① 庄部谷山から北へ~・772ピーク ②黒谷西尾根・677付近まで
【実施日】 2021年5月3日(月・祝) 晴れ時々曇り
【走行距離】 約100km×2(200km)坂本~新庄
【参加者】 M内(車)、A井、K内(記録)
【コースタイム】
坂本平和堂横ローソン5:00→熊川宿→(三十三間山下見のため、登山口立ち寄り)
→7:20粟柄関所跡→黒谷林道「関電巡視路経由庄部谷山看板」P 7:45発~8:50上から2番目の堰堤梯子~(黒谷右俣遡行)~窯跡広場9:45~(関電巡視路)~11:30 △855.9(庄部谷山)(昼食)~(庄部谷山北尾根周辺・772付近周回)~16:10・667~△583.1(黒谷山)~車着17:20
【記録】
朽木のHさんから紹介してもらったNさんの山行記録をほぼ忠実にたどった。前日までの雨で谷の水量は思った通り多く、3人とも何とか水没することなく遡行を続けられたが、渡渉にはかなり思い切りが要った。要所に付けられていた赤い紐に助けられた。
黒谷右俣は沢登りの本に初級として登録されているそうで、A井さんは秋の紅葉の時歩きたいと言ったが、二人で是非暑い時期の企画してほしいとお願いした。桃源郷と記録されている名にたがわず、広やかないい沢が続く。奥まで詰めるのは次回の沢登りに残し、窯跡がある広場から尾根に取り付いた。関電の巡視路になっているので、庄部谷山へは迷うことなくブナ林の尾根をまっしぐら、11:30にはピークに着いた。
このあたりのブナを全部測ろうと意気込んでとりかかったが、尾根からかなり外れて10~20mも離れたブナにまで手を伸ばしたものだから、気づいた時には14:30を回っていて、A井さんから下山勧告が出た。体力も消耗。・772ピークから、ふらふらしながらまた庄部谷山へもどり、黒谷西尾根の下山に入った。
「初めてたどる黒谷西尾根」とM内さんと私は思っていたが、A井さんの記憶では・677までは3年ほど前から下見も兼ねて何度も通っているらしい。(高齢化による人の記憶の腐食は凄まじい・・。)時間も押しているので、ひたすら下るだけのつもりだったが、素敵なブナがどんどん出てくる。測らずにはおれない3人組(笑)。黒谷山にたどり着いたのはもう夕暮れ間近か。巡視路にお世話になりながらどんどん下り、最後にアクロバティックな渡渉を無事終え、17:20に車に着いた。日が長い今の時期で良
かった、と反省を込めてつくづく思った。
●https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3102692.html
・たどったのは紹介してもらったこのルート。
・黒谷へは、林道の「関電巡視路経由庄部谷山看板」のある所(崩れた橋を使う)から入る。
上から2番目の堰堤下にある鉄梯子を使うこともできる。水量は鉄梯子の場所の方が少ないが、梯子の最後のステップから下まで50cm程は虎ロープに足をかけて降りることになる。
●庄部谷山周辺に、稜線より20m離れた場所に何本もピンクリボンが付けられていた。黒谷西尾根の標高700m付近の木々にも黄色のテープがいくつも巻かれていて、林道から黄テープの場所までうるさいほどのピンクリボンが下がっていた。関電が新しい鉄塔を作る準備をしている?風力発電のための風況計測用の塔をもう一本建てる計画がある?どちらにしても、広範囲の樹木伐採について規制する必要はないのだろうか?
測量結果 胸高周囲
(1)250cm (2)275cm (3)241cm (4)248cm (5)405cm (6)335cm (7)295cm (8)463cm(枯死状態)(9)295cm
(10)325cm(杉を抱き込む)(11)275cm (12)213cm (13)320cm (14)320cm (15)253cm (16)275cm (17)325cm
(18)295cm (19)347cm (20)435cm (21)275cm (22)320cm (23)369cm (24)300cm (25)305cm (26)440cm