霊仙山 (1094m) 花観賞山行

【記録】
２日前からの黄砂で山が見えなかったけど、当日は少し山が見えている。お天気もいいし、ラッキー。今畑から熊出没注意の看板を横目に山道に入る。420m辺り廃村が見える。かつては17軒の家屋があったらしいが1979年に廃村に。山での生活はなかなかに厳しいものがある。水場があり、ネコノメソウ、カタバミ、ヒトリシズカ等々の花がぼつぼつ見えはじめる。初めは分からなかったけど人参の葉に似ているのが「福寿草」だった。崩れかけた屋根上にカタバミに似た白い花が沢山咲いている。キツツキが木を突っつく音が聞こえる。のどかだなー。笹峠でひと休み。ふと横を見ると壇黄梅が咲いていた～。　そして、カルスト地形「カレンフェルト」の直登が始まった！ゴツゴツした岩場を蟻のようによじ登る。「まだぁ？」「もう少しや」なかなかたどり着かない…前に来たときもここを登ったと思うけどこんなにしんどかったかな！Σ(×_×;)!　やっと展望台に。南霊岳の手前から目的の「福寿草」を探して岩場を歩く。「あったよ！」の声にみんな子供にかえって歓声をあげ、とるわとるわ‼　写真をでーす(^ー^)　山の花は山で見るからこそ美しいし、可憐だし、摘まないでほしい‼　福寿草ばかりに目が行っていたけれど、岩の合間に山芍薬の新芽、もうすぐあなたの出番ですね。
 さて気になっていた残雪ですが、踏むことなく霊仙山最高峰から三角点へ到着。大パノラマだが黄砂で伊吹山も霞んでいる。御嶽山らしき山も見えていたけど…昼食を済ませ、経塚山、お虎ケ池、猿岩へ。どの岩が猿に見えるか論議？左の山上にやっと鹿の姿を見つける。いましたね～鹿。鹿に食べ尽くされ笹山だったなんて信じられない姿になった霊仙山。何十年、何百年後はどんな山になっているのだろう。　予定より30分遅れて今畑に下山。転げ落ちる事もなく無事が何より。そして蛭の心配もなく登れて最高～♬　
女性達にお付き合いくださったY口さんありがとうございます❤そして、疲れた身体にムチ打って運転して下さった三人の方々、併せてありがとうございました。みんな大満足の山歩きでした～。