【日 時】 2021年6月28日(月) 晴れのち曇り
【報告者】 T本 (参加ほか1名)
【コースタイム】
冠山峠(7:45)-冠平分岐(08:55)[10分休憩]-冠山山頂(09:20)
[35分休憩]-冠平分岐(10:10)-冠山峠(11:20)
【報告】
台風の影響で梅雨前線が接近するとの予報の中、福井と岐阜の県境の冠山に登ってきました。
標高は1257㍍とそれほど 高くはありませんが、
ピョンと伸びあがった「冠」が独特の風貌の独立峰的な山で360度の展望が楽しめます。
午前中だけは天気が良いとのことで、予定を早めて4時半に家を出発。湖西道路から木之本を通り国道303号線から
147号線経由で冠山峠に7時半頃到着しました。登山前のトイレは徳山ダムの下の方にあるお城の公園で済ませました。
朝は予想通り強い日差しで、小ピークを登ったり降りたりするうちに汗が噴き出して来ましたが、
ピークを越えるたびに山頂が近くなり、気持ちの高揚する楽しい登山となりました。
冠平の手前の日陰で休憩をしてから、岩場を登り山頂へ。
白山や能郷白山などの景色を楽しみながら、コーヒーを飲んでしばしマッタリ。
しかし、だんだんと雲が広がってくる様子を見て、天気が崩れる前に下山へ。
ショウジョウバカマやイワカガミなどの花は終わっていましたが、アザミの花がたくさん咲きミツバチは大忙し、
ニガナや蔓あじさいなどもきれいに咲いていました。
また、ウグイスのバックでセミが鳴き始めていたのも、夏の近さを感じさせました。
短時間の登山でしたが、本格的な夏を迎える前の深山の魅力をたっぷり味わえた山行でした。
(余談ですが)
岐阜の国道では、車の前をキジが走って山の中へ、その後集落の近くでサルの集団にも遭遇。
冠山を下山後、部子山(へこさん-山頂付近まで車で行ける)に行くと、林道で若いシカと鉢合わせ、
さらに車の前に子グマが現れ、驚いて山に駆け込むなど、野生動物たっぷりの一日でもありました。
(子グマ、超かわいかった!)