竜ヶ岳・シロヤシオ~静ヶ岳

日   程: 2016年5月22日(日)

参 加 者: Y森(CL)、N野、K西、A部

天   候: 晴れ

コースタイム

6:55宇賀渓有料P発(245m)→7:20遠足尾根登山口分岐(330m) →7:30魚止滝(340m) →7:57五階滝(415m)→8:12中道分岐(435m) →8:30長尾滝(450m)8:37→8:53中道分岐(435m) →11:07竜ケ岳山頂(1,099.6m)11:20 →11:41治田峠分岐(1,030m)11:44 →12:20セキオノコバ(990m)→12:40静ケ岳山頂(1,088.6m)13:15 →13:23セキオノコバ→13:50治田峠分岐13:55→14:08金山尾根と遠足尾根分岐(990m)→15:30林道に出る(360m) →15:57宇賀渓有料P着

コース概要  距離 15.4km  累積標高差 約1,200m   行動時間 約9時間
コース概要  距離 15.4km  累積標高差 約1,200m   行動時間 約9時間

記録

 シロヤシオ咲く時期に宇賀渓に車を止めるには、朝7時前に入らないと難しいとのネット情報により、自宅を5時に出発。順次メンバーを拾い宇賀渓へ。6時40分に駐車場にはいれ、駐車OK。トイレもきれい。
 準備後6:55登山スタート。表道は滝を見ながら行けるコースです。一番手は、魚止めの滝。少し下りて見に行きます。大きな滝ではないが、後ろは、硬い岩盤の縦岩が立ちはだかってとても魚は上れそうにない。だからこの名がついたのかな。本道に戻り先へ、道は、細いがはっきりしている。(ただし、燕滝だけは、崩壊のために行けない)五階滝は、何層にも分かれた滝であった。ここから、数回、渡渉を繰り返し、やっと長尾滝まで行く。一番大きな滝であり、滝壺も大きい。ここから先のルートが、遠目には、計り難く、分岐に戻って中道を行くことにする。中道は、堰堤が2つあり、そこにつけられたハシゴを登って行くコースである。その二つ目のハシゴで、ストックの先の部分が抜け落ち、もう一度取りに下るはめになった。何とか無事に拾って登る。このコースは川沿いに進み、上部尾根に出るまでは樹林帯なので、今日の暑さからすれば、良いコース取りであった。沢を離れると急登が始まる。およそ200m登ると緩やかになる。標高950mくらいから、シロヤシオが現れ、1,000m近くなると樹林もなくなり、山の斜面は良く見えるようになる。いました。その斜面に羊がいっぱいです。シロヤシオが満開だと羊が山の斜面に放牧されているように見えるのです。山頂はすぐそこですが、太陽が暑いです。11:07竜ケ岳(1,099.6m)山頂に到着。山頂は大勢の人であふれていました。北方面には藤原岳、御池岳、そしてこれから行く静ケ岳が見えています。南方面には釈迦ケ岳、御在所岳の山々が広がっていました。
 山頂で休憩後、眼下に広がる羊の放牧場を写真に納めながら、分岐へと急ぎます。せっかくここまできたのだから、治田峠分岐から静ケ岳を往復します。最後は少し登りですが、往復とも思ったより緩やかでした。シロヤシオはないものの、ムラサキヤシオや、イワカガミ等が咲きみだれ楽しめます。また、新緑の中を歩いいていると、小さな池があり、そこにモリアオガエルの卵がいくつかついていました。12:40静ケ岳山頂(1,088.6m)に到着。木々の間から竜ケ岳が見えます。ここは私達だけの貸切山頂です。木陰で昼食です。
今日は、暑いのでN野さんのお蕎麦が正解。食後、分岐まで戻り、下山は遠足尾根を下ります。南東の方向に霞んで見えにくいですが伊勢湾もかすかに見えています。遠足尾根は、分岐から見ていると木々はなく、広い草原となっています。有名な尾根だけに一度は下ってみたいです。途中に、なんじゃもんじゃの木もあり、ふわふわの白い花をつけていました。最後は急な斜面をジグザグに下って林道に出て、16時前に駐車場に到着しました。私は竜ケ岳も、ここに咲くシロヤシオと出会うのも初めてでした。沢あり、花ありのコースでとても楽しい一日でした。「早起きは三文の徳」ですね。メンバーの皆さま、ありがとうございました。