【日 時】 2021年6月8日(火)
晴れ、午後から風が強まり雲も多くなる
【報告者】 T本
【コースタイム】
自宅発3:00-6:40神坂峠駐車場-6:55登山口出発
-7:15千両山-7:35鳥越峠-8:20大判山[10分休憩]
-9:30天狗の頭[10分休憩]-
10:40前宮道分岐[10分休憩]-11:05避難小屋-
11:25山頂標識-11:35避難小屋裏の岩[25分昼食休憩]-12:20分岐
-12:55天狗の頭[10分休憩]-13:50大判山[10分休憩]-14:20鳥越峠
-15:10千両山-15:25神坂峠登山口着
【報告】
梅雨入りしたものの、良い天気が続くので恵那山登山に行ってきました。
数年前、観光で立ち寄った馬籠宿の一番上の駐車場から見た、雄大でどっしりとした恵那山が
印象深く、いずれ登りたいと思っていました。
中津川インターを降り木曽方面に進んで、馬籠宿につながる旧中山道を曲がり、
そのまま神坂峠への林道に進んでいきます。しばらく行くと、
強清水登山口と駐車場があります。ここから林道を横切りながら鳥越峠までの登山道が続いて
いますが、今回は神坂峠まで上がります。途中、工事現場のようなところがあって、
「恵那山最終登山届所」という看板があって、登山届ポストがあります。
ここで登山届を出してから神坂峠駐車場へ車を停めました。
神坂峠の登山者用駐車場には、6:40頃にすでに2台ほど車が有り、その後もう一台。
平日だけど人気があるようで、道中違うコースの人も含めて十数人と出会いました。
登山口は、すでに標高1569㍍。2200㍍ほどの恵那山までの標高差はそれほどないのですが、
神坂峠コースはいくつものピークを越えていくので、それなりに距離も有りややハードです。
そういえば、登山口では珍しく「熊出没注意」の看板を見かけなかったので、
後で調べてみると、それほど出没しているわけではなさそうです。
登山道は、両側の笹を刈り払うなど整備されていて歩きやすい道でした。
(関係の方に感謝。)20分ほどで、一面笹原の千両山。遠景は霞がかかっていましたが、
北の方には御嶽山と中央アルプス、東の方には南アルプス、南にはこれから登る恵那山と
そこに連なる小ピークがよく見え、このコースで一番の展望場所でした。
2時間ほどで天狗の頭、その登山道の右手は崖になっていて、風化して崩れやすい恵那山独特の
地層だそうです。天狗の頭を少し下ると恵那山本体への直登が続き、
ここが一番しんどいところ。息をつきながら登り切ると分岐があり、緩やかなテーブル状の
山頂域です。15分ほどで、避難小屋、さらに10分ほどで、看板と櫓のある山頂に到着します。
樹木に囲まれてほとんど展望はありません。
避難小屋の裏の岩の上から北の方の景色が少しだけ望めました。
花はそれほど多くはありませんが、シャクナゲやイワカガミ、バイカオウレンなどを見ること
ができました。また白樺(ダケカンバ?)の緑も鮮やかで、やや暑さが増してきた一日では
ありましたが、爽やかな山行となりました。