御在所岳でアスレチック登山

 

 

D a t e s : 2020年8月2日(日)

Weather : 曇り

Member : T博之(CL)、Nみちる(SL)、G夫婦、G娘 (計5名)

Coures : 8:20 中道登山口 → 9:00 負ばれ岩 → 9:30 地蔵岩 → 9:40 キレット → 11:30 山頂 →

         12:30 裏道下山口 → 14:30 藤内小屋 → 15:30 ロープウェイ山麓駅駐車場

 

今年は梅雨が長く予定日を2回延期しようやくの山行となりました。当初予定の7月からひと月ずれ込み、気温も上がり熱中症や体力の消耗が心配されましたが、無事予定通りの行程を歩くことが出来ました。

 

 

□ 中道登山道は奇岩の宝庫

 

5人中3人は初ルート。しんどい登りが続きますが迎えてくれる奇岩には疲れも忘れびっくりさせてくれます。登山口からしばらく樹林帯をゆっくり登ります。だんだん岩場が多くなりストックを仕舞ってアスレチック体験の始まりです。最初に迎えてくれるのは「負ばれ岩」。ワァ~すご~いの歓声をあげながら小休憩。ところどころ梯子やロープを張った岩場を慎重に進みます。ふと振り向くと今にも落っこちそうな岩を乗せた「地蔵岩」。地蔵にもロボットにも見えるその奇岩にまた、ワォ~どうなってんの!? 誰が乗せたん?? の歓声。そして次に現れたのは最大の難所、キレット。ストンと切れ落ちた岩場を下らなければなりません。登るだけの岩場から一転して初めての岩下り。正直ちょっと怖いです。鎖を補助に一歩一歩慎重に足場を確かめながら下ります。きゃあ~足届かへん、おしり重たい~とか言いつつ何とかクリア。

 

 

山上公園はのんびり楽園地

 

長かった登りを終え山頂に到着。そこはロープウェイの観光客も多く賑やかな雰囲気。里から涼を求めて上がってきた無数のトンボさんが飛び交っています。あいにくガスが多く景色は望めませんでしたが梅雨明けの猛暑を避けるにはちょうど良い気温でした。

 

 

下山も楽しくバリエーション体験

 

下山に歩いた裏道登山道はやや距離は長いが、登りとはまた違った楽しみがありました。河原では大きな岩の上をぴょんぴょん跳ねるように歩き、細い木橋を慎重に渡ります。川の水の綺麗さは見ているだけで涼しい気持ちになります。下るほどに岩壁をむき出した岩肌がどんどん高くなるのとは反対に、街の景色が近くなるころ長かった行程もようやく終了となりました。御在所岳は、樹林帯、砂地の登山道、梯子、巨石、ロープ、鎖、キレット、トラバースといったアルペンムードを味わえるとても愉快な山でした。

 

 

登って下って「一言半句」

G夫:3度目になるけどいつ来ても楽しめる山です。(往復の運転ありがとうございました。)

G婦:体力的にはきつかったけど最後まで自分の足で登れて降りることが出来てとても楽しかった。(さすが、母は強しです。)

G娘:こんな本格的な山登りは初めて。いろんな表情の大自然に囲まれて最高でした。(見るもの全てに瞳を輝かせている姿から感動が伝わってきました。)

Nみちる:御在所がこんなにいろいろな景色が楽しめてバリエーションにとんだ山だとは思っていませんでした。また来たいです。(1年後にはヘルメットをかぶってどこかの岩場をガシガシ登っていると私は確信します。)

T博之:なんちゃってリーダーを務めましたが不十分なこともあったと思います。って言うか、そんなの忘れてめっちゃ楽しませてもらいました。