八ヶ岳や奥秩父などの山系も望めて360度の絶景。
まずは写真を撮りまくって、
景色をおかずに湯を沸かし即席麺とおにぎりの昼食、食後のコーヒーを楽しみました。
結局1時間以上も山頂に居たのがあっという間に感じられました。
道中、同年代の方々と何度も顔を合わせて,自然と話が弾み休憩も長くなりがち。
絶好の登山日和にここに来られたことを喜び合いました。
下山は、南側の小ピークに立ち寄ったり、摩利支天も往復。
鉄の剣はどのように突き刺したのかなど考えながら、軽快に歩きましたが、
駒津峰への岩場の登り返しはややきつかったでした。
双児山からは、疲れた足を痛めないように慎重に足を運んで、
コースタイムより10分ほど遅れて北沢峠へ下山。
こもれび荘前の冷たい水で喉を潤して一息つきました。
晴天で最高の景色を楽しむことができた秋の甲斐駒ヶ岳登山の一日でした。
帰りは高遠温泉の竹松旅館に一泊。
昔ながらの普通の旅館でしたが、おいしい料理となめらかな温泉に癒やされて
翌日帰路につきました。