石川・鷲走ヶ岳(わっそうがたけ)

日   程:2016年4月16日(土)

天   候: 天候晴れ時々曇り

参 加 者:Y森(CL車) K西(SL)  Y田ひ  A部

コースタイム:               
9:00歴史民俗資料館P出発(430m)→9:05登山口(455m) →9:15新・旧道分岐点(480m) →9:50A・Bコース分岐点(630m) →10:40 林道横断(765m)→10:57白抜山山頂 (891m) 11:10 →11:21最低コル(815m) →12:28鷲走ケ岳山頂 (1,096.6m) 13:14 →13:52 林道への分岐(825m) →14:05林道に出る(775m) →14:37水芭蕉群生地 (685m) 14:45 →14:57A・Bコース合流点(630m) →15:12新・旧道合流点(480m)→15:17歴史民俗資料館P着(430m)
距離 一周約8.4K  累積標高差 約800m 行動時間 6時間18分
Y森自宅 5:15発(湖西周り)          

鷲走ヶ岳ルート図
鷲走ヶ岳ルート図

記   録:               
 自宅から、湖西周りで約200K。9時前に駐車場に到着。9時登山開始。登山口横の土蔵の上方の片隅に屋号を示すものか?オブジェがあって、素晴らしいです。小さな芸術です。
 登山口から、すでにスミレや、カタバミ、ショウジョウバカマが咲き誇っています。しばらく行くと白抜山への新旧道の分岐点に到着。迷った末、新道を選び登っていく。帰りに分かったけれど、旧道は、荒れていて倒木もあり、あまり使われていない様子でした。そのうちに尾根にのり分岐点に到着。ここがAコースとBコースの分岐点となっていた。まずは、Aコースを登ります。今日は、残雪を心配して、スパッツ、ダブルストック、軽アイゼンを持参してましたが出番なしでした。例年なら、まだまだ残雪多い時期なのですが、雪がないのです。斜面をトラバースするように登っていくと道端には、フキノトウや、キクザキイチゲ、イワウチワ、エンレイソウ、キジムシロ、キケマンが咲きだしています。 765mで林道を横断するとすぐに満開のミネザクラが迎えてくれました。イワナシやタムシバもありました。登山道が南方向に変って標高差90m程登ると白抜山山頂に到着です。
 ここには大きな反射板があります。白抜山山頂からは、南東方向に、大きく残雪の白山が、東北東方面に笈ケ岳、大笠山が見えます。休憩後、出発。ここから90m程下り、林道への分岐点からは登りに転じ、小さな尾根を登っていきます。トラバース地点もあって残雪が多ければ、緊張しますが、今日は、雪少なく問題なく通過です。この辺りは、地図上の登山道とは違っています。そして最後の尾根に乗ると残雪(ちょっとです)が出てきました。雪の感触を十分に楽しんで登って行くと鷲走ケ岳山頂到着です。
 山頂には、方位盤があり、山座同定もできます。すぐ横に二等三角点があり、山頂より10m程進み少し下がった広場には大きな反射板がありました。ここからは、木々に邪魔されず大きく白山が望めます。山頂に戻り、白山、笈ケ岳、大笠山を眼前にお昼にします。なんと贅沢な。反対側には小松方面かな?日本海が見えました。
 さあ、カロリーも補給したところで下山しましょう。そしてもう一つの目的、水芭蕉の花を見に行きましょう。林道に出る直前に何やらイタドリのようなものが芽をだしている。良く見ると、真ん中に蕾があり抱え込むようにしながら地表にでてきたような感じです。なんだろうと思って辺りを見ると咲き始めているものがありました。サンカヨウです。サンカヨウがこんなふうに芽をだすとは思いませんでした。写真を撮ったら、林道に出てしばらく歩き、再び左手の山道へ入ります。Bコースを下ります。その途中に水芭蕉群生地があるのです。芽吹き出したばかりなのにもう水芭蕉の花が咲いています。緑と白のコントラストが目立ちます。帰りも新道を下り15時過ぎに駐車場に到着しました。今日は、残雪の山々の眺望、芽吹きだした花々の観賞、そして小さな村の芸術鑑賞と遠出をしてきた甲斐がありました。ご一緒して頂いた皆様、ありがとうございました。

(記録 Y森)

Photo Gallary (クリックで拡大)