日 程: 2015年10月4日(日)
天 候: 晴れ 山頂付近強風
参 加 者: Y森(CL記録)、N野(SL)、A部
アクセス: 京都駅八条口21:23発 山形行き夜行バス
コースタイム:
刈田岳・・・9:00刈田岳P(1,645m)→稜線歩きお釜見学→9:35刈田岳山頂(1,758m)→10:15休憩後駐車場へ ~車で蔵王温泉へ移動~
熊野岳・・・11:38蔵王ロープウェー山頂駅(1,660m)→(少し遠回りで)→12:03地蔵岳山頂(1,736m)12:12→12:25ワサ小屋跡分岐(1,700m)→12:50熊野岳山頂(1,841m)
・蔵王山神社参拝13:03→13:13稜線からお釜見学(1,785m)13:20→13:30避難小屋で休憩(1,830m)13:50→14:08ワサ小屋跡分岐14:17→15:00いろは沼(1,440m)15:13→15:35観松平、天竜の松(1,420m) →15:55蔵王ロープウェー樹氷高原駅(1,330m)着
ルート図(クリックで拡大)
記 録:
蔵王山の最高峰、熊野岳に一日で行く計画をN野さんが練って下さり、往復夜行バスで日帰りするという、いわゆる弾丸登山で結構することになった。一度は若いうちにこんなこともやっておきたいし、天気を見て決行できるという良さもある。10/3夜、京都駅八条口からバスに乗り込む。トイレもあって安心。すやすや眠りにつき翌朝7時前に予定より早く山形駅に到着。朝食はバス車中で終えているので、そのままレンタカーを借りて、蔵王の刈田岳へ向けてGO~。
刈田岳へは、宮城県側の蔵王エコーラインを進んでいく。登るにつれ両側の木々が少しずつ色づき始め、いい感じになってきた。蔵王ハイラインは通行無料でお得。たぶん火山活動で長く通行止めだったため、観光客の減少を食い止めるための策でしょう。9:00に到着し早速、登山というか、観光というかお釜を見に行く。風が強いので防寒対策バッチリ着膨れてスタート。少し歩くとすぐにお釜は見えます。エメラルドグリーンの湖面が美しいです。でも風が強くて、まわりの観光客は寒さ対策していない人ばかりで寒そう。防寒対策している私達でも寒いのに。少しお釜の淵を歩いて、この先、火山活動のため通行止めの看板の所まで行く。昼から行く熊野岳がすぐそこに見えるのに(歩けば20分程)行けません。なのでターンして刈田岳山頂へ向かう。山頂には刈田岳神社があって、そこが山頂らしい。刈田岳山頂温度は3度。ガスもかかってきたので、下山し蔵王温泉の方へ車で向かうことにする。
蔵王温泉から、ロープウェーを2本乗り継いで、11時半に山頂駅に到着。早速お地蔵さんと写真撮影。そして地蔵岳では眼前にこれから登る熊野岳が見えます。熊野岳に急ぎます。ワサ小屋跡の分岐を通り、約150mの登りです。途中で近道という標識が目に入り、そちらに行くと岩ゴロの歩きにくい道ですが、山頂直登の近道です。緩やかになったと思ったら、そこが熊野岳の山頂でした。山頂には蔵王山神社が置かれています。山頂からの眺望はぐるっと一望ですが、あの緩やかな山が月山かなとか、見えてもなかなか特定はできませんでした。写真を撮って楽しんだら、少し70m程下ってお釜の淵に行ってみます。そして覗き込むと、恐~い。崖、崖。その向こうに絵葉書のようなきれいなお釜がみえています。今日は、風が強いので落ちないようにしっかり、踏み込んで、ふらつかないようにして写真撮影です。成功。バッチリです。満足したら、次は50m登り返して避難小屋に行きます。避難小屋は、当初見るだけのつもりでしたが、中に入ると風から逃れられ、毛布もあって温かいので、ここで昼食にすることにしました。活火山ですからセメント作りの頑丈な小屋です。でも窓もあり光も入ります。
さあ、後半の散策です。登山道を下りてワサ小屋跡から、いろは沼へ下りていきます。熊野岳を後ろにして紅葉を眺めながら下って行くと、いろは沼に出ました。いくつもの池塘があり、お花の最盛期はさぞきれいでしょう。
そこから、間もなく観松平の散策路にでて松を鑑賞し、特に大きい「天竜の松」では迫力と生命力を感じ、様々な形態の松を鑑賞しながら駅へと向かいます。そして樹氷高原駅から下りのロープウェーを1本乗って蔵王温泉に下山しました。
蔵王温泉で日帰り温泉で疲れを癒し、山形駅に戻り、レンタカーを返した後、駅近くで夕食を終え(もちろんビールで乾杯する方も)再び、京都駅行きの夜行バスに乗り帰途に着きました。翌朝6時前に京都駅に到着し、長~い一日が終わりました。こんな登山にお付き合い頂きありがとうございました。まだできるもん。若いもんね。m (__)m