日 程: 2014年11月16日(日)
天 候: 曇りのち晴れ
参 加 者:N坂さん、Y森さん、M宅さん、T橋
コースタイム:生杉ルネサンスセンター7:25ー(車)ーナベクボ峠登山口P7:37-原生林登山口8:05-三国峠8:45/55ーP803 10:00-おにゅう峠11:46/12:00-根来坂峠12:15-百里ケ岳13:02/13:50-百里ケ岳県道登山口15:26-小入谷BS15:35-生杉ルネサンスセンター15:50
記 録:
高島トレイル4回目は、紅葉の時期に生杉から三国峠〜百里ケ岳〜小入谷〜生杉の周回コース。各山頂部の紅葉は終わってましたが、中腹は真っ盛り。生杉から林道を車でナベクボ峠登山口近くの駐車場まで移動。ここから先は工事のため通行止め。林道を生杉原生林へ歩き出します。原生林の入り口は10年以上前に来て以来で、見覚えのある趣のある景色です。原生林の中の遊歩道に入る。様々な木々が少しずつ色を変えて紅葉し、素晴らしい光景です。遊歩道から離れると急登となり、しばらく頑張ると尾根に登り、エゾユズリハの緑の葉の中を進むと地蔵峠への道を分け、長池がある平坦部横の小山に登ると、三国峠到着。
山頂からは遠く百里ケ岳や林道小入谷線、よく目を凝らすと山々の向こうに伊吹山の姿も。この先は長いので山頂を後にし、トレイルを進む。落ち葉の積もった山道と色づいた木々の彩りはとってもいい。ナベクボ峠を越えて803ピークへ。
ほとんど登山者に出会うことのない静かなトレイルを北に歩を進めます。基本的に左手福井側は広葉樹、ブナ原生林が残り、右手滋賀側には植林帯や二次林が多いという印象です。ピーク803を越えたあたりのオクスゲノ池周辺はとっもいい雰囲気です。秋の味覚ナメコを収穫するのも今回の大きな目的です。予想よりは少なめでしたが、あちこちで見つけることができ、家に帰ってからおいしくいただきました。ごちそう様。△659辺りの平坦になったところは木々がさまざまに色づき、素敵な場所でした。
このあと、MTBの縦走4人パーティーに出会ってびっくり。はるか10年以上前に県内の山々をMTBを担いだ頃を思い出しました。
ようやく12時前におにゅう峠に到着。同じ「おにゅう」でも滋賀側は小入と福井側は遠敷と記すようです。峠にはたくさんの車が駐車され、おそらく百里ケ岳に登山している様子。峠からは紅葉した山々の向こうに日本海や島が見えます。林道の福井側は通行止めになっていました。少しだけ林道を朽木側へくだってから尾根の山道に戻り少し登ると、さらに日本海が遠くに臨め、オオミズナギドリの冠島らしきものも。行き手左には百里ケ岳がようやく大きく姿を現してくれました。
百里ケ岳に登るときに、20人近くの2つのパーティーが下山するのとすれ違う。そのせいか、13時過ぎについた山頂には誰もいなくて、ゆっくりできました。風もなく、晩秋の山を満喫。今年6月に登った時はガスで「百里」の名のとおりの展望は全然ダメでしたが、今回は良かったです。ラーメンとドライゼロでの乾杯!
山頂から少し下って分岐から百里新道の下山にかかる。今年6月に下った南谷への分岐を過ぎると緩やかな雑木林の下りとなる。色づきも鮮やかで、紅葉を愛でつつ、でも目は執拗にナラの枯れ木+ナメコを追い求めてます。そして最後に見つけた一本。結構いいやつをいただけました。山の恵みに感謝です。百里新道はいったん県道の登山口にでますが、そこからの車道はくねくね距離があるので、再度山道に戻り、小入谷のBSまで下山、あとは舗装道を生杉まで戻りました。
Photo Gallary (クリックで拡大)