日 程: 2014年12月14日(日)
天 候: 曇り
参 加 者: T田(CL)、K西(SL)、B場、M内、Y田、A部、K村(記録)
コースタイム: 8:35JR蓬莱駅8:50 … 10:00薬師滝10:10 … 小女郎峠11:50 … 11:55小女郎ヶ池(昼食休憩)12:40 … 14:10薬師滝 … 15:00蓬莱駅 … 15:05反省会16:20
記 録:
8時35分JR蓬莱駅に参加者7名が集合。青空の下、駅から今日登る小女郎峠を仰ぎ見ることができた。比良山系の山々の上にだけ雲がかかり、山頂付近は冠雪の様子が見られた。
雪景色を期待しながら、8:50蓬莱駅を出発した。高低差1000mの小女郎谷をひたすら進み、小女郎峠まで登るというコースである。
麓の集落の辺りから、1匹の犬がついてきた。我々と一緒に歩くのを楽しむように、前になり後になりしながらついてきた。結局、この犬は小女郎峠まで一緒に登ってきた。
途中、綺麗な「つらら」ができているところがあった。なかなかの見応えがあった。
舗装された道が堰堤に突き当り、登山道の入口となるところまでは、約1時間ほどかかった。
その登山口から、10分ほど歩くと薬師滝に到着。滝壺の方に降りてしばし滝を観賞。
沢を何度か渡渉しながら、谷道を登っていくと、高度800m辺りから、地表はうっすら雪に覆われてきた。凍てついていることはないので、登山靴のままで登れる。途中2か所ほど、斜面が崩れていて、注意を要するトラバース箇所があった。急斜面にはジグザグに道が付けられていて歩きやすく、特に難所と思えるような所はなかった。
小女郎峠が近づいてきて、視界が開けてきた。木々の枝には霧氷が付いていた。振り返ると琵琶湖が見える。比良山系ならではの、なかなかの絶景である。
峠付近の積雪は5cmほどで、周辺の木々の枝には霧氷が付いていた。小女郎ヶ池は全面結氷していて、まさに冬景色。小女郎ヶ池は今までに何度か訪れたことがるが、この時期に来たのは初めてで、新鮮な思いでこの景観を楽しんだ。池のそばの風当たりの少ない場所を選んで、昼食休憩。いい景観の中での昼食、これがまたうれしいひと時である。
下山時には、アイゼンが必要と判断し、全員が装着。久しぶりのアイゼン装着とあって、装着時のトラブルや、下山中に爪がひっかかって転倒という場面もあったが、アイゼンの感覚を養ういいトレーニングになったのではないかと思う。
2時間20分ほどかかって、蓬莱駅まで無事下山。
駅近くの店に立ち寄り、この日の山行の反省と、今後の予定についての話し合いを入念に行った。
1月にテント泊でこの小女郎ヶ池にまた行こうという話がまとまった。
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