自然保護部 野坂山地 寒風~赤坂山 自然観察会

日   程: 2018年5月27日(日)

天   候: 晴れ

参 加 者: K内・M内・Y田・K間・K川・B場・M本・K村・K西(記録)熊森3名 A木先生&K辺(助手)

コースタイム

8:50 マキノ高原→大谷山登山口→展望ベンチ→12:00寒風(昼食)14:00粟柄越→ブナの木平→16:20マキノ高原

記録

赤坂山は滋賀県と福井県若狭地方に跨る野坂山地に所属する山で、明王ノ禿に見られるように花崗岩からなる山。厳しい環境の下で他の競争がない為に植物や生き物にとっては生きやすい所だった。という事で一日A木先生の下で自然観察をしました。
クリの害虫や成長すれば可愛い幼虫。普段は気にも留めない・・・コアジサイ・エゴ・
タンナサワフタギ・ウリハダカエデ・クロモジ等々(ゆっくりと観察できた)
 700m越える辺りからブナ林が目立つ様になってきて緑が綺麗。助手K辺さんの「時間が大分押しているので」の忠告にも関わらず先生のブナのお話が続く。で、寒風で昼食(マダニに注意しながら)風も通って気持ち良い。お昼をすますと粟柄峠に向けて歩く。途中鹿の食害による自然破壊が危ぶまれる。変わりゆく地景を見ると胸が痛みます。
 粟柄峠から時間切れでマキノ高原へ下山する。ベニドウダン・サラサドウダンが期待通りに迎えてくれました。いつもは階段の多いマキノ高原里山遊歩道で帰るのですが、今回は少し距離は長いですが足には易しい牧野遊歩道で下山。そこでホオの白い花が見られました。
普段は見つけにくのでしょう。思いもかけない出会いにお得感いっぱいの下りでした。
 今日一日。ヤマナラシで風を感じ、新緑で春を感じ、ホオの花の甘い香りで癒され。ゆっくりと自然観察・勉強ができ有意義な一日でした。

 

 

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