鈴鹿 藤原岳・御池岳

日   程:2015年9月22日(火)~23日(水)
参 加 者:Y永(CL)K村(記録)

コースタイム
9月22日(晴れ)7:43(茨川手前4km通行止め地点)駐車地8:00 … 9:00茨川 …(真の谷)… 10;21三筋の滝 … 12:30白瀬峠 … 14:04藤原岳(昼食休憩)14:32 … 16:02治田峠 … 16:42茨川 … 17:35駐車地(ここでテント泊)
9月23日(晴れ、一時曇り)君ヶ畑駐車地に移動8:14 …(T字尾根)… 11:22テーブルランド(昼食休憩)12:00 … 12:25土倉 …(ノタノ坂)… 14:08駐車地

藤原岳・御池岳ルート図
藤原岳・御池岳ルート図

記   録

9月22日: 国道421号線、石槫トンネル手前から未舗装の林道を茨川に向かう。林道入口にこの先通行止めの看板があったが、行けるところまで行ってみようということで、進んで行くと、茨川の手前4kmほどで、道路崩壊箇所の修理工事のため完全に通行止めとなっていた。しかたなく、その手前に車を止めて、そこから歩いていくことにした。実際に歩くと、茨川まで約1時間ほどかかった。そこから、真の谷を遡行する。何度も渡渉する必要があった。また倒木があったり、崖っぷちのトラバースがあったりで、遡行にはかなり時間がかかった。三筋の滝では、右岸の崖に、少し頼りなさそうなフィックスロープがあった。白瀬峠に通じる谷との出合いまで真の谷を遡行し、白瀬峠へと枝沢沿いに登っていく。白瀬峠からは、歩きやすい尾根となり、天狗岩の近くを過ぎると視界も広がり、高原状となる。その高原には多くの花が咲いていた。藤原小屋(避難小屋)の横には新しい水洗のトイレがあった。藤原岳山頂付近で昼食休憩。そのあたりではトリカブトなど多くの花が咲いていた。
 南の尾根を治田峠へと下っていく。治田峠から茨川に下り、林道を約1時間駐車地まで歩く。この日は10時間22kmの行程となり、かなりハードだった。車の近くの道でキャンプすることにした。ちょっと冷たかったが、きれいな茶屋川の水で体を清め、テントの中での晩餐となった。今回は、レトルトパックを持ってきた。鍋に少量の水を入れ、いろんなパックを詰め込んで、蓋をして加熱すればOK。最近のレトルトはうまくできていてなかなかおいしい。特にコンビニの惣菜のレトルトパックはお薦めです。こういうキャンプにはうってつけである。10時間山歩きをした後に飲むビールは格別であった。
9月23日: 5時半起床。朝もレトルトパックを加熱して朝食。テントを撤収して、君ヶ畑の方に車で移動する。駐車地点からすぐに、T字尾根の取り付きとなるが、どこから取り付くのがよいか探しながら登った。急傾斜の植林地帯についている作業道を利用して、T字尾根に登りつくことができた。尾根まで上がると、歩きやすい、きれいなブナ林が続いていた。T字尾根のTの交点(P918)を右折し、御池岳へと向かう。最後は急な登りとなるが、テーブルランドに到着。この日は少しガスっていて肌寒い。風を避け岩陰で、昼食休憩。御池岳山頂には行かず、土倉岳方面に下山する。ここは急な下りである。土倉岳からはまた歩きやすい尾根道となる。送電線の鉄塔の下を曲がると、ノタノ坂。そこを下ると、まもなく林道。林道を少し下り、駐車地点へと戻ってきた。2日目の行程は6時間9kmほどであった。
 11月1日~2日に予定している、「錦秋の北鈴鹿」本番では、キャンプ地は、君ヶ畑の駐車地で行うことにして、1日目にT字尾根~御池岳、2日目に茨川~藤原岳コースとする予定だ。そして、2日目の藤原岳コースでは、真の谷の遡行を短くし、西尾根から藤原岳を目指す予定だ。これで2時間ぐらいは短縮できるはずである。
 この時の北鈴鹿では、紅葉は少し始まりかけている樹木もあったが、紅葉はまだまだこれからである。本番の時の紅葉が今から楽しみだ。

Photo Gallary (クリックで拡大)