奥美濃 湧谷山 山スキー

日   程: 2015年1月12日(月)
天   候: 雪
参 加 者: Y森(CL)、T橋(車)、O氏(SL)、M氏

出   発: 木ノ本IC前P 午前7時
コースタイム: 8:15駐車場 (280m)発 → 8:35ゲレンデトップ(390m) → 10:17丁子山山頂(1,011m)10:21 → 10:53湧谷山山頂(1,079.7m)休憩時間も含む11:35 →(ニシマタ谷滑降) →11:52ニシマタ谷底(880m)(シール貼る)12:05 → 12:40丁子山(1,011m)13:05 → 13:46ゲレンデトップ(390m) → 13:55駐車場着(280m) 行動時間:5時間40分 距離:約6km 累積標高差:約1000m

雪のコンディション:パウダー

記   録:                
 三連休の最終日にOさん、Mさんの参加を得て前々から行きたかった湧谷山の計画をたてる。風邪と聞いていたT橋さん(風邪じゃなかった)も急遽参加でいつもの4人になった。暖冬では雪不足の湧谷山も今年は大雪だから藪も埋まっているだろうと期待は膨らむ一方。ひそかに「パウダーの穴場」と言われていて、うまくいけばひょっとするかもと実行に移す。
 道の駅で登山届けを出して、R303から約1.5K入ると旧遊らんど坂内スキー場がある。昨夜からの降雪で駐車場には20センチの雪。まずは雪降る中、Mさんのラッセルでゲレンデを登って行く。今日は、4人ともファットスキーで私以外は体力万全の方々で安心です。ゲレンデトップから左に杉林を見ながら、雑木林の中を登って行く。夏山でここに来た時は、薮々の記憶があるのですが、今日は、全く気になりません。木々の間もまずまずあります。天気予報通り、雪はどんどん降ってきます。時折、吹雪となり、前をゆく3人の姿を隠します。寒~い。手先や頬が痛い。でも逆に雲が薄くなり太陽もうっすら望める時もありました。いつの間にか尾根に乗りブナ林の中を登って行きます。気がつけば休憩ほとんどなしで丁子山山頂に到着。700m登りっぱなしでした。ここで水分補給をしていたら、少し雪が止み湧谷山が見えるようになってきました。ここで進路を北西にとります。少し下ってから緩やかな登りとなります。そして最後は、ちょっと登って雪庇崩しをおこなってなんとか乗り越えて10時53分湧谷山山頂に到着。
 夏に来た時より山頂は広いように思えるのは木々の葉が落ちているせいでしょうか?少し陽がさすと遠くの山々も見えてきました。本当は琵琶湖から福井県境の山々や、金糞岳なども見える展望の良い山のようですが、特定できたのは、蕎麦粒山だけ、形が尖っているのでわかりやすいです。山頂直下で風をさけて休憩します。ここは丁度ニシマタ谷の入り口。ここがパウダーの穴場か?このチャンスは二度とないかもと滑ることにします。T橋さんは慎重に少しトラバースぎみに滑り、雪の様子を観察。そして全員で滑ります。3人さんは雪煙あげて滑降、腰まで埋まるパウダーに満足のようです。私は、恐々スロースロー滑ります。うん、パウダー。いい感じです。でも凄く雪が深く止まると板が沈み、上げようとするとやっぱり重いです。転倒禁物。200m程ニシマタ谷を楽しんで、シールを貼り登り返します。今度は、北東尾根を丁子山に向けての登り返しです。雪も漸く止むようになってきました。丁子山で休憩、展望も効くようになり、貝月山、ブンゲン、金糞岳等、つかの間の山座同定を楽しんだ後、ここからもまだまだ滑ります。ブナ林の尾根は意外に広くゲレンデ直前まで雪煙あげながら滑降。皆さんの滑りは、素晴らしいです。最後のゲレンデはかなりの重い雪になっていて私は、苦しかった(>_<)。14時前に駐車場に戻ってきました。
 帰りの道の駅からは、丁子山、湧谷山、そしてその尾根も見えるので写真を撮って楽しかった山スキーを終えました。思ってた以上に上出来の山でした。雪はパウダーで、尾根も長く眺望も良い。近場で楽しめる山が一つ増えました。ただ、暖冬には、めっちゃ弱い山です。皆様、ラッセルありがとうございました。


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