若狭 耳川うつろ谷

日   程: 2015年8月23日(日)

天   候: 晴れ
参 加 者: Y永・K村・K澤・K口(知人)

アクセス: 守山 樹下神社(滋賀銀行木浜支店の近く) 6時集合⇒現地着7:55

コースタイム:  出発8:17⇒8:32①10m滝⇒9:13トイ状多段斜滝10m⇒9:58⑥8m滝⇒10:34稜線・沢装備解除10:51⇒明王の禿10:55昼食11:22⇒11:35赤坂山⇒11:46粟柄越⇒出発地12:33

耳川うつろ谷ルート図
耳川うつろ谷ルート図

記   録

 今夏7度目の沢登りです。呆れる方も多いのでは。(笑)
最後の集落・松屋から少し入った所で、林道は未舗装になります。駐車地まで約1.5kmです。多少の小技は要りますが乗用車でも大丈夫です。駐車地はせいぜい7~8台の広さです。今日は大阪の団体さん約20名と横浜から来た!学生さん2人がおられました。
 駐車地からすぐに沢に入ります。もっとも堰堤を3つ超えるまでは泥の斜面を登ったりします。15分で最初の滝に着きます。小滝2mを越えると核心の10m滝です。ここは滝つぼに浸かるのを嫌がって滝芯の右を登ると行き詰まるとネットの情報を得ていたため、ためらわずに胸まで浸かります。滝芯の左は容易に登れます。ただし安全を期してここはザイルを出しました。途中、数か所の滝でも「ここは危ない!」と感じたら後続の人にはザイルを出しました。(トップの私はすべてノーザイルですが…)
2段10m滝で団体さんに追いつきました。「大阪府?岳連の講習会?」とかで、2~3本のザイルにプルージックで繋がって登っておられましたが、人と人の間隔が1mの所もあり「これでは意味ないのでは?」と感じました。後を付いていては時間が掛かって仕方がないので、滝の右側を登っておられるときに左側を登って追い越しました。最後の⑥8m滝を越えると、あとは小滝とナメ滝ばかりでしたが、稜線に出る直近まで水は流れていました。
「関西起点 沢登りルート100」という本には「今古川以上の内容が有っておもしろい」と記されていましたが、私は今古川のほうがおもしろいと感じました。特にうつろ谷は約2時間で遡行が終了してしまうので「物足りなさ」を感じました。
(今古川は9:40入渓~14:33雲谷山と約5時間)
また、この本の遡行図は1か所間違っていると思われます。
⑦二俣1:2を左へ進むように記されていますが、実際は右ではないかと思われます。
高度の表記が有れば言い切れますが、実際は我々が⑦二俣1:2を見落とし、次の二俣を⑦と思い込んだのかもしれませんが。今後行かれる方はご注意ください。
 明王の禿から望む琵琶湖の展望は素晴らしく、また下山ルートもとても歩きやすい道でした。短時間で終わるため、初心者の方にもおすすめの沢です。ただし、経験を積んだリーダーと共に入渓し、ザイルは必要です。

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