夏山集中 焼岳

日   程: 2015年7月25日(土)~26日(日)
天   候: 晴れ
参 加 者: Yタ(CL)、Iミ(SL)、Tサ、Sミ、Nキ、Yミ(会計)

アクセス: 7月24日京都駅前から深夜バス乗車。25日早朝「中の湯」下車、焼岳を経て徳沢へ、17時半テント組と合流。26日14時過ぎさわやか信州号で上高地発、19時半京都駅前で解散。
 コースタイム: 中の湯下車 5:10 ⇒ 6:00 中の湯温泉旅館 6:20 ⇒ 6:40登山口 ⇒ 7:50 樹林帯を抜ける ⇒ 10:35 北峰直下 ⇒ 12:25 焼岳小屋 12:35 ⇒ 14:40 田代橋 ⇒ 15:00 バスターミナル ⇒ 16:20 明神館 ⇒ 17:15 徳沢園

総山行時間12時間

記   録


【夏山集中ハイキング部焼岳組奮闘記】


 24日深夜24時10分さわやか信州号に乗り込み一路上高地へ。バスは2台とも満車。25日朝安房トンネルを出て「中の湯」(標高1315m)に到着。焼岳登山の為にここで下車したのは、予想通り、我々6名だけ。
 大きながけ崩れの為、今は温泉旅館も登山口も300m上の「新中の湯」に移転。11曲がり3kmの自動車道を歩く。7曲がり目に移転した「中の湯温泉旅館」があり、ここでトイレを借りる。一人100円。旅館の敷地を抜け登山道を更に登ると、10数台の乗用車が泊っており、ここが登山口。この登山口にはトイレがなく、車組はそこここで”お花つみ”をするため、あたりは大変汚い。
 ネットでもブヨに注意と書きこまれており、全員物々しいスタイルで出発となった。樹林帯を抜けると噴煙を上げる主峰(立ち入り禁止の)南峰(2455m)が見えてきた。他の登山者とともに立ち入りの許されている北峰(2393m)を目指す。しかし、深夜便の為睡眠不足と、照りつける直射日光に体力を奪われ、足を攣るメンバーも出て、大幅に遅れ、予定を1時間オーバーして北峰直下までたどり着いた。参加者の体調と時間のロスを考え、北峰往復は断念し眼下に見える「焼岳小屋」を目指す。
 しかし、前方には雄大な穂高連峰が広がり、新穂高ロープウエーの山頂駅舎らしきものや、西穂山荘もよく見える。また、遠く上高地のあたりも眼下に見える。素晴らしい眺望であった。
 「焼岳小屋」には、昭文社の山岳地図で40分と書かれたコースを2時間近くかけてやっとたどり着いた。ここから田代橋への下山路には10mを超えるほぼ垂直の鉄ばしごもあり、スリル満点。しかし、「焼岳小屋」から以降はほぼ山岳地図のコースタイム通りに歩けた。そのため、15時到着を目指していた「徳沢園」には17時過ぎに到着した。上高地バスセンターで「徳沢園」に2時間遅れの連絡を入れてもらったが、テント場の仲間には連絡を入れず、しかも携帯の電源も全員切っていたため、テント場の仲間からの問い合わせにも答えることができず、ヤキモキさせてしまったことは反省点です。
 しかし、今回は皆本当に疲れました。蜂に刺された人1人、ブヨに刺された人1人は山の診療所で治療を受けましたが、大事に至らなかったことは幸いでした。
 宿泊は井上靖の「氷壁」の舞台の「徳沢園」。山小屋と言うより旅館です。風呂もあり、食事も大変おいしかった。

Photo Gallary (クリックで拡大)