奥美濃・野谷荘司山 山スキー

日   程:2016年2月27日(土) 前夜発日帰り 

天   候:晴れ後曇り上部強風

参 加 者:O音さん(CL車) M宅さん(SL) Y森(企画)

雪のコンディション:パウダー 

 

コースタイム

出発 米原26日21時

7:25トヨタ自然学校P発(700m) → 7:49 林入口(755m) →9:30 トラバース地点(1280~1300m)3:38→10:09 1450mで終了10:28→ 滑降 11:15 林入口着(755m) →11:18 大休憩(745m)11:51 → 12:00トヨタ自然学校P着700m 

距離6.2K 行動時間4時間35分  (登りの時間 2時間44分) 累積標高差 750m

記   録:                      

 前日まで猿ケ山と野谷荘司山東谷と、どちらにするか悩んだ末、降雪量や当日の天候を考えて野谷の東谷に決定。米原21時に出発し「道の駅、白川郷」に0時前に着いた。軒先を借りて車を止める。荷物とスキーを外のベンチに置き、車中で宴会後仮眠。

 翌朝6時に起床、朝食後、私の運転でトヨタ自然学校まで移動(O音さんの車を初めて運転させてもらう)外車です。

なんとか問題なく到着。すでに車8台程あり。トヨタ自然学校にキーを預け、車を止めさせてもらう。O音さんいわく計画書の提出はなく下山時間のみを聞かれたとのこと。

  7:25スタート。最初は、白山白川郷ホワイトロードの車道を歩く。500m程で、左の林に入り、尾根に取りつくが、すでにりっぱなトレースができており、利用させてもらう。最初は杉林、そしてミズナラ、ブナ林の中を登って行く。白谷を挟んで右手には三方岩岳、正面には、今日は行かないけど時折、野谷荘司の前衛が姿を現す。昨日の新雪は30㎝くらいかな。先週末の大雨後の雪面は埋まっている。それにしても今日のトレースはとっても急なトレースで、何回もスリップして手間取り、お二人から遅れをとる。少し緩やかなところにくると待っていて下さった形跡があった。申し訳なく思う。さて、登るにつれ、だんだんと風が強くなり、せっかくのトレースも雪は降ってないのに風で飛ばされた雪でトレースは埋まり、ないも同然になってきた。そしてようやく標高1300mのトラバース地点にくると、急斜面にジグザグにつけられたトレースはほとんど雪で埋まり、かすかな痕跡しかない。雪はサラサラ、強風の中、雪を崩さないよう、慎重にトラバース。今日の核心部でした。お二人が上で注視していて下さったので、心強かったです。そこをぬけて1450mまでくると東斜面にあと標高で50m登ればというところまで登った時、先行者2人が滑降してきてO音さん達の目の前で小さな雪崩を誘発、そのおひとりが危うく巻き込まれそうになるというアクシデントに遭遇(私はみていないが)。大事故にはならず良かった。その方にお聞きしたところ1480m台地から先のトレースはないとのことで、皆さんここから、東か北の斜面に滑りこんでいることが分かりました。

 そこで私達も、これ以上は危険と判断し尾根上は風も強いので無理せず1450地点で止めることにして北向きの谷を下り白谷に出ることを選択しました。結果、雪崩そうだったのは上部の尾根付近だけで後は問題なし。滑り出しは恐々でしたが、そのうち木々もまばらな広い谷斜面に出ると新雪滑降を楽しむ余裕も生まれ、今シーズン初めてのパウダーを楽しみました。結局、目的の東谷を滑らず反対側の北斜面に滑り込んだのです。東谷は来シーズンにリベンジです。白谷に出てしまえば、そこからは川横を滑る緩やかな斜面です。でも今年は雪が少なく穴があいてたり、上下の起伏がひどかったりと、バランスを崩し安いので慎重に滑降。そしてホワイトロードと合流。駐車場にもどる前に林の中で大休憩。そういえば、ほとんど食べていませんでした。

今日のコースは皆さん、適当なところから東や北に滑り込んで、早い方はもう一回行かれているようでした。ピークにこだわらず、まるでゲレンデのように周回されているのですね。12時にトヨタ自然学校駐車場に到着。終わり

【記録 Y森】

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