日 程: 2017年7月15日(土)
天 候: 晴れ
参 加 者: T田(CL)、N裕(記録)、A隅、K間、K本
コースタイム
8:50マキノ高原駐車場~9:20階段最上段(衣服調整)~10:00ブナの木平~オオイワカガミ・イワウチワ群生地~10:50粟柄越~11:05赤坂山頂上~11:40明王の禿~ 12:25三国山頂上(昼食)~13:50赤坂山~15:35マキノ高原駐車場
記録
赤坂山は、滋賀と福井の県境のある標高823・8mの中央分水嶺に位置し、貴重な自然植生がいたる所に見られ「山と渓谷社」が選定する「花の百名山」に選ばれているが今回は残念ながら季節の花の端境期であろうか、数種程しか見られなかった。
きつい丸太階段の連続の針葉樹林の登山道を抜けると、やっと標高515mのブナの木平に到着、しかし周囲にはブナの木は見当たらない。一息入れ登山道を進むとブナ、ミズナラ林で渓流の瀬音が心地よく、オオイワカガミ、イワウチワの登山道左右の群生、広葉樹林の日陰を抜けると標高700m明るい稜線にでる。古来、若狭と近江、京を結ぶ重要な街道で海産物、米、塩、炭などを運搬したという粟柄越の道標から、巨大な送電線の鉄塔と地を這うような低木を抜け、15分程で赤坂山頂上登頂。日本海、琵琶湖360度見渡せ、伊吹山は、霞んでいるものの薄っすらと見える。
無風のカンカン照りの中、集合写真を撮り、小休憩後、小さなキレット地帯である明王の禿からさらに下り、道幅が狭い湿地帯進み、急な坂を上りきると三国山頂上に到着、見晴らしは良くないものの、今回の初夏30度越えでの山行は各別の達成感がある。
休憩、食事を挟み12時50分に下山開始、明王の禿、赤坂山へ照り返しの登山道を登り切り、休憩後、一路下山、15時35分に無事駐車場に到着。帰路は3連休の初日のせいか、今津での渋滞が全く無く、大津市内での渋滞のみであり、帰宅し、入浴後のビールが格別でした。