福井 取立山

日   程: 2015年6月13日(土)
天   候: 晴れ
参 加 者: Y森(CL)、N野(救急)、K西(会計)、A部

アクセス: Y森自宅発6:20→取立山 駐車場着9:35
 コースタイム: 9:47取立山P発(標高870m)→10:20滝谷の大滝(880m)10:27→10:37滝谷最終地点(970m)10:46→11:10稜線に出る→11:40こつぶり山山頂(1,264m)11:50→11:55取立平の水芭蕉探勝地(1,230m)12:10→12:35取立山山頂(1,307.2m) 昼食休憩 13:23→13:25取立山三角点(1,305mぐらい)→14:30取立山P着(標高870m) 一周7km 行動時間 4時間40分 累積標高差 約500m

取立山ルート図
取立山ルート図


記   録

 そういえば、夏の取立山には行ったことがない、水芭蕉も見ていないな~。と気がつき、行くことに決定。水芭蕉の花のピークは過ぎているけど一輪でも見られればいいかと出かける。            
 福井北ICを下りたら、そのまま中部縦貫自動車道に繋がっていた。今だけ無料です。なので結構早く現地に着くことができました。夏の駐車場代500円を払います。ピークが過ぎているので車は15台程度です。公衆電話ボックスは、今は登山届ポストとして使われているようです。
 登山届を提出して出発。最初は、左にトラバースぎみに緩やかに進みます。大きな杉林の中も抜けて滝谷沿いに進んでいくと両側には、蕾をつけたコアジサイも可愛く並んでいます。沢沿いに進むので涼しいです。大滝に到着すると一人の女性が釣りをしていて、聞くとイワナ、ヤマメが釣れるとか?滝壺まで下りるととっても涼しい。このあたりは岩場の道、慎重に進みます。滝谷の最終地点を過ぎると谷から離れ、少しづつ暑さを感じるようになってきました。11時10分稜線に出ると向かって左にこつぶり山、右に取立山が見えます。ここから少しの登りをジグザグに登って行くと、登山道上でトカゲが同じくらいの蛇にかまれて2匹がもみ合っている場面に出くわしました。トカゲは動くけど、蛇は絶対に離しません。そんな場面もありましたが、無事に11:40こつぶり山山頂に到着。
 見えた、白山だ~。まだまだ残雪がありますが堂々とした山容です。ここで写真タイムと休憩。さあ、次のお楽しみ、水芭蕉散策です。こつぶり山から50m程下って周回コースになった観賞路に入ります。ロープに沿って行くと奥の方の水芭蕉がまだ少し花を咲かせていてくれました。6月中旬まで咲いているなんて今年は雪が多かったのでしょう。コバイケソウもありました。写真も撮れたし、さあ、山頂に登ってランチにしましょう。その途中に避難小屋がありました。冬に来ると、いつも雪の下です。3~4mは積もっていることになりますね。
 最後の50mを登って取立山山頂に到着。もちろん白山、別山。そして反対側には、法恩寺山、経ケ岳、銀杏峰が。ちょっと天気が良すぎてモヤって見ずらいです。昼食前に山頂標識を入れて記念撮影を済ませる。さあ食事にしようと思っても木陰がない。そんな梅雨時に贅沢なこといいながら、低木の影に隠れてランチです。 
 さて食事も終え下山にかかります。100m程行くと三等三角点がありました。もちろん冬に見ているはずもなく、山頂とは別のところにありました。下山し始めると越前甲も正面に見えます。帰りは一時間程で下山してしまいました。
 初めての夏の取立山だったのですが、意外とお花が多いのに驚きました。花は春の花から夏の花へと移り始めていました。また、水芭蕉のピークが過ぎていたため、人出も少なく静かな山が楽しめ、ゆっくりとした一日を過ごせました。手軽でお勧めの山です。

 

【取立山で見かけた花々】・・・・・ウラジロヨウラク コバイケソウ ササユリ(蕾) タニウツギ イワカガミ
イワウチワ イワハゼ ハタザオ エンレイソウ ニガナ(白花、黄花) ショウジョウバカマ ノギラン 
オオカメノキの花 サワフタギの花、チゴユリ マイズルソウ サンカヨウ(実) タムシバ ヤマボウシ(花?)
ムラサキヤシオ ユキザサ ウワバミソウ コアジサイ ヤグルマソウ ムラサキサギゴケ 水芭蕉 等々


Photo Gallary (クリックで拡大)