石川・富士写ケ岳 シャクナゲ三昧、一生分堪能山行

日   程: 2017年5月7日(日)

天   候: 晴れ

参 加 者: Y森(L)A部 K川享(記録)

コースタイム

【コース概要】

 大内登山口→(大内コース)→富士写ケ岳→(不惑新道)→小倉谷山→火燈山(ひともしやま)→(火燈古道)→大内峠登山口の周回コース

 

【アクセス】

 行き 車 6:00膳所→6:30瀬田東IC→丸岡IC→8:50大内登山口着

 帰り 車 15:45出発→丸岡IC→敦賀IC→18:10大津京駅→18:20膳所駅着 

 

【コースタイム】
大内登山口(245m)9:25---11:45富士写ヶ岳山頂(941,9M)12:10—13:50小倉谷山(910.7m)14:00 ---14:20火燈山(803m)1--大内峠登山口(P)270m15:30着 

 

富士写ケ岳
富士写ケ岳 距離9.4K 累積標高差約950m 行動時間6時間25分

記録

 今年の滋賀のシャクナゲの花は、どこももう一つ咲いてなかったので、Y森さんの山スキーのお友達、石川県在住のアットランダムさんから「石川県の富士写ケ岳のシャクナゲがとてもきれいに咲いている」という情報をゲットして、遠路はるばる片道190キロ、約3時間北陸自動車道を走り、シャクナゲ花見山行に行って来ました。私は、知らなかったのですが、この山はシャクナゲでとても有名な山で、大日山、鞍掛山と共に加南三山なのだそうです。駐車場は、私たちが到着したころには満杯で道路脇にもたくさんの車が停まっていた。
 今回は大内峠~頂上~不惑新道~小倉谷山~火燈山~火燈古道の時計回りの周回コース。大内峠から登り始める。登り始めは急登。急登を過ぎると小さな花々が、山道沿いに咲いている。日本海山系は、やはり花は豊富なのだろうか。チゴユリ、ナルコユリ、イワカガミ、ショウジョバカマ、白いイカリ草、タチツボスミレ、ツクバネ草。。。そして、沢山の椿の赤い花、タムシバ、オオカメノキの白い花。上に下に写真を撮るのが忙しい。40代から50代の珍しい男性ばかりのグループ、BOYSにすたこら追い抜かされ、私たち女子部Girlsは花を愛でながらゆっくり登っていく。下りて来られた方に「シャクナゲは如何ですか?」ってお聞きしたら、「それは見事ですよ。今が見頃です」というお返事。「おぉーこれは期待できるぞ」。そして、そしてなんと750mを過ぎたところから突然に現れたシャクナゲの群生。今が盛りと見事に咲き誇ったシャクナゲの壁という感じの花の群生。。行けども行けども尾根伝い、斜面全体にシャクナゲの花、花、、花。ピンク色に山道を染めてそれは、それは美しい。こんな綺麗に咲き誇るシャクナゲの群生を見たことがない。この花たちは、頂上まで続くのであります。あまりにシャクナゲと戯れ過ぎて予定の時間を1時間もオーバー。でもそんなことも構わない。今、この、シャクナゲを楽しまないと。。。頂上に着けば、そこは満席状態。家族連れ、クループ連れ、若い人、ちょっと年とった人。まさに老若男女。先ほど追い抜かされたBOYSはしっかり宴会モード。焼きそばにビール?いいねぇ。白山、釈迦岳、大日山、赤兎、大長山。。。眺望も素晴らしい。南加賀の山々。深田久弥が初めて登った山としても有名で頂上には真新しい碑が建っていた。ここからは不惑新道を通って小倉谷山~火燈山へ向かう。何故不惑新道と言うのでしょうか。火燈山は昔、ここから烽火を上げたのだとか、この道もブナ、ミズナラなどの広葉樹の豊かな自然林でとてもきれいな道。そしてまたまた、780m過ぎたところから、シャクナゲの群生が。。。これでもかというぐらいに咲いている。こんなにたくさんの花を見たことがない。一生分のシャクナゲを見た気がする。しかし、火燈山まではロープもあり、なかなかの急登が続く。そしてこの稜線からも、白山、釈迦岳、加賀大日岳、取立、経ケ岳、くっきり見ることが出来る。シャクナゲと白山山系の眺望を堪能。山並みはシャクナゲ色に染まっている。
 火燈山からの下りも急な下り。けがをしないように。。。しかしこの火燈古道にもしっかりシャクナゲの花が咲いている。この山のシャクナゲは、次から次に株が分かれ、若い株がどんどん増えている感じ。これから先もずっと山一杯に咲き続けるだろうなと。
 これからは毎年この時期にシャクナゲの咲き具合をチェックして訪れたい。遠路はるばるの価値十分。皆さんに見てもらいたかったなぁ。シャクナゲと可憐な、豊かな花々と広葉樹の光り輝く新緑。Y森さん、長い運転とナイスな情報、ありがとうございました。

記録(K川享子) 写真(Y森)

 

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