藤原岳

日   程:2016年3月27日(日) 

天   候:晴れ

参 加 者:Y森(CL)、K西(会計)、Mさん(一般)

ル ー ト:観光P→大貝戸道(表登山道)→山頂→天狗岩→聖宝寺道(裏登山道) →観光P         
アクセス:Y森自宅発5:20→登山口観光駐車場着7:00
コースタイム:7:05藤原岳観光駐車場(145m)→7:18大貝戸登山口(165m) →8:55八合目(835m)9:02→10:12藤原山荘(避難小屋)(1,090m) 10:24→10:42藤原岳山頂(1,140m)10:53→11:05展望台(1,120m)11:12→11:20藤原岳山頂(1,140m) →11:35藤原山荘(避難小屋)(1,090m) →11:57天狗岩(1,165m)12:40→13:03藤原山荘(避難小屋)(1,090m) →13:388合目(835m)13:45→14:50聖宝寺(230m) →15:15藤原岳観光駐車場(145m)着

距離:12.2km 累積標高差登り:約1,200m 行動時間:8時間10分 

藤原岳ルート図
藤原岳ルート図

記   録:                              
 藤原岳には今だ、訪れたことがない。福寿草が咲く季節は混雑するから敬遠してきたのです。今年は、積雪少なく山スキーに行く機会も少ない。そんな折、福寿草が咲いていると聞いて無性に行きたくなり、あちこちの方にお誘いをかけ、やっと3人集まり実施する。人混みを避けるため八日市ICに6時集合とし、約1時間で登山口へ。車は藤原岳観光駐車場(300円)に停めました。 
 登りは大貝戸登山道(表登山道)を、神社の鳥居の右横から登ります。道は、しっかりしており山頂まで一合ずつ標識がついています。木々はまだ葉がでていないので見通し良し。また、木々の種類も多く4合目では、枝ぶりの良い木々が目につき休憩に最適です。気になったのは、八合目手前でかなり崩壊した沢です。これは数年前の大雨の爪痕でしょうか?そこを通過するとまもなく八合目に到着。ここは、裏道との合流点です。少し休んでスタートしたら、バイケイソウの新芽をみつけました。まだ10㎝です。そして間もなく伊吹山や荒島岳、白山も遠くに見え始めました。ふと下を見ると福寿草が咲いているではありませんか?うれしくなって写真をいっぱい撮ります。歩き出すと次々ときれいに咲いている福寿草が出てきました。朝が早かったので登山者は少なく、ゆっくりと写真を撮りながら進みます。そして石灰岩の岩だらけの中を登ると藤原山荘に到着です。休憩もそこそこに出発。道は、少し下り、ぬかるんでいるけれど山頂直下の平原を緩やかに登ると藤原岳山頂到着です。
 山頂の岩場の上に出ると御池岳と天狗岩がすぐ近くに見えます。そして昨秋訪れた天狗堂とサンヤリ、反対側には、御在所岳。そして遠くに目をやると荒島岳、白山、乗鞍岳と御嶽が白く見えています。さてせっかくなので、20m低い展望所まで行こうと下り始める。すると足元に小さくセツブンソウが咲いていました。可愛い。展望所といってもカルスト台地にある尖がった岩だらけの先端です。そこからは、孫太尾根が続き、その向こうは伊勢湾まで見通せました。そして山頂に戻るとすごい人の群れ。2回目のピークは通過、山頂直下の平原はカルスト台地、石灰岩の岩が点在しています。藤原山荘も通過し天狗岩へ、こちらに来る人は少なく、「藤原岳山頂から見た伊吹山が、ここでは大きく見えるね」とかいいながら天狗岩に到着。
 先端は急斜面で注意です。ここからの藤原岳は尖った三角山に見えます。ここは、人が少なくてゆっくりできます。昼食休憩していると天気予報通り曇ってきました。長居は無用と下山にかかります。藤原山荘まで戻ると10人もの人がトイレに並んでいる。びっくりポンです。さて八合目から聖宝寺道(裏登山道)を下ります。これが、けっこう急斜面で、急激に筋肉疲労を感じました。でもスハマソウ、ミスミソウの仲間らしい花も見つけました。最後に巨大な堰堤に出て20mほど階段を登り、また堰堤の上に出ると叉、階段の下りが待っていました。あ~しんど。そして間もなく聖宝寺に到着。ここから20分程歩いて駐車場に戻り周回達成。車横の桜は、朝よりも開花してきたようで、ほんのりピンクが濃くなっていました。初藤原岳は、最盛期でも時間やルートの取り方次第でゆっくり楽しむことができるのだとわかりました。福寿草も満開でとても綺麗でした。急な計画でしたが、御同伴頂きましたお二人に感謝申し上げます。

(記 Y森)